第3回べあー杯 振り返り(チーム パワー)

1.はじめに

初めまして、Regardです。
BPL S2 team SILKHATのData Analystを務めさせていただいております。
今回はbeatmania IIDXで初の大会参加をさせていただきましたので準備期間から大会までを簡単に振り返っていけたらと思います!

ちなみに、本記事を書くためだけにnoteに登録した程度には文章を書くことに慣れておりません…稚拙な文章になっているかもしれませんが温かい目で見ていただければ幸いです。

第3回 べあー杯の大会概要については主催のべあー様(@abear_HiA)の記事を参照していただければと思います。

beatmania IIDX 大会 東京レジャーランド秋葉原1号店 第3回 べあー杯 大会について | べあー
https://note.com/abear_iidx/n/nb02371ec2048

配信アーカイブはこちら↓


2.自チーム紹介(チーム パワー)

チームメンバーはZEXX(ぜっくす)くん、FOHTE(ふぉーて)さん、Regard(りがーど)の3名です。

ZEXX選手は鍵盤地力が高く固定オプション等も得意な安定感のあるプレイヤーです。曲の知識も豊富で頼りになるチームリーダーです。
FOHTE選手はチームで唯一スクラッチが得意かつ隙の少ない頼れる漢です。
チーム結成の際に初めましてをしたのですがすぐに打ち解けました!

小話ですが、実は同じチームメンバーで第2回べあー杯に応募した結果落選しており、第3回べあー杯も同じチームで出るぞ!と意気込んでいる間にBPLS2のteam SILKHATに所属させていただく事になるという怒涛の数か月間でした…

3.テーマ抽選~大会練習

↓チーム発表+テーマ抽選のアーカイブはこちら

この配信は東京レジャーランド秋葉原店様で各チームの紹介をニコニコしながら視聴していたのですが、帰りの電車でテーマ抽選を見て真顔になってしまいました。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

☆12が選曲できるBブロックを選ぼうと思ったら癖要素まみれになっていた図

このテーマ抽選結果を見た直後にチームメンバーと会話をし、チームEとチームFを希望して☆12 NOTESでぶちかますつもりでいましたが、結局抽選全負けでチームD(SOF-LAN、SCRATCHが2個ずつ)配属となり頭を抱えることになります…

オーダーや作戦会議などはチームリーダーのぜっくすくん(@Zexx_v)が言及してるので是非見てください!

第3回べあー杯振り返り | Zexx
https://note.com/zexx_iidx/n/n2b325505627a

大会練習についてですが、本業やBPL関連イベントなどであまり時間が取れなかったこともあり課題曲の練習はほどほどに本番力を鍛えることに集中しました。
具体的に下記2点を重点的にやっていました。

・アップで指の急速解凍をする練習
元々立ち上がりの遅いプレイヤーだったのでこれはかなり苦労しました。
以前は本調子が出てくるまで休憩なしで5クレくらい要していたのですが、
ゲームセンター到着後にSTANDARDで☆10→☆11→軽めの☆12→重めの☆12と選曲することで大会前には1クレ目にVerflucht(SPL)が4550~4600程度出せるようになりました。脱力最高。(パワーは?)

・時間をおいて再度プレーしたときにパフォーマンスを落とさない練習
普段は空いているゲームセンターで連続でプレーすることが多く、プレーが途切れた瞬間1クレ目の1曲目並に指が冷えてしまっていたので大会に向いてないな…と思っていました。
これを対策するために上記の急速解凍を待ち時間が発生するたびに行い、ある程度のパフォーマンスは維持できるようになりました。(20~30分以上間隔が空くとやっぱり冷えちゃいますが)

各曲の対策などについては対戦カードを交えて書いていきたいと思います。

4.予選Bブロック第1試合  vs 出張!上野動物園

いきなり優勝候補のチームと当たるんか~い

オーダーについては事前に対戦相手のスコア収集をした際に立てた予想と完全に一致していました。

先鋒SOF-LAN
 vs *WOOL*
自選曲 era (nostal mix)
他選曲 Voltage(feat. Hidemaru)

