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ネズガブゲン対面

ゴーストタイプが多い環境なので強いノーマルタイプを開拓したく、ノーマルタイプの技が通る相手には高い対面性能を持つイッカネズミを軸に構築を作成。順位は1桁や2桁をウロウロしてたので多分弱くはないと思うがイッカネズミに限界を感じたので公開。

 イッカネズミ@ノーマルテラスタル
 性格 意地っ張り 特性 テクニシャン 持ち物 広角レンズ
 技構成 ネズミざん 噛みつく 身代わり アンコール
 実数値 149‐139(252)-91(4)-xx-95-163(252)
 テクニシャンかみつくでCSサーフゴーが確定2発(陽気だと71.4%の乱数) 
 臆病サーフゴーのC-1のゴールドラッシュが88~105ダメージ=身代わり後でも耐える(59~70.4%)
 ガブリアスに対してノーマルテラス後のネズミざんが確定7発なので鮫肌ダメージでは耐える


 
 今シーズン前半で軸として使ったポケモン。ゴツゴツメットや鮫肌に弱いので実質メガガルーラ。ノーマルテラスタルを切った後のネズミ算の火力は凄まじく、等倍のポケモンには殴り勝て、半減相手でも安易な受け出しを許さない程の火力があった。性格は陽気にすればゲンガーやガブリアスを抜けるがサーフゴーを重く見て意地っ張り、正直誤差ではあると思う。
 ネックであるゴーストタイプのポケモンの後出しに合わせて身代わりからのテクニシャンかみつくで削りつつ、怯みが取れたらそのまま突破することも。ただイッカネズミに対する相手の行動が読めず、再現性のない選択肢になってしまったのは反省点。ゴーストタイプがいる相手にはそこまで刺さってない限り選出は控えましょう。
 流石に命中90の連続技を振り回す気にはなれず広角レンズを採用。しかし防護パットがないので不意のゴツゴツメット持ちにすこぶる弱く、出オチする事態が多少あったので軸にしては選出率が低い。とはいえネズミ算の火力を盾に身代わりアンコールで縛る性能自体には可能性を感じた。技構成もおかたづけやバトンタッチは対面寄りの構築なので採用しなかったが、それらを採用してもよい器用なポケモンだったと思う。ただ絶対にメガガルーラではなかった。

 ガブリアス@鋼テラスタル
 性格 意地っ張り 特性 鮫肌 持ち物 拘りスカーフ
 技構成 地震 逆鱗 アイアンヘッド かわら割り
 実数値 183-200(252)-116(4)-xx-105-154(252)

 特に語るところもない準速スカーフガブリアス。スカーフガブリアスは前期と比べると刺さりが悪いので改善点かもしれないが、イッカネズミが逆立ちしても勝てず、構築単位でも重いドラパルトに強い枠として採用した。かわら割りはサザンドラに対する汎用打点。

 ゲンガー@ノーマルテラスタル
 性格 臆病 特性 呪われボディ 持ち物 気合の襷
 技構成 シャドーボール ヘドロ爆弾 道連れ アンコール
 実数値 135-xx-81(4)-182(252)-95-178(252)

 特に語るところもない気合の襷ゲンガー。後述のクエスパトラとの組み合わせがとても強く、前回の構築とは違い選出率がとても高かった。安定感は全くないが龍舞カイリューに対して後投げし上からアンコールで縛る動きが多かったので、アンコールか凍える風は必須に思えた。
  
 クエスパトラ@格闘テラスタル
 性格 控えめ 特性 加速 持ち物 オボンのみ
 技構成 ルミナコリジョン テラバースト シャドーボール 守る
 実数値 184(108)-xx-96(124)-165(228)-85(36)-127(12)
 オボンの実の回復量のためにHPは4n、セグレイブの巨剣突撃と氷の礫をオボンの実込みでまあまあ耐える。2加速で最速スカーフガブリアス抜き。

