独立体験記120 自分の器ー拡大志向はありません

私は拡大志向はありません。

今のままこじんまりとやっていきたいと思っています。

ここでいう拡大とは,アソシエイトを雇用する(あるいはそれを超えて支店を設ける)という意味で使っています。


そもそも論として,拡大できるほどの事件数・売上はありません。

業務量の関係で新規相談を制限している側面はありますが,受任を断っているような状況ではありません。

そのため,そもそも拡大できないのに,拡大志向はない,というのは取らぬ狸の皮算用(?)だと思います。


それでもなお,仮に売上的に拡大可能であっても拡大しないと思います。

それは自分の器を超えるものだと思っているし,こじんまりやっていた方が気楽だからです。

器という意味では,私はアソシエイトを雇うことに耐えられないんだと思っています。


・アソシエイトを雇用すると損益分岐点(固定経費)がはね上がると思うのですが,固定経費の心理的重圧に耐えられる気がしません。それよりは心穏やかでいたいです。

・自分で指を動かして起案していれば気づいたであろう問題点であっても,アソシエイトが起案した書面をチェックする場合にはその問題点に気づかずスルーしてしまい,それが後になって問題として顕在化した場合に,依頼者との関係で申し訳ない気持ちになるであろうことが予想できる。

・アソシエイトを雇用して指導できるほどのノウハウがあるとも思えません(法曹の諸先輩があって今の自分があるので,ゆくゆくは法曹界に恩返しをしたいと思ってはいます)。

以上をすると,自分には事務所の拡大は向かないんだろうなぁと思います。

まぁ,「できない理由」を並べ立てるのは自分でも好きではないのですが,向き不向きがあると思います。

そんなわけで,自分は拡大志向はないのですが,一方で,Twitterで事務所を経営していらっしゃる弁護士のツイートを見かけると羨ましい気持ちがあるのもまた事実です。

ないものねだりだと思います。

足るを知るというのは大事なことだと思いますし,今の状況で十分幸せなので,この幸せを噛み締めながら今後も仕事をしていこうと思います。

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