大会初参加初戦かつあまり得意でない分野で完全格上マッチだったので正直震えてました。

自選のエラノスはINFINITASで練習中MAX-40前後で安定していたのでACでほぼ練習せずに投げました。が、初めての本番環境で少し緊張して目線が泳いでしまい当たり譜面にもかかわらずMAX-86で終了。
*WOOL*選手は冷静にギアチェンしており低速で差をつけられてしまいました。流石です。
↓コソ練の成果見せれず。残念;;

他選のVoltageですが、停止位置は覚えていましたが停止後のリズムは全く覚えておらずFASTを量産してしまい停止でついた点差そのままで終了。
*WOOL*選手、やったことない曲とか言って投げてきたのに停止対応してフルコンしてるのずる過ぎませんか❓

中堅戦(CHARGE)ではチームリーダーのZEXX選手が2年連続ドラフト候補者という実力を持つ9MARY0選手相手に他選を刺し合い2pt獲得。
この2ptが後々響いてきます。頼れるチームリーダーです。

大将戦(SCRATCH)はFOHTE選手とRIN選手で2タテされてしまい厳しい滑り出しとなりました。FOHTE選手、Lords Of The Roundtableの長い連皿ほぼ全ピカで上手かったのに…この飼育員(RIN選手)どうにかしてください。

5.予選Bブロック第3試合  vs gradation

BPLS2のData Analyst対決ならず(YAKAN vs REGARD)

オーダーについては事前に対戦相手のスコア収集をした際に立てた予想と完全に一致していましたPart2。

先鋒(PEAK)ではZEXX選手vsKRAG20選手、
中堅SCRATCHではFOHTE選手vsYAKAN選手がそれぞれ自選を守り切り五分五分の状態で大将戦へ。
予選では勝ち点が同点だった場合サドンデスは行われず、今までの試合の獲得ptが多いほうが準決勝進出となります。
そのためBブロック予選第1試合でZEXX選手が取った2ptのおかげで本試合は引き分け以上の場合勝ち上がりとなります。ありがとう頼れるリーダー。
とは言え大会準備の話し合いの時点で大将SOF-LANは2タテしてくれ!と言われていたのでやるしかないなと思ってました。

大将SOF-LAN
 vs HITA*
自選曲 二人ノ廃城幽踊宴
他選曲 桜

この試合は予選通過最後のチャンスとなるので本命中の本命でした。
大将でHITA*選手が出てくるのは予想していたので、スコアデータを収集して☆12のソフラン課題曲全曲埋めて全勝するくらい対策を徹底しました。

まず1曲目は他選曲の桜ですが、曲が始まった瞬間「これはまずい」と思ってました。
というのも指が冷えている状態でのガチ押しが極端に苦手かつ緊張のせいか指がべたついていてボタンと皿の指離れがかなり悪かった為です。
案の定序盤の簡単なところでボロボロこぼしソフラン時点で20点差ほどついてしまい正直諦めムードでした…結果27点差で敗北。流石の自選曲でした。
ただ、アーカイブを見たところ巻き返しのチャンスは全然あったので、落ち着いてしっかり引き付けて押せばよかったと後悔。

2曲目 自選曲の二人ノ廃城幽踊宴ですが、この時点で緊張はほぼ解けており普段通りのプレイができるようになっていました。
開幕少し失敗してしまいましたがギアチェンが成功しコンボも繋がっていたので「フルコンして観客沸かせたろ!」くらいに思ってました。(ラストの右手の配置がきつくて普通にコンボ切りました)
結果自選を守り切ることができ、準決勝進出となりました。

ちなみに、他の自選候補は下記でした。
・音楽
→ギアチェン事故を起こしたことがなく、
 どんな配置でも2750~2770(AAA+3桁)くらい安定していた為
・JOMANDA
→自己ベストが200点差ほどついており、
 ソフラン以外の地力部分で有利を取れると思った為

他選の予想は下記でした。
・POSSESSION
 自己べの差が最も少なく事故が起こりにくい曲の為
・桜
 自己べとの差が少なく、
 HITA*選手がガチ押しを練習しているのを見ていた為

