なぜか「日本人女性」と限定された

住み込みの家政婦の仕事。


採用されてすぐ理由は分かったんですけどね。

まさかの外国人宅ー!!


奥様は日本人だったんだけど、帰国子女。

日本語より英語のほうが堪能です。

そしてもちろん、おうちで使われる公用語は英語。


で、なぜ日本人が良かったかというと

「日本に住んでいるのに子供たちが英語しか話せないのは困る」

からだそう。

まぁ、私も一応イギリス留学経験もあるし

英語は聞き取れるし、しゃべれなくはないし。

いざとなればGoogle翻訳使いますか!

という意気込みで家政婦を始めました。


だがさ。

さすが、英語圏。

お宅はすっごくインターナショナル。

調味料のラベルに書いている文字…

全く読めません。

※英語じゃない

英語圏の方やなかったんかーい!

と思って聞いてみたら、まさかのペルシャ語。

え、ペルシャ???

読めるわきゃないです。

画像1

コナン君のようになめて推理するしかなかったのです。

で、冷蔵庫の中の食材を見たら

これまたわかんないものばかり(;'∀')


ペルシャ料理?の材料はいろいろとそろっているようだけど

奥様から求められたのは「和食」

しかも、ナチュラルフードオンリーで作れ、とのこと。


つまり、加工食品、化学調味料など一切使用不可。

宗教上の理由で豚肉もNG。


ついでに言うと、電子レンジは「電磁波が体に悪影響だから」ということで

この家にはありませんでした。

わーお。


家政婦なめてたー!!!


いや、家政婦というよりも

それ以前の問題なんだけども。

料理はままならないが、せめて掃除と洗濯くらいは…


え、掃除機ないの?

※ほうきとちりとり


え、乾燥機使っちゃダメなの?

しかも外干しできないの?

ハンガーもないの???


ほうきとちりとりで昔ながらの掃除を行い、

洗濯物はいすやテーブルに干すしかなく

そのうえ、料理もままならない。。。


2日目にして家政婦の仕事無理だわと思い、

その夜、奥様から解雇を言い渡されましたwww


ただ、こちらの事情はくみ取っていただけて、

次の家が見つかるまでは

別の家政婦さんと一緒にお仕事をするって条件で。

3日目には新しい日本人の家政婦さんが来たんですが

なんと、プロの家政婦でさえも


「ここでの仕事無理です」


と1週間で辞めちゃうレベル。。。

さぁ、私も次の家を見つけないとです。

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