レクサスLBXのフロアマットをFJクラフトにしたら7万円も節約できた話
「レクサス純正 LBX用フロアマット 90,200円」。
LBXでレクサスデビューをした私は、レクサス純正フロアマットの価格の高さに驚愕しました。そのお値段、9万200円。レクサスの洗礼を受けた気分でした。
レクサスといえば高級ブランドですから少しくらい価格が高くてもブランド料として理解はできます。しかしフロアマットが9万円というのはいくらなんでも高過ぎます。どうせ汚れたり傷ついたりしてしまうものに、そこまでお金をかける必要があるとは思えませんでした。
かといってフロアマットを敷かないわけにもいきません。汚れた靴でLBXに足を乗せるだなんてとんでもない。雨の日、濡れた靴からしたたる水滴がLBXの床に染みていくのを想像しただけで、ゾッとします。
やはり高額とはいえ覚悟を決めて純正フロアマットを買うしかないのか。
そんな悩みを抱えてX(Twitter)に「レクサスの純正フロアマット高すぎ!」と愚痴のようなポストをしたところ……神が現れました。
神はおっしゃいました。
「定番のFJクラフトさんとかおすすめです」
この一言が私に7万円もの節約をもたらしてくれました。
さっそくオススメされたFJクラフトさんについて調べてみます。
すると以下のようなことがわかりました。
レクサス系YouTuberたちがオススメしている
レクサス純正品と変わらない品質の良さ
レクサス純正品ではできない「カスタマイズ」ができる
価格が安い(1万円台で買える)
FJクラフトさんは多くの人から選ばれているフロアマットのメーカーであることがわかりました。これは後の話ですが、レクサスディーラーの担当さんにこの話をしたところ、やはりFJクラフトさんでフロアマットを買って持ち込まれるお客さんが多いとのことでした(ちなみに納車前にフロアマットを渡しておくと、フロアマットを装着した状態で納車してもらえました)。
ただ、ネットの情報だけではまだ心配だったので、FJクラフトさんが提供している「無料生地サンプル」を請求し、生地の品質を確かめることにしました。
1週間後。実際に届いた生地サンプルがこちらです。
実際に生地をさわってみると「プレミアム」がいいな、と思いました。
事前の調査でほとんどのレクサスオーナーさんがプレミアムを選んでいることは知っていました。ただ、プレミアムは価格が少しだけ高くなりますし、毛足が他の生地より長くなるので掃除がしづらいのではないかと心配していました。
実際にサンプルをさわってみると、毛足が長すぎるということはありませんし、毛質がフニャフニャではないため掃除もしやすいことが確認できました。
そしてその日のうちにプレミアム(ブラック)のLBX用フロアマットを注文しました。
到着したフロアマットがこちらです。
実際にフロアマットを見てみると、思っていた以上に高級感があってテンションが上りました。
角の処理や縫い目がとても丁寧でキレイです。上質感にあふれています。一部だけ糸がピョンと飛び出てたり、ほつれていたりはしません。毛足は一定の長さでピターッとそろえられていて、質感の高さがパッと見で伝わってきます。
ちょうどFJクラフトさんからフロアマットが届いた翌日がLBXの試乗日だったため、試乗車に取り付けられていたレクサス純正フロアマットとこのフロアマットを比較することができました。私の主観では、レクサス純正フロアマットとのFJクラフトさんのフロアマットの質感に、ほぼ違いはないように思えました。違うのはレクサスロゴの有り無しや、色の違いくらいなものです。助手席に乗った人がレクサス純正フロアマットではないことに気づくことはないでしょう。
しいて挙げるのであれば、FJクラフトさんのフロアマットには「ヒールパット」という右足のカカトを乗せる部分を厚くする処理が施されていますが、それがレクサス純正フロアマットと比べるとマット表面の均一性を少しだけ損なっていて見た目の美しさに欠ける気はしました。実用性ではFJクラフトさんのフロアマットのほうが気が利いていますが、デザイン的な意味ではレクサスロゴの有無なども含めてレクサス純正フロアマットに軍配が上がる気がします。
当初は価格が安すぎて「本当に大丈夫なのか?」と心配になりましたが、フロアマットの品質はまったく問題ありませんでした。むしろ、グレーしか選ぶことのできないレクサス純正フロアマットよりも、LBXの内装色に合わせた色やステッチの仕様が選べるFJクラフトさんのフロアマットのほうが良いという人も多いのではないかと思います。
FJクラフトさんのフロアマットはカスタマイズができるのも特徴です。具体的には、
マットの色と模様
マット裏の材質
ヒートパット(カカト置き)
オーバーロック
ステッチ
以上、5つのパーツを自分で選ぶことができます。
基本的には好みで選べばいいのですが、個人的に注意したほうがいいと思うのが「マット裏の素材」と、かかとを置く「ヒールパット」です。
マット裏の素材は「フェルト」と「スパイクゴム」の2種類から選べますが、特に理由がなければ「フェルト」を選ぶのがオススメです。スパイクゴムは、真夏の灼熱で溶けてしまうことがあります。私は前の車でそれをやってしまい床にフロアマットがくっついてしまいました。最近の夏の暑さは本当にシャレになりません。そのような経緯もあって私はフェルトで注文しました。フェルトはゴムよりも滑るかな? と心配していましたが、実際に試してみるとまったく滑らなくて安心しました。
ヒールパットは、「ワイドタイプ」「マニュアルタイプ」「オルガンペダルタイプ」の3パターンから選べます。LBXのアクセルはオルガンペダルなので「オルガンペダルタイプ」を選んでください。デフォルトではオルガンペダルタイプになっていませんので、必ず自分で選ぶようにしてください。
私と同じ、FJクラフトさんの楽天市場店で買われる方は、フロアマットの商品ページの下に、
という4つのオプション項目を選択するためのリンクがあります。フロアマットをカートに入れた後に、自分が変更したいオプション項目のページに行き、好きなオプションを選んでカートに入れ、フロアマットと一緒に購入してください。リンクの場所がよくわからない方のために、以下のリンクから各オプションのページに行けるようにしておきます。
以上、FJクラフトさんのLBX用フロアマットの購入体験を書いてみました。
レクサス純正フロアマットとの価格差7万円。それだけのお金があれば、新車のLBXで旅行したり、高級なホテルやレストランにも行けたりします。LBXにさらにオプションを付けることもできます。
レクサス純正フロアマットの値段の高さにやられた人は、ぜひFJクラフトさんのフロアマットを検討してみてください。
※ 追記:FJクラフトさんの製品の一部は、Amazonでも購入することができます↓