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報酬は後に受け取る方が良いのだ

「マネタイズ」という言葉の意味がイマイチよく分からなかった。

最近の書籍ではこの「マネタイズ」という言葉が頻繁に(?)出てきたりする。

本当に皆が分かって使っているのかは分からないけれど、何となく「マネー」的な意味なんだろうな…ぐらいにしか思ってなかった。

誰の著書だったか、確実に思い出せないのだけど「マネタイズは後ろに持っていたほうが稼げる」というような内容の事が書かれてた。

キングコングの西野さんの書籍だったかなぁ?

以前、それを読んだ時は何だか分かったような分からないようなそんな気がしてたのだけど。

それがふと、今日の朝。ふいに、本当にふいにそれがどんなことなのか分かった。

自分では考えるのを止めていたつもりでも、脳はずっと考え続けているのだろう。この事もどこかで聞いた(あるいは読んだ)記憶がある。

とにかく、ふいに「マネタイズは後に持っていたほうが稼げる」という事が分かったのだ。

マネタイズというのは、そもそも無料のサービスから収益を上げる仕組みだそうだ。いわゆる「フリー戦略」

基本は無料で提供して、高機能版などを有料で販売する手法。

気がつけば、世の中そんなサービスがスタンダードになっている。

おかげで僕はGoogleもエバーノートもドロップボックスもすべて無料で使わせて頂いている。

つまり、無料でお試しが出来て、手放せないほど活用出来ればお金を出してもらう。ぐらいに考えていたのだけど。

ただ単に、一部のヘビーユーザーからお金をもらうというビジネスモデルも間違いではないと思う。

ただ、そういう売った買ったの世界ではなく、無料で提供しているのは「信頼」を積み上げているのだという事に気がついた。

無料で使ってもらってそのサービスや商品の信頼を積み重ねていく。

それがブランド価値となっ育っていく。そうなってからなら、いろんなビジネス展開が出来る。そうなってから様々な商品を提供するのだ。

いわば、信頼を構築する。これがマネタイズ戦略の「キモ」だ。

サービスが先。お金は後。

至極まっとうな流れ。フリー戦略はシェアの獲得という側面だけではなく信頼の構築。これが後々の大きなリターンになる。

マネタイズとは、実はとても人間臭いシステムなのだろう。

ということが、今日の朝、ふいに理解出来て一人盛り上がっていたという話。


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