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マイアニバーサリー

今日はウチの彼女のハタチの誕生日です。「プレゼントは何が良い?」と聞いたら「お酒❣️」というので、生まれどしの2001年のヴィンテージワインを飲むことにしました。

彼女が生まれたのは、私が統合失調症を発症して10年が過ぎたころ。産むのは悩んだけど後悔のない人生を生きたかったから、生まれてくる子どもに服薬の副作用があっても育てる決心をして、決めました。

誕生は2001年の2月10日の夕方の18時半くらい。私は意識が朦朧となり気が付かなかったのですが、隣にいたオットの「まち!生まれたぞ!」の声で意識が戻って、優希が生まれました。

今日もいつも通りに夕ごはんの支度をして(今日はすき焼きです)、ふと気付くと18時過ぎ。「あー。パパちょうど今ごろだね、優ちゃん生まれたの」「……(涙)」

オットは少し泣いているみたい。

「優ちゃんはちょうどあと15分くらいで生まれてきたんだよ〜」「えー、初めて聞いた」「生まれてすぐに抱っこして分娩室で休んでおうどん食べてママは歩いて部屋に帰ったんだよ」

あれから20年。いい人生だなぁ。今まで生きてきて一番嬉しかったときって、彼女が生まれたときだったんだな。

オットと一緒に彼女と過ごしてきた長いようで短いとき。私たちよくやってきたよね。

ありがとう、優希。

ありがとう、オット。

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