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10. 精油化学の時間です

精油学総論3時間目より
化学のお話に入ってきました。

炭素骨格 鎖式化合物とか環式化合物とか
イソプレンとかベンゼン環とか

模型や紙芝居、参考図書などを使って
お話しています。

最近、ご結婚されたIさん
高校で習ったなぁ…とポツリ(。-_-。)
あまり得意ではなかったとおっしゃってましたが
精油の香りの成分が
こういった成り立ちで存在していると分かると
面白くなってきた〜と笑顔に

リナロールの分子量も計算してもらったり^ ^

大人になってから
あらためて学んでみると
それまでの経験などもあるので
すんなり入ってくることが多いのかも
しれませんね。

ドイツの化学者ケクレさんが
自分の尾をくわえて回っている蛇の夢を見たことで
環状構造が閃いたのは有名な話

そして、有機化合物の性質は
その化合物がどんな「飾り」を
持っているかで決まります。
これらの「飾り」は
《機能を与える部分》という意味で
官能基と呼ばれます。

今日はそんな官能基のお話まででした。

次回は官能基による芳香成分の分類や
成分変化について学習していきたいと思います。

I さんの記憶の引き出しから「化学」が
出てきてよかった
精油の化学が面白い!と記憶に上書きされるよう
次も楽しいレッスンを心掛けたいと思います。

本日もお疲れ様でした。

※こちらの記事は2021年9月21日のものです

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