 高い対面性能を持つオボンのみクエスパトラ、正直な話このポケモンが軸になっている説がある。初手にこのポケモンを出し相手のポケモンを1体突破後に、ルミナコリジョンや各種抜群技で裏のポケモンに負荷を掛け襷ゲンガーを出す動きがとても強かった。初手に出てきやすいステルスロックを撒いてくるポケモンにもルミナコリジョン2発で突破できるので大きな仕事をさせずに突破出来るのも偉く、電気玉投げつけるに対しても守るがあるので耐性があり(コノヨザルに対しては負けん気や憤怒の拳があるのでルミナコリジョンで削ることを優先した場面が多かったが)、初手に出すポケモンとしてとても安定感があった
 技構成はルミナコリジョンが通らない悪タイプに対しての最大打点である格闘テラバースト、サーフゴーに対する打点のシャドーボール、様子見としての選択肢になる守るを採用した。守るに対しては自由枠になるとも考えており、バトンタッチやマジカルシャイン、瞑想や羽休めが候補に挙がる。

 セグレイブ@電気テラスタル
 性格 意地っ張り 特性 熱交換 持ち物 突撃チョッキ
 技構成 つらら針 テラバースト 地震 氷の礫
 実数値 203(100)-216(252)-113(4)-xx-110(28)-123(124)
 
 特に語るところがないチョッキセグレイブ、無難に強かった。ヘイラッシャやマリルリ、アーマーガアに強い電気テラスタルで採用、サーフゴーにもそこそこ強くなる。
 技威力がブレるつらら針がメインウェポンなこともありA特化、初手に出てきやすいマスカーニャやドラパルトに強く出れるように耐久に振って拘りハチマキを持たせるのも悪くないかもしれない。
 前期の構築で使われてとても重いポケモンだったがいざ自分が使うと普通にノーマルテラスタルカイリューに返り討ちに会い少し評価が落ちた。それでも相手構築のセグレイブはとても強そうに見える。

 サザンドラ@鋼テラスタル
 性格 控えめ 特性 浮遊 持ち物 拘り眼鏡
 技構成 悪の波動 流星群 ラスターカノン 火炎放射
 実数値 167-xx-111(4)‐194(252)-110-150(252)
 
 流動枠、初手クエスパトラから入った際にルミナコリジョンでDが下がった恩恵を受けられるポケモンがゲンガーしかいなかったのが窮屈だったので採用された中速特殊アタッカー。イッカネズミやクエスパトラが誘うゴーストタイプにまあまあ強い。(初手にクエスパトラは投げたくないが、クエスパトラ自体を2番手に置いた場合に3番手に道連れゲンガーを置く動きがそこまで強くなかったのでゲンガー以外の特殊アタッカーを採用したかった、でもこのポケモンよりゲンガーの方が明らかに強かったのでこの考え方自体が間違っているかもしれない)
 クエスパトラから繋ぐ動きがメインになるので拘らず範囲を広げる方が強いかもしれないが達人の帯は火力が足りず、命の珠は龍舞羽休めカイリューに勝てなくなるので拘り眼鏡で採用した。性格は臆病にした方がミミッキュやミラーに強くなるが龍舞羽休めカイリューへの勝率を上げたかったため控えめ。

まとめ

 環境にゴーストが多く、それに対する対策が難しいと感じた。マスカーニャやドラパルトが重いのも反省点であり、対面構築を組む際はこれらがネックだと思う。(スカーフや鉢巻で縛る動きは安定感がないのであまりやりたくない)
 初手に出すクエスパトラが苦手とする突撃チョッキ持ちのポケモンに対しての回答も不十分であり、それらが出されそうと感じたら初手イッカネズミかセグレイブで気合でなんとかしていた、要反省。
 ただクエスパトラはそれらを考慮しても強いポケモンだったと思う、取り巻きをもう少し練って再挑戦してみたい。
 最後まで見ていただきありがとうございました。


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