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美術展

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美術展に行った感想、気になった作品や作家について書いています。
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2022年8月の記事一覧

画家の見た景色と鑑賞者の観る景色<A面>

<自然と人のダイアローグ展>第3章は〜「光の建築」The Architecture of Light〜。 第1章、第2章とは全く違う世界が広がっていました。 (冒頭の写真は左から セザンヌ、ホドラー、シニャック) 常設展で何度も観てきたセザンヌ(画像・左)からスタートです!。 島展示というのでしょうか、展示室内の空間を遮るようにポツンと置かれた黄色い壁に 来日したもう一つのセザンヌ(画像・右)。視線を不規則に移動させることによって鑑賞する側もリズムを感じることができます。

第2章 未知の風景を探求すべし!

<自然と人のダイアローグ展> 第2章のテーマは「彼方への旅」。 いつも、展示会場に設置された “見どころ” パネルはあまり読み込まないようにしています。今回も 斜め読みして自分流にざっと把握。 「第2章では、画家の心象や観念に結びついた自然風景を求めて、現在・過去・未来、そして現実・空想・物語の中へ旅をしてみましょう!」 ふむふむ。 私がまだよく知らない画家たちの作品も楽しみたいと思います。 (冒頭の画像は、左からフリードリヒ、ドレ、ベックリーン、モロー) ********