朝8時までの習慣で人生は9割変わる

 朝活本を探していて、市川清太郎著『朝8時までの習慣で人生は9割変わる』という本を手に取った。そして今日、早速いつもより20分早く起きてみた。本当は30分早く起きる予定だったのだけれど、10分間ベッドの中でグダグダと、ね。参考になった部分をメモしたので、こちらに記録しておこうと思う。

 この本に書いてあったのは「まずは早起きするだけでいい」ということ。最初は30分早く起きるだけでいい。気楽に考えて、今できることをすることが大切なのだ、と。できないことは考えなくていい。そして、成功(社会的に)するための秘訣はいかにズラすかである。「ズラす」というのはいかに他人との差別化を図るかということ。その一番簡単な方法が早起き。そしてこの「ズラす」、大きくズラすのではなく、小さくズラす。日本一高い山の「富士山」と二番目に高い山の「北岳」、標高は数百メートルしか変わらないのに知名度は雲泥の差だという例にひどく納得してしまう。確かに成功者というのは、ぶっ飛んだ人というよりも人と少しだけ違う人の方が多い気がする。

 ズラすことが目的ならば、別に朝にこだわらなくてもいいんじゃないか?なぜ朝が重要なのかというと、朝の時間が最も効率が良いからなのだそうだ。効率が良いというのは、人間は寝ている間に前日の経験や勉強したことを脳の中で整理しているから、という理由らしい。つまり朝は脳が一番リフレッシュしている時間帯なのだ。ただ、早起きすれば成功できるという訳ではもちろんなく、早起きで作った時間をどのように活用するかが重要になってくる。

 なぜ朝が重要なのかはわかった。では実際に早起きを習慣化させるためにはどのようにしたら良いのか。3つのポイントが書かれていた。

①日の出の時間が早い春や夏に早起きの習慣を身につけてしまう
②「朝食を欠かさない」「深夜の食事を避ける」「できる限り規則正しい時間に食事をする」
③ワクワクするような明確な目標(具体的かつ、期限を決める)を持つ

 こうして作った時間をどのように使っていけば良いのか、とういうことも書かれていた。この時間を有効に活用するためのキーワードは「集中」だ。そして、集中力を高めるための何らかのルーティーンを持つと良いのだそう。好きな音楽を聴くでも良いし、お相撲さんのように顔をパンパンするでも良い。著者の市川さんはラジオ体操をしているのだそうだ。

①ルーティーン
②ジョブ(単純作業)2〜3分 頭を使わないことが大切。塗り絵でも良い。
③ワーク 本を読んで勉強したり、アウトプットしたり。

 著者はやることは事前に決めず、朝起きてその日にやりたいことをやるのだそう。そして、温かいコーヒーや紅茶を飲むことをお勧めしている。時間を絶対に延長しないこと。本業を持ち込まないこと。そうそう、イチローさんの言葉が載っていたのですがグッときた。「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道だなと感じています」本当に努力の人。

 2章以降は副業について書かれているので、わたしには1章だけで十分だった。

 ちなみに今日のわたしの朝活。

5:40 起床 トイレ、洗顔、コンタクトを入れる
5:50 お湯を沸かす、ラジオ体操第一、コーヒーを淹れる、塗り絵、ノートに昨日の感謝を書く

 ここで時間終了ー!朝の20分って早すぎませんか。不完全燃焼感いっぱいだったけれど、「時間を延長しない」を守って通常業務に。そして、朝活の効果はここからでした!いつもと同じ時間から支度を始めたはずなのに、時間に余裕がある。トイレや洗顔やコンタクトを入れる10分が短縮されたというのが大きな理由でしょう。普段朝食はトーストだけなんて日が多いのですが(幼稚園児の子供がいるのに、これはひどいですよね。でも息子は少食な上にお米があまり好きではないので、という言い訳。笑)今日はレタスちぎって目玉焼きも焼いてみました。更に、まだ時間に余裕があったのでアイロンがけもいつもはその日の分をするのがやっとですが、2日分できました!

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