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勝手に愉しむ❗️<その15> 〜もっと愉しむ〜

The NATIONAL GALLERY, LONDON
<ロンドン・ナショナル・ギャラリー展> 

開催が延期されている<ロンドン・ナショナル・ギャラリー展>。
入手できる情報をもとに予習しながら一人で勝手に愉しんでいます!

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【ロンドン・ナショナル・ギャラリー VS. 国立西洋美術館】
美術鑑賞が趣味になってちょうど三年経ちましたが、いまだに美術展鑑賞の時間配分・エネルギー配分ができません。
国立西洋美術館で企画展を堪能すると、常設展をゆっくり鑑賞するエネルギーが残っていない…。なんと勿体ないことか⁈

今回は、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展に出展している画家の作品を、国立西洋美術館が所蔵しているかどうかチェックしてみました。
(参照:ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 特設サイト、国立西洋美術館のホームページ)

出展している作家のうち、国立西洋美術館に所蔵品がある作家
【第1章】
◉クリヴェッリ、◉ティツィアーノ(と工房)、◉ティントレット
【第2章】
▲レンブラント、◉ヤン・ステーン、◉フェルメール(に帰属)←寄託作品
【第3章】
◉ヴァン・ダイク、◯レノルズ、◉ピエトロ・ロンギ、▲カナレット、◉パオロ・パニーニ、◯ジョゼフ・ヴェルネ
【第4章】
◉ロンギ、▲カナレット、◉パニーニ、◯ジョセフ・ヴェルネ
【第5章】
▲ゴヤ、◉エル・グレコ、◉ムリーリョ
【第6章】
◯ニコラ・プッサン(旧帰属)、◉クロード・ロラン、▲サルヴァトール・ローザ、◉ロイスダール、◉リチャード・ウィルソン、▲ターナー
【第7章】
■アングル、◉コロー、◉アリ・シェフェール、◉ファンタン=ラトゥール、◉ピサロ、◉ルノワール、◉ドガ、◉モネ、◉ゴッホ、◉ゴーガン、◉セザンヌ

 ◉…油絵(含:テンペラ、パステル)←※常設展に展示中‼️
 ◯…油絵(現在展示していません)
 ▲…エッチングなど版画
 ■…素描など

列挙した画家すべての作品比較は個人的愉しみとして取っておき、ここではいくつかピックアップします。
画像は、左(上)が今回の展示作品(=ロンドン・ナショナル・ギャラリーのコレクション)で、右(下)が国立西洋美術館のコレクションです。

◉ティントレット

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◉ヤン・ステーン
51人の村人を描いた『村の結婚式』(右)いいですね。

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◉ヴァン・ダイク

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◉ロンギ

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◉エル・グレコ
『十字架のキリスト』(右)いつも観入ってしまいます。

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◉コロー
『ナポリの浜の思い出』(右)は縦長カンヴァスのため小さくなっていますが、175×84cmあります。この作品の前に立つと、浜風を感じることができます。

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◉ファンタン=ラトゥール
『聖アントニウスの誘惑』(下)は不思議なパワーを持つ作品です。

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◉ピサロ
『立ち話』(右)は第7回印象派展に出展した作品で松方コレクション。

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◉ゴッホ
『ひまわり』と『ばら』。

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◉ゴーガン

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◉セザンヌ
2012年に購入した『ポントワーズの橋と堰』(右)、NMWA よく出来ました❗️

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どうですか⁈ われら国立西洋美術館も素敵な作品を所蔵していますね。
企画展を観た後、常設展に足を運んで同じ画家の作品を探してみるのも楽しいかも知れません。

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note 上で勝手に愉しんできた<ロンドン・ナショナル・ギャラリー展>。やはり本物が観たいです。
東京での開催が叶わなくとも、大阪まで追いかけていく!覚悟をしておきます。

    <その15・終わり>

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