ちなみに一番投げられて嫌なのは桜でした。ダメです。

6.準決勝 vs べじたぶる俱楽部

予選Aブロック1位通過の強豪チームが相手

事前の打ち合わせでもし準決勝進出したら☆12の鍵盤曲で暴れてこい!と言われていたので大将戦に出ることに。
対戦カードが発表された時点でRAITO.選手相手に他選を取るのは不可能と悟り、自選を確実に守りつつ先鋒中堅どちらかで2タテしてもらう作戦でした。
先鋒ではZEXX選手vsX-JIN選手が数点差の僅差で自選を取り合い、
中堅でもFOHTE選手vsHIDEKA選手がそれぞれ自選を守り切りvs gradationに続きまた五分五分の状態で大将戦へ。

大将FREE
 vs RAITO.
自選曲 EROICA
他選曲 Lords Of The Roundtable

正直、テーマ制限がなくなって以降は皿曲が飛んでくることは読めてました。たすけて。
1曲目は他選のLords Of The Roundtableですが、直前の練習で皿の重さ設定を一番軽くしていたのを直し忘れて放送事故が起きますw
曲が始まった瞬間から普段の押し引きで皿を回せず「いつ設定直そう…」とパニック状態になっておりまともに譜面が捌けませんでした。

プレー中に皿の感度を変えてゲージ空になる2秒前

いざ曲が終わってみればRAITO.選手は3000点手前の自己ベストを叩き出していました。いや対策して万全の状態でやっても勝てないじゃん!!!
流石の自選と本番力です。完敗。

2曲目のEROICAですが、選曲理由は単純に得意だからです。
以前PREMIUM FREEモードで4連奏した時のスコア平均が3880(MAX-200前後)とかなり安定しており、ランダムが外れても格上相手に刺せる自信がありました。
本番では中盤に多く失点してしまい点差をつめられ少し焦りましたが24分のラッシュで稼ぎ自選を守ることができました。

この時点で獲得ポイントは6pt-6ptでサドンデスへ。

サドンデス(大将FREE)
 vs RAITO.
自選曲 Mare Nectaris
他選曲 Snake Stick

ここでも皿曲が飛んでくることは読めてました。たすけて。
1曲目のSnake Stickですが、皿曲の中では比較的対策出来ている部類(AAA+FC済)だったので、勝機は薄いにしろ恥ずかしくないプレーが出来ればなと思っていました。
いざ始まってみると本番環境ということもありかなりFASTが先行して(皿地帯突入時点でFAST60 SLOW8)最終的には140点ほど離されてしまいました。
リザルト画面を見るとRAITO.選手また自己べ付近出してました。本番強すぎます…

2曲目のMare NectarisはFREEで投げる機会があれば投げようと思っていました。みんな大好きだと思うので。

アップ中も外れ配置でAAA寸前出ていたので投げても良いと判断。

本番ではランダム譜面が当たっており、序盤を抜けブレイクに突入した時点で「これはAAA出るな、なんなら3770くらい出そうだな」くらいに思ってました。
結果的には中盤とラストで大コケしてAAA-17点に着地。AAA出したら盛り上がってそうだったなぁ…
とはいえ一発勝負で3700↑が出せたので満足です。

大将サドンデスでも決まらず中堅サドンデスに突入しましたが、ここでFOHTE選手が他選で自己ベストを大幅更新し2タテ!イケメン!!
なんと決勝戦に進出してしまいました(想定外すぎて困惑してました)

ちなみに他の自選候補は下記でした。
・Go Ahead!!
→自己べが二桁落ちで、縦連(正規の4鍵と5鍵)が片側に寄っても
 MAXマイナス表記が安定していた為
・Chrono Diver -PENDULUMs-
→直前のアップで4303点+FCしており
 大会でFCしたら盛り上がりそうだった為

パーフェクト取れそう

7.決勝戦 vs 出張!上野動物園

予選でボコボコにされた優勝候補と再戦することに

直前までオーダーに悩み、対戦相手が決まった時頭を抱えてました。
というのもFREE枠で9MARY0選手が出てくる読みで組んだ為です。
9MARY0選手が相手だった場合プレイスタイルが似ているのでお互い2タテする可能性がありましたが、RIN選手が相手に来てしまったので自選の取り合いになる可能性がかなり高くなってしまいました。

