2023年 エプソムカップ レース展望

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6/10新馬戦調教評価

函館スプリントSレース展望

展望

 東京3回開催Cコース替わりとなって4日目となる。使っていく内に馬場は前残りから外差しに変化していくものだが、しっかりとレースを振り返って現状をしっかり把握していくこととする。

6/10(土)東京芝傾向

・東京4R芝1800m:スロー/時計やや遅い 内を立ち回った3頭での決着。
・東京5R芝1600m:スロー/時計やや速い 道中で内を運んだ馬の好走。
・東京8R芝1600m:ハイ/時計標準    先行した馬での決着。
・東京10R芝1600m:スロー/時計遅い    先行した馬で1,3着。低レベル?
・東京11R芝2400m:ミドル/時計かなり速い  ペース流れて差し届く。

まとめ:メンバーレベルに左右されるが時計は標準~速い状況か。
    ペースが流れれば差し届くが、内を立ち回った先行馬好走目立つ。
    レース上がり最速馬(1,3,0,1/5)と上がりを使える馬の好走が多い。


ジャスティンカフェ

上がりが使えるタイプ。高速馬場対応可能。道悪より良馬場の方が良さそう。同舞台の昨年毎日王冠2着。Hペースよりミドルからスローでのレースが向いている。
今回のメンバーを見渡してこれまで戦ってきたメンバーレベルは1枚上。
良馬場で開催できるようであれば人気となっても評価しないといけない1頭。

インダストリア

上がり勝負より立ち回りで勝負の馬で中山芝コースで3勝を挙げている。
時計の速い決着は若干厳しく、時計が掛かる決着の方が良さそう。
前走負かしたジャスティンカフェとは斤量差が2キロあったが、
今回はジャスティンカフェの方が1キロ軽くなるのが注目。

レインフロムヘヴン

後方から上がりを使うタイプではなく、先行して押し切る競馬の方が良いか。好走している際は速い時計での決着に対応はできているが、ここまで2000m以上のレースの出走が多く、スピードが求められる1800mへの対応がカギとなる。人気になるようであれば危険な馬として扱っても良いだろう。

マテンロウスカイ

安定した先行力が武器。上がりを使うタイプではない。
前走は前々で運んだ馬同士での決着で馬場バイアスの恩恵はあった可能性あり。単騎で逃げて展開が嵌れば馬券内はなるか。ただ馬柱が綺麗なため実力以上に人気するかも。

エアロロノア

マイルを中心に使ってきている馬で上がりは使えるタイプ。
ペースが流れると末脚が使えないので、スローの展開の方が良い。
位置が取れず、上がりもこの馬より使える馬がいるため相手候補の1頭と考えた方が良さそう。

ガロアクリーク

昨年のエプソムカップ2着馬。好走している際は外を回して伸びてきているケースが多く、馬群での競馬は苦手かもしれない。1年ぶりのレースとなるため仕上がりがどの程度かは判断できないが、昨年の勝ち馬ノースブリッジはその後にAJCCを制覇しているようにメンバーレベルは低くなかった。穴に一考。

フィアスプライド

上がりを使えるタイプだがHペースだと脚が削がれてしまう。スローからの上がり勝負での好走が多い。今回もペースが落ち着くようであれば狙っても。タフな状況になりそうであれば厳しいか。

ヤマニンサンバ

長期休養明け。前走は故障した馬による不利にあっていて不完全燃焼であった。昨年のエプソムカップでは道悪だった影響もあり上がりを使えずの敗戦。長期休養明けに目を瞑れば条件戦時代にその後のG2馬イズジョーノキセキに先着するなど力はある。
本馬の上がり性能は上位馬と遜色がないだろう。穴に一考。

エアファンディタ

良馬場での好走が目立ち道悪が苦手なタイプ。
Hペースでの好走歴がなく、スローからの上がり勝負が得意。

ルージュエヴァイユ

上がりを使えるタイプではあるが、持ち時計がある訳ではない。
時計のかかる状況となれば面白いかもしれないが高速決着であれば嫌いたい1頭。

まとめ

 明日の東京の天候次第で切り口がいくらでも変わってしまうレースであるか考えているが、良馬場開催であれば軸は間違いなくジャスティンカフェで良いだろう。この馬を負かせる馬がいるかどうか。いなければ相手となる馬はどの馬か考えていくのが正攻法と言える。
 同コース論でも紹介しているように東京芝1800mは展開云々より能力のある馬を正しく評価してあげることが必要である。
 明日の馬場状況を考えて最終見解はTwitterで発表するため是非参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

文責:はまの

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