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美術展

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美術展に行った感想、気になった作品や作家について書いています。
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#アンドレ・ドラン

わたしと <キュビスム展>

2023年10月に<キュビスム展>(国立西洋美術館)を鑑賞。とても刺激を受けたので 「自分の言葉でしっかり記事にしたい!」 と意気込んで熟考を重ねておりました。 が、気がつけば2024年1月29日、なんと<東京展>は昨日で終わってしまいました。大変! 3月、京都市京セラ美術館に会場を移して開催されるということで <京都展>に間に合うように慌てて投稿しております。 今回はわたし独自の鑑賞法と、特にお気に入りのパートに絞って投稿したいと思います。 ********** 国立西

スイス プチ・パレ美術館に学ぶ・後半戦

前回は<スイス プチ・パレ美術館展>の【印象派】【新印象派】【ナビ派とポン=タヴァン派】を振り返りました。 美術展に行くと本当に学びが多いのです。なかなかまとめきれません。 今回は <スイス プチ・パレ美術館展>・後半戦。 少しスピードUPしてサクサク進めていくつもりです。 ******************** 第4章 【新印象派】から【フォービスム】まで。 【フォービスム】もまだまだ未知の世界。楽しみです。 ちょっと気になる作品でスタート。 筆に 白い絵の具を厚

画家の見た景色と鑑賞者の観る景色<B面>

(冒頭の写真は、左からセザンヌ、ドラン、モンドリアン、クレー) <自然と人のダイアローグ展>第3章〜光の建築〜を、 前回とは違う角度から <B面>として投稿しよう! …と8月、31日間ずっとnoteの下書き画面と向き合っていました。 きっかけは、6月18日(土)に国立西洋美術館の田中館長の講演会「20世紀美術における自然」〜セザンヌとセザニスムから〜を視聴したとき、 今までその存在すら疑っていた 私の体の中にある、 “20世紀絵画を「知りたい!」スイッチ” を押してもらっ