そら3

世界が近くなった

中学生が一人でアメリカをヒッチハイクしながら、その旅をリアルタイムで報告しているというのを見かけました。
それを見て思ったことは

「アメリカでヒッチハイク…無謀すぎる…死ぬよ…」
という気持ちと
「リアルタイムで伝えながらの旅ってどんなだろう…?」
というものでした。

私は何度か海外へ旅しているけど、初期のころは
旅の途中で家族や友人と連絡をとる手段は国際電話くらいで、
通話料が高いこともあり非常時以外はほぼ選択肢にありませんでした。
また、出発前に調べられることも限られていて、予約するにも電話かFAXだったような…
だから出発前には少なからず緊張感と覚悟みたいなものがあり、親も相当心配しただろうと思います。

今では常に通信手段を持ち歩き、何をしているかどこにいるかすぐに伝えられる。SNSを通じて見知らぬ人とつながり、連絡を取り合ってその人に泊めてもらう、何か分からないことがあればその場で調べられる、言葉の分からない国でも翻訳も簡単に出来る…

そして、旅で出会った人との繋がりも続きやすいだろうな、と…
facebookやインスタのアカウントでつながれば、旅が終わってもいつでもつながれる。

本当に、世界が近くなったんだな…と思います。

この環境で旅していたら、自分の旅はどんなものになったんだろうか。
まさに一期一会だった旅先の出会い、その人たちと今も言葉を交わしているんだろうか…?
今は状況が変わってフリーな旅は出来ないけれど、いつかまた外国をぶらぶら出来る日が来たらこんなふうに旅してみたい。

その時自分がどんな風に感じるだろうか。楽しみにしているのです。

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