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天鳳牌譜研究・怪しすぎるチー(中村英樹プロ)

東風戦の牌譜になります。
https://tenhou.net/3/?log=2022020800gm-00e1-0000-0e3c32c7&tw=3

①下家に3副露された後、カン4mをチーして打8m。
その後9sを引いて打3p。
6pは現物だが、3pもほぼ当たらない牌。
1pを切っていること、赤5p引きなど自己都合で3pから。

②次巡、上家のリーチ宣言牌の3sをチーして打6p。
下家には現物、上家は3巡前に鳴いていない牌。
白バックの3900テンパイで完全安牌は9sの1枚のみ。これぐらいは切り出していく。
→結果はメンピン赤裏3のハネマンに放銃。

③9m二枚残りの69m受けから、3m一枚残りの36m受けに変更。
メリットは、ドラの4m引きに対応できること。それから、対面と下家により危険な8mを先に切れること。

④シャンテン数の変わらない鳴きでタンヤオへ。鳴くと鳴かないとでは和了り率は天と地の差。
ビハインドを負っていて大振りしたくなるが、確実に2000点の和了り率を高めていく。
(あわよくば赤5m引きの3900)

⑤ドラ9sで遠くにイッツーも見えるが、123の三色を見て打7s。

⑥前巡に1mを切っているが、1mを引き戻し、思い直して打9p。
そこはかとなく人間らしい。

⑦前巡に1pを切っているが、縦重なりのタンヤオを見て2pを残し、1枚切れの打中。
役牌の東白の重なりも逃したくはない。

→この後、数回和了ってトップをとるが、割愛。

本人曰く、スピード重視なので怪しい打牌もあるかもとのこと。
怪しすぎるチーだけに。
確かに物凄い打荘数です。
僕も見習ってもう少し頑張らねばと思います(^^)

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