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頻繁に憂鬱になり何もできなくなる

 僕は頻繁に憂鬱になる。憂鬱になると元気が無くなって生産的なプラスのことが何もできなくなる。勉強したり運動したりはもちろん、食事したり入浴をしたりもできなくなる。頻繁になってるせいで原因は分かっているのだが、分かっていても癖になってるため何回も繰り返してしまう。昨日も休みだったんだがその状態になり全然動けなかった。もうなるべく憂鬱になるのを辞めたい。だから、ここでちゃんと考えようと思う。

 僕が1番憂鬱になる瞬間。それは「時間を無駄にしてしまった」と感じる時である。僕の中で時間は1番大事なものである。フルタイム勤務を辞めたい1番の理由も時間が足りないと思うからだ。大事なのに、求めているのに、それを全く有効に使えず消費してしまった。この瞬間が僕が1番憂鬱になる瞬間である。具体的には、何かやるべきことがあるのにSNSなどをなんの目的もなく見てしまった時に1番憂鬱な気持ちになる。

 やるべきことに対しての逃避で簡単ですぐに味わえる娯楽であるスマホをいじってしまう。まあ割と一般的なあるあるだと思うが、この行為に対して憂鬱になる度合いが人よりも大きい気がする。僕の場合、ひとたび憂鬱になるともうどうでもいいや、と自暴自棄になりさらにスマホを見て時間を消費するという悪循環に陥る。少しの時間ならまだリカバリーが効くが何時間も見てしまうため、時間が無くなり、さらにめちゃ憂鬱なためその日はほとんど何もできなくなってしまう。

 一応自分なりの対策はある。それは外に出るというシンプルなことである。浪人してる時はこれで乗り切った。家では逃避してしまうが外だと不思議と勉強が捗った。人の目が抑止力になってたんかな。だけど、この対策は完璧ではない。外に出るまでがだるい時はどうしようもないからだ。割とそういう時があったし、そういう時は漏れなくちゃんとスマホ逃避からの憂鬱のサイクルをたどっていた。

 今まで、外に出るのが1番だからそのことだけ意識してたけど、外に出ることは割と面倒くさい。ちゃんと服を着替えて身だしなみを整えなければならないから。女性って外出ごとに化粧する必要があるからすごい。シャワーとドライヤーも長くなるし。男の僕でもシャワーとかこんなにもだるいのに。
 それはさておき、外に出れない時のことも考えなきゃいけないなと思い自分なりの対策を2つ少し考えてみた。

 1つ目は簡単なことを先に処理する、である。いつも、外に出るのがだるいとスマホに逃げて時間を浪費していた。だから、今後は逃げるのではなく、外に出るよりは簡単なものから先に着手し徐々に調子を上げて助走をつけるのが良いかも、ということである。今まで「優先度が高いけど取り掛かるハードルが高いやつ」を先に倒そうとしてた。けど、それは雑魚を無視してボスを倒そうとしてるようなことだった。これからは「優先度はまあそうでもないが取り掛かるのが簡単なやつ」を先に倒す。

 2つ目は逃げる対象を変える、である。つまり、スマホに逃げるのではなく違うものに逃げるということだ。スマホに逃げてしまうと時間を消費してしまった感が強い。だけど、それを読書に変えたら消費してる感があまりなく、たとえ逃げたとしてもやる気が削がれることはあんまりないのではないだろうか。
 以前、依存症についての本で読んだのだが、何かを辞めるためには辞めるのを意識するだけでは不十分らしい。代わりに何か代替のことをする必要があるのだそうだ。例えば、タバコを辞めるためには辞めると意識するだけではダメで、タバコを吸いたくなったらガムを噛むみたいに具体的な行動を決める。こうやって代わりの行動をしないとダメなのだそうだ。辞めることは具体的な行為ではないから実践しにくいらしい。まあ、依存気味なものをやめるって宣言してパッとやめるのもそもそもめちゃ難しいし。割とそういう極端な目標を立てて挫折するのってあるあるだと思うけどね。 

 時間を無駄にして憂鬱にならないために、やはり1番はシンプルに外出することだと思ってる。まあでもやる気が枯渇してて外に出れない時も多いだろうから、これからはそういう時に簡単なことをこなしたり本に逃げることにする。
 この作戦がうまくいき、もしもっと時間を有効活用できたら「社会人時間無さすぎ問題」に対しての不満は軽減できると思ってる。まあ、といいつつ、どう考えても週5×8時間は長いから辞めたい気持ちは全然あるけども。

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