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2020.6.2 ダムダムダムダム

google foto の思い出によれば、4年前の今頃はダムにいたそうです。

この機能、無造作に保存した写真が脈絡なく出てくるので結構ギョッとする。良く言うフラッシュバックがど鮮明な画像と共に来るので、中々スリリングだ。精神的なフラッシュバックと違って画像を消せば、その記憶も瞬間的にどこかへ行ってしまうのでそこは楽。あと自分が徐々に老けていっているのも分かってしまうな。


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4年ぶりに携帯を変えた。最後の記念に前のを写真で取ったら、画質が良いので指紋がべたべたに映っている。

長い間使った割りにはそんなに愛着も無い。ガラケーよりも青春を切り取っていないからか。それともアイフォンはみんな持っているから、自分の物かんがあまりないからか。理由はともかくさっさと売っちまおうという考えで頭は埋まっていた。

と思っていたが、データを消すときに「本当に良いんですか?」と聞かれた時には少し心にためらいがあった。何故か引き返し手元に置くか一瞬悩んでしまった。使わんものを持っててもしょうがないので私のアイフォンは出荷状態に戻った。なんかロボット物のアニメを見ている様だったな。ドラえもんの記憶が無くなる同人誌を読んでいる時の感情に近いものがあった。アイフォンにドラえもんの様な思考とか感情は無いのだが、Siriがしてくる提案や上記の「本当に消すんですか?」の台詞ってプログラミングなのは当然だけど思考と感情の入口なのかもしれない。持ち主の好みとか感情を把握しておしゃべりまでしてくれたら、スマートスピーカーが人類の友人になれる日は結構すぐ来そうである。アイアンマンのジャービス的な。

買い変えた携帯はそれはそれは性能が良くて、ネットが爆速で見られるので最高過ぎる。モバイルSuicaで改札を通るときにきっとどや顔になっている。


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