2023年 青葉賞 注目血統

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青葉賞の注目血統について触れたいと思います。
日曜日に行われる天皇賞(春)に関しても記事を書いています。
ぜひご覧ください。

東京芝2400mコース解説

当コースの解説はこちらをご覧ください。
コース解説にも力を入れていますので、是非参考までに。

各馬考察コメント

レース戦歴による各馬の考察はこちらをご覧ください。
血統の要素は考慮していないものです。


注目血統

1. トニービン

府中 × トニービンの親和性の高さは言わずもがなかもしれません。3歳戦の中で青葉賞は2400mと距離が長い条件設定です。その分スタミナが必要ですし、前哨戦ということもあって道中のペースが緩みやすいので欧州血統が力を発揮しやすいです。となるとやはり、トニービンの出番ですね。

青葉賞におけるトニービン持ち馬の好走歴
2022年 6人気3着 エターナルビクトリ (父ルーラーシップ)
2021年 3人気1着 ワンダフルタウン  (父ルーラーシップ)
2021年 1人気2着 キングストンボーイ (父ドゥラメンテ)
2019年 5人気1着 リオンリオン    (父ルーラーシップ)
2019年 1人気2着 ランフォザローゼス (母母父トニービン)
2019年 3人気3着 ピースワンパラディ (父ジャングルポケット)
2018年 6人気1着 ゴーフォザサミット (父ハーツクライ)
2017年 1人気1着 アドミラブル    (母母父トニービン)
2015年 5人気3着 ヴェラヴァルスター (父ハーツクライ)

2. Sadler's Wells

トニービンと同様の理由で青葉賞で狙いやすい血統はSadler's Wellsです。2400mという条件に耐えられるだけのスタミナを担保しつつ、欧州血統が活きるレースだからということです。だからこそ逆にダービーではノイズになりやすい血統ですが…。

青葉賞におけるSadler's Wells持ち馬の好走歴
2020年 3人気1着 オーソリティ    (父エピファネイア)
2017年 1人気1着 アドミラブル    (母母母父Sadler's Wells)
2017年 4人気2着 ベストアプローチ  (父New Approach)
2017年 8人気3着 アドマイヤウイナー (父ワークフォース)
2016年 4人気1着 ヴァンキッシュラン (母父Galileo)
2015年 4人気2着 タンタアレグリア  (母母父Stagecraft)

Sadler's Wellsは1981年に生まれ、現在は様々な系統が発展しています。
今年の出走馬ティムールは母母父にSadler' Wells系のEl Pradoを持ちますが、この系統は米国で発展した異色の系統なので、除外して考えたいです。


血統注目馬

スキルヴィング

父キタサンブラック(Tサンデー系)
母父シンボリクリスエス(ロベルト系)
母母父アドマイヤベガ(Tサンデー系)
間違いなく抜けた一番人気ですが、この馬を評価することになります。父キタサンブラックにソニンク牝系を合わせた馬です。キタサンブラックはある意味ディープ後継とも言えるような特徴を持つ種牡馬。シンボリクリスエスはオーソリティが勝ったように相性はいいですし、母父に入ることでスビードを補完します。母母父アドマイヤベガはサンデーサイレンス × ベガなので、注目血統に挙げたトニービンを持ちます。パワーに寄りがちながらクラシックから活躍できる牝系ですし、血統としては嫌う要素が少ないです。馬券を購入するかはともかく、それ相応の評価は必要でしょう。


以上で、青葉賞の注目血統の紹介を終わります。
重賞予想の助けとなりましたら幸いです。



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