【毎日更新#160】 相続不動産について思うこと、という話。
幸せを届けたい不動産屋、坂下です。
最近、不動産の相続案件のご相談が多い印象です。
相続した不動産をどうしたら良いのか?というご相談です。
相続不動産のことで考えられるのは、4つあって、
①使用する
②有効活用する
③売却する(譲渡する)
④単に所有し続ける
このどれかになります。
①は文字通り「使う」です。相続した建物に住む、土地利用するといったこと。
②の「有効活用」ですが、一般的には「貸す」ようなイメージです。相続した土地を有効活用して収益を得ることです。
③の売却する(譲渡する)は、売って現金化することです。売れない土地などを寄付して固定費を減らすということもあります。
問題は④の単に所有し続ける、です。
もちろん、所有し続けるのが悪いわけではありません。
今は使わないけど、将来使うということもあるし、
タイミングを見て売却するという選択もあります。
ただ、具体的な計画も無いまま、単に面倒だからとか、自分の代で処分するのが気が引けるとか、
そういった理由で所有し続けるのはあまりメリットは無いかなと思います。
もちろん、不動産の地価などが高騰して資産が増えることもありますが、
何か不動産が値上がりする要因(都市開発など)があるか、不動産バブルでも来ない限り
不動産の相場が著しく上がるなどは期待薄です。
所有し続けると、維持費がかかるのはもちろん、
ゆくゆくは、自分の子や孫の代に相続案件を持ち越すことになります。
いわゆる「先送り」です。
なにかの計画や考えがあるのなら別ですが、
単に相続不動産を所有し続けるだけなのは、
あまりオススメできません。
まずは自分たちで使うかどうか。
その他、有効活用するか売却するか、
その3つで考えた方が良いかもしれません。
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坂下 久也
株式会社ハウスアイビー 取締役
長良川行政書士事務所 所長
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