第1試合のZEXX選手vs*WOOL*選手は2曲とも数点差の激熱勝負で*WOOL*選手が2タテ。ドラフト候補者、流石の安定感でした。
第2試合のFOHTE選手vsRIN選手はFOHTE選手が自選のJackを1点差で守ってみんなで大声出してました。
他選は守られてしまいここは引き分けで自分の出番へ。

第3試合(LEVEL11 FREE)
 vs *WOOL*
自選曲 Snow Goose
他選曲 Linus

正直ここまで来れると思っていなかったので完全に無対策でした。
自選は当日指が走りがちだったので高BPMの曲から選びましたがこの選曲が功を奏したのか自己ベストのMAX-26を叩き出し自選を取ることが出来ました。

ここの23トリルをとっさに崩せて偉い

他選のLinusですが、大昔にpop'n musicで触ったのと5年以上前にIIDXで触ったきりで微妙にソフランするくらいしか覚えていませんでした…
FASTをまき散らしながらも無難な点数を出すことが出来ましたが、隣を見ると*WOOL*選手がMAX-22を叩き出していました。いや勝てんて。上手すぎます。
第5試合のvsRINさんでは2タテすることが不可能に近いと感じていたのでここで2タテすることが出来なかった事でかなり厳しい状況になってしまいました。

第4試合のFOHTE選手vs9MARY0選手はお互いの武器をぶつけ合い引き分けとなり、この時点での獲得ポイントは4-6。

第5試合を2タテしないと負けが確定という場面になりRIN選手に「皿はだめ!だめだから!」と言ってました。「ごめんなさい」って言われました。コラ!

第5試合(FREE)
 vs RIN
自選曲 Chrono Diver -PENDULUMs-
他選曲 Plan 8

ここでも皿曲が飛んでくることは読めてました。たすけて。(また?)
自選のChrono Diver -PENDULUMs-は前述の通りアップで4300↑+FC出来ていたので投げました。
しかし長丁場で疲労が溜まっている状態かつ白鍵が1256という1048式運指からしたら地獄のような外れ譜面を引いてしまい前半終了時点で点差がなくかなり焦りました。
ただし後半しっかり押し切り自選は何とか守ることが出来ました。

大外れだったけどここだけ上手くいきました

ちなみに直前まではConfiserieを投げようと思ってました。
理由は直前までは3500↑+FCが安定していて小指皿のRIN選手相手に有利を取れそうだったためです。

他選のPlan 8ですが、これも皿曲の中では比較的対策出来ている部類(AAA+FC済)だったのですが、曲が始まるともう回せない光らない。開幕の皿地帯が終わった時点で50点差つけられてしまいました。
鍵盤地帯でも点差縮まることなく、終わってみれば200点差以上つけられていました。この飼育員(RIN選手)どうにかしてください。

最終結果は以下の通りで、チーム「出張!上野動物園」が優勝、チーム「パワー」は準優勝となりました。GG!!

8.最後に

3000文字くらいで手短に書こうと思っていたのに倍以上に膨れてしまいました…何故…
正直、初の大会参加で決勝戦まで辿り着くことが出来たのはびっくりでした。心強いチームメンバのみんなありがとう!
チーム「出張!上野動物園」の皆さん、優勝おめでとうございます!

そして大会主催のべあーさん、解説のうなむねさん、まささん、運営スタッフのみつさん、じゃくしゃさん、ぷすさん、レジャーランドスタッフの皆さんとべあー杯開催の支援をしていただきました42名の皆さん、本当にありがとうございました。

今後はBPLS2の活動がメインとなり大会参加などの予定はありませんが、またこのような場で皆さんに会えたら良いなと思っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

PS.ここまで読んでいただいた方は気付いているかもしれませんが、他選の勝率は0%でした…尖りに尖った武器も勿論磨きつつ、苦手にも取り組んでいけたらと思います!ではでは…

チーム パワーのみんな、お疲れ様!!

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