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ポケモンSV S1使用構築最終34位 悪霊鋼竜被りスタン

挨拶

 初めまして、エルブレスと申します。今回はポケモンSVで瞬間2位を達成したの記録を兼ねて構築記事を書かせていただきました。稚拙な出来になっていますがよろしくお願いします。
※シーズン1最終34位でした。対戦してくださった皆様ありがとうございました。

 

構築経緯

 現環境の軸の一つとなっているカイリューに対してステルスロックが刺さると感じたところからスタート。
 ステルスロックを撒いてから積みエースで抜いていく構築の天敵であるヘイラッシャやラウドボーン、ドオー等の天然ポケモンに強く出られるゴツメアンコールのカイリューを軸にし、カイリューとの相性補完が優れていて、数値が高く型も読まれにくいドドゲザンをステルスロック撒き要員とした。
 3枠目に単体性能が高いスカーフガブリアス、襷ゲンガーを置き、ここまででのポケモンの並びで重かったのがキョジオーンとセグレイブだったので、それらに強く出られる隠密マントサーフゴーと鋼テラスタルの眼鏡サザンドラを採用した。

個別解説

 カイリュー@飛行テラスタル
 性格 意地っ張り 特性 マルチスケイル 持ち物 ゴツゴツメット
 技構成 テラバースト アンコール 龍の舞 羽休め
 実数値 198(252)-170(4)-124(68)-xx-124(28)-120(156)

 構築の軸にしてエース、環境で通りの良い飛行テラバースト1ウェポンのゴツゴツメットカイリュー。基本的にこのポケモンにテラスタルを切っていく。
 調整は拾い物だがHPは偶数でも総合耐久ではこれが高くなるらしい。素早さが1舞でゲンガー抜きはとても偉かった。
 つばめ返しを採用する場合ならばテラスタルを使わなくても単体性能は確保されるが、技威力の高さと非接触であることからテラバーストを採用した。
 ヘイラッシャにはゴツゴツメットとアンコール、ラウドボーンにはステルスロックとアンコールがそれぞれ刺さり、欠伸や鬼火があるので絶対的に有利ではないが勝負にはなるラインだった。
 カイリューミラーに対しては基本的には選出されるが、ドドゲザンが物理受けカイリューを呼ぶことも多く、基本的に麻痺しているかステルスロックで削れた状態で対面するので勝率は高かった。
 テラスタルを切る前提のため使いづらい点もあったがそれ以上にステルスロックを撒いてからの龍舞飛行テラバーストが強く、選出画面でステルスロックを自陣に撒かれそうな相手構築でも優先して選出していた。しかし1ウェポンの弊害である範囲の狭さから特殊の鋼タイプや電気タイプで止まることも多かったので、それらが相手構築に複数体いた場合は選出を見送る場面もあった。
 選出率1位

 ドドゲザン@鋼テラスタル
 性格 腕白 特性 負けん気 持ち物 ヨプの実
 技構成 電磁波 ステルスロック アイアンヘッド けたぐり
 実数値 207(252)-156(4)-158(28)-xx-114(68)-90(156)
サザンドラのC特化眼鏡火炎放射を確定耐え、Sは-2ゲンガー抜きまで

 ステルスロック撒き要員、数値の高さに卒倒しちゃいそう。
基本的な動きは対面の相手に電磁波で麻痺させステルスロックを撒く。ヨプの実があるので対面が地面ポケモン以外なら2回以上の行動保障があるのが偉かった。余裕があればアイアンヘッドで麻痺と怯みも狙えるのも良き。
 対面に地面や格闘を呼びやすいポケモンであり、それらを誘って死に出しカイリューで舞って詰めていく。けたぐりはアイアンヘッドが通らない相手やドドゲザンミラーに対して撃つ。
 初手対面ガブリアスが厳しいがガブリアスの地面技で退場した後に、カイリューのアンコールでドラゴンテールを撃たせず起点にすることでなんとかしていた。正直だいぶ怪しいプレイングなのでそこは改善点。
 選出率2位

 ガブリアス@鋼テラスタル
 性格 意地っ張り 特性 鮫肌 持ち物 拘りスカーフ
 技構成 地震 逆鱗 アイアンヘッド ストーンエッジ
 実数値 183-200(252)-116(4)-xx-105-154(252)

