ふりふりにおける動きの速さについて考える
https://note.com/lazyeclair/n/n73062682ccd0?sub_rt=share_b&d=stb2Ofoh60Js
前回の記事です
今回もふりふりの話です、ちょっと連続でいきます。
ふりふりに限った話でなく、仕事なり趣味なりで「自分には○○が出来ないから出来るようになりたい!」みたいに考える場面は日々たくさんあると思います。自分も死ぬほどあります。
いまさらに前回書いていたことを要約すると、こんなことを言いたかったんです。
着ぐるみ趣味においてお迎えに至るのは、キャラの持つ何かしらの要素が自分に刺さっているのだから、持ちキャラの動きをしたい!っていう所から取っかかると、ふりふりの考え方が拡がっていくよ
ということが言いたかったんです!
究極の後出し虫拳ですね、はい。
ただ、人間は欲深い生き物なので、着ぐるみを着てふりふりをやり始めた人の中には、次第にこんなことを考える人もいます。
「自分の手持ちの○○ちゃんはお淑やかな子だけど、元気なキャラもできるようになりたい…!」
かく言う自分もこのパターンでした。
それとは逆に
「ウチの○○は元気がウリのキャラだけど、××さんちの△△ちゃんみたいなドレス系の衣装の似合う動きもできるようになりたい…」
みたいな場合。こんなのもない話では無いと思います。
(この趣味にハマる人の大雑把な傾向を見ると、前者の場合が多数派かな?とは思いますが)
とかく人間、隣の芝というものはひたすらに青く見えるものです。じゃあそんなふりふりについてのひとつの命題と言うっても過言じゃないお淑やかと元気っ子のをひとまとめにして今回も自論を述べていきたいと思います。
んで、話は今回のタイトルのところになります。
ふりふりにおける動きの速さ
これは結構、お淑やかな子と元気っ子を差別化するのに役に立つ考え方だと思ってます。
中身は実にシンプル
元気っ子は動きが速い、おしとやかは遅い
以上になります。
文字に起こすと「そらそうよ」で終わっちゃう話でも、動画で見直してみたりすると、この差はかなーり露骨に出ます。
動きが速いと、ふりふり、つまりは動きを点で捉えた時の点の数が多くなります。
例えば動画をコマ送りにしてみた時に、スクショを撮ってSNSに上げられそうだなーっていう箇所がいっぱいある。そんな情報量の多い動き。
この動きはみんながみんな「元気な動き」という認識を持つと思います。
また動きが遅い場合、動きを点で捉えた時の点の数が少なくなります。
点から点までの距離は長くなって、流れをゆっくりと見ることができる。元気っ子と比べると情報量こそ少ないものの、動画っていう流れで見た時に綺麗に見える。なんというか曲線美的なものを感じる。
そんな雰囲気の動きはみんながみんな「お淑やかな」という認識を持つでしょう。
個々人の感覚の差はどうであれ、これは結構みんなに通ずる感覚だと思っていて、特に動画になっているとこういう部分が顕著だってことは、実際にその目で見た時もこれとほぼ一緒ということです。
そんでもって、各々が目指す元気っこムーブ、おしとやかムーブに寄せていくなら自分の動きを速くさせるなり、遅くさせるなり意識してみればいい。そういうことになります。
これは実際に自分に合った例です。
うちの持ちキャラの中には東方の十六夜咲夜がいます。
ある時のスタジオ撮影で焼きそば屋台のセットを使って撮影をしていました。
んで最中、動画撮ってみる?と言われて了承してやってみました。
ただ、自分も二つ返事でやったもんなので、何をしようかってあんまり考える暇がなく、なんとなーくで思いついた動きをやってみました。
それが以下のツイートになります。
https://twitter.com/lazyeclair/status/1551556283119341568?t=30T0GrD0OZt64MBpGsOtuA&s=19
これを見ると皆様に色んな感想を持ってもらえると思います。
自分でもようやっとるな動画ではあるのですが、自分の中の咲夜のイメージをベースに考えると「もーちょいゆっくり出来たら、もっと良かったな…!」そんなことを考えていました。
とはいえ、ようやっとるな上に面白いシチュエーションだったのでTwitterにはアップした。そんな感じでした笑
ただ、そういうもんなんだと思います。というのも、世の中には、隣の芝は青く見えるという言葉もあれば、過ぎたるは及ばざるが如しという言葉もあります。
速すぎると情報量が多くてうるさいな(動いてる人喋らないのにね)と感じることもあれば遅すぎてもっさりとして見える(ナマケモノさん的な可愛さもあるかな?)みたいなことが起こったりもする。ということです。
所詮、どこまで行っても自分がどう見るか、周りの人がどう見るか、そこに尽きるという身も蓋もない話ではありますが、動きの速いと遅いが与える印象が、どうか皆様の理想のふりふりへの変化の足がかりにはして頂けますように。
以下、ちょっとおまけな上に余談になります。
最初のところで界隈の方は元気っ子が苦手な傾向があるという、ただの偏見じゃない、ド偏見を語りました。
ただこれが全くの偏見じゃないぞ!っていう反対意見を述べるに値する証拠も提示は出来ます。(証拠とか言いながら、実生活の傾向から推理する合理的な当てずっぽう)
普段、皆様が日常生活を生きていく中で驚いた時に「ぎょえー!」みたいな動きをしたり、笑ってる時にお腹をガッツリ抱えて笑う。そういう人っていたとしても多くはないですよね。
お面の元ネタとなるような2次元のキャラは、仕草のあれこれにオーバーな所が多い傾向にある、画として映えるものにするためには誇張させた方が魅力的に見える。
それを真似っ子したい我々はそのギャップを埋めるべく、大袈裟な動きを求められる場合もある。
大袈裟な動きなんてそんな日常生活でやってねぇよ…と頭を抱える。サッできなくて困る的な。演劇の勉強をしているとここら辺って絶対違うよなぁって思います。
昔に比べるとそういう動きに相当抵抗がなくなった私もいるので、克服するのにどんなことをやったのか、そんなお話もいつかまとめたいです。
次に予定しているお話は、ワンダーフェスティバルも近いので大きなイベントのちょっと嫌なあるあるの話にしようと思ってます。
ではでは!
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