アルザス地方でのフランス式クリスマス
11月も中旬になってくると、パリでもチュイルリー公園で大きなクリスマスマーケットが始まり、チュイルリー公園の大きな観覧車と、ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリー、シャンゼリゼ通りやヴォージュ広場のイルミネーションもクリスマス仕様になってきました。
12月は、せっかくなら本場のクリスマスマーケットを体験しようと、スイス・ドイツの国境沿いアルザス地方へ行ってきました。
ストラスブール
パリからストラスブールへは、パリ東駅からTGVで約1時間半。
ストラスブールの駅からはトラムで約10分ほどで中心地にいくことができました。今回初めてのパリ以外の街ということで、見慣れないドイツの雰囲気を感じさせる建物に大興奮しました。
ということで、街を散策しながら早速ランチをすることに。アルザス地方は、ドイツらしい食事も有名なので地元のものが食べられそうなレストランを探しました。
冷製チーズフォンデュをいただいて、街歩きを再開しました!
Petit France
ストラスブールには、プティットフランスという川に囲まれた小さな島があって(三角州のような場所)。そこの景色が一際素敵。名前の由来は、ストラスブールがフランスに併合される前にフランス人がコミュニティを作った街だとか、梅毒患者を収容した場所だったとか諸説あるそう・・・。
せっかくならプティットフランスのレストランでディナーを食べようとのことで、Le Baeckoffe d’Alsaceへ。
この日は、アルザス料理で最も有名なシュークルート・ガルニをいただきました。ベーコンのビール煮込みにシュークルート(ザワークラウト)を添えたもの。名物からも感じるドイツ文化圏のニオイ。
ほろほろの骨つきベーコンが甘くてとっても美味しかったです。
さて、外に出るともう暗くなっていてクリスマスのイルミネーションがキラキラ光り始めた✨こうなると街全体でクリスマスをお祝いしている気がしてすごくウキウキした気持ちになってくる!!
ということでメインのお楽しみクレベール広場のクリスマスマーケットへ。
とても大きなクリスマスツリーがお出迎えしてくれて、グルメ系の屋台がたくさん立ってる。クリスマスマーケットといえばホットワインをはじめとした暖かい飲み物なんだけど、ワインも産地や赤・白・ロゼだけじゃなくシードルまで色んな種類のものが置かれていて見ているだけで楽しい気持ちになってきました。
私はホットアップルジュースを選択。沁みる。。。
コルマール
翌日はストラスブールから30分くらいのコルマールへ。ここは、ハウルの動く城のモデルで有名な町。
コルマールもストラスブールと同じでカラフルで可愛い町。小さな町なので、徒歩でくるっと回ることができて、いくつかある狭い坂がまた雰囲気があリマス。
ストラスブールよりも伝統的なクリスマス装飾が印象的で、コウノトリが有名らしく至るところにコウノトリの装飾があるのも可愛かった!
コルマールにはPetit Veniceという場所があり、ここはPetit Franceと同じで川の周りに可愛い家が立ち並んでいます。
ランチはここで、これまたアルザス名物の薄いピザをいただくことに。1人で一枚はしんどいかなぁと思ったけど、美味しくて普通にぺろっといただきました笑
コルマールにもいくつかクリスマスマーケットが立っていたけれど、ストラスブールと違ってオーナメントのお店も多くて見ていて楽しかったです。
サンタに紛れるおじさん。
コルマールからは、夕方くらいにまたTGVに乗ってパリ東駅に帰ってきました。
本場のクリスマスを感じられたショートトリップでした。
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