  特に語るところもない準速スカーフガブリアス。基本的に3枠目に置きスイーパーとして採用した。ガブリアスは今期で最もメジャーなステルスロック巻き要員だと思われるが、型が周知されきっている点からあまり強い型とは言えなくなっていると感じた。
 ドドゲザンをステルスロック撒きとして採用したので、このポケモンにスカーフを持たせられるのは利点といっていいかもしれない。
 選出率3位

 ゲンガー@ノーマルテラスタル
 性格 臆病 特性 呪われボディ 持ち物 気合の襷
 技構成 シャドーボール ヘドロ爆弾 道連れ アンコール
 実数値 135-xx-81(4)-182(252)-95-178(252)

 特に語るところもない気合の襷ゲンガー。このポケモンを選出する場合は3枠目ではなく、初手もしくは2枠目になりステルスロック展開ではなく対面寄りの選出になる。
 技構成はメジャーな型ではあるが道連れとアンコールで1:1交換以上を狙える場面も多く、周知されていても強い型だと感じた。襷が残っていればドドゲザンやウルガモスにも後投げし、相打ちか交換を強要出来る点も強かった。
 相手のマスカーニャや龍舞カイリューがゲンガーを抜いてないことも多く素のSが高い点も追い風。環境に刺さっているポケモンだと感じた。
 選出率4位

 サザンドラ@鋼テラスタル
 性格 控えめ 特性 浮遊 持ち物 拘り眼鏡
 技構成 悪の波動 流星群 ラスターカノン 火炎放射
 実数値 167-xx-111(4)‐194(252)-110-150(252)
 
 ここまでのポケモンが初手セグレイブで壊滅するので対抗するための鋼サザンドラ。格闘技持ち以外のセグレイブや地震神速2ウェポンのカイリュー、炎テラスタル以外のガブリアスといった流行しているドラゴン達に対して強いのは評価点になる。とはいえセグレイブ入り以外の構築には優先して出していくことはしなかったが環境が一周回って警戒されづらいとは感じた。
 選出率5位

 サーフゴー@ゴーストテラスタル
 性格 控えめ 特性 黄金の身体 持ち物 隠密マント
 技構成 シャドーボール ゴールドラッシュ 気合玉 自己再生
 実数値 193(244)-xx-117(12)-198(212)-112(4)-109(36)

  ここまでの並びで重いキョジオーン入りの構築に対して投げる枠。キョジオーンはカイリューやゲンガーに素で強く、テラスタルを切ればドドゲザンやガブリアスにも戦えるのでほぼ確定で選出される。なのでこのポケモンを選出しなければならない。それでもキョジオーンに対してのみ戦えるだけなので勝率は低くここも改善点だった。ゴーストテラスタルはテラスタルしたキョジオーンに対しての安定打点のため。
 正直このポケモンの一番の仕事は選出画面での圧であり、全く選出されなかったとしても構築に入れる価値はあると思っている。
 選出率6位

基本選出 

 ドドゲザン+カイリュー+ガブリアス 
 基本的にはこの選出。ドドゲザンでステルスロックを巻いてカイリューを通してガブリアスで詰める。
 ガブリアス+ゲンガー+カイリュー
 対面寄りの選出、ステルスロックやドドゲザンが刺さっていないときはこの選出。
 ドドゲザン+ゲンガー+ガブリアス
 相手構築に対して飛行技が通りにくいときの選出。主としてジバコイル入りに対して。
 基本的にはこの3軸で運用しセグレイブ入りやキョジオーン入りには適宜対応したポケモンを選出していた。一応セグレイブに対しては+1飛行テラバーストがH4振りセグレイブに対してステロ込みで81パーセントの乱数ではあるがH振られたら勝てずそもそも初手投げされることや電気テラスタルが多いこともあり全く安定しなかった。

最後に 

 正直粗が目立つ構築であり、軸以外のポケモンもころころ変わっていた。もっと練りたい部分もあったが時間が足りずリタイア。最終日まで潜ることができなかったので記録もかねて構築記事を書いた。最終日も潜る方は頑張ってください。最後まで見ていただきありがとうございました。


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