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FX/EA初心者が陥る失敗【その1】月末に自動売買を停止しなければいけない理由

こんにちは!
まりです(^ ^)

今日は、
月末に自動売買ツールを動かすと「非常に危険」
というお話をしていきたいと思います。

なぜ危険なのか、
理由もしっかり記載しますので
最後まで読んでくださいね♪

月末は大口が取引を変えてくる

大口って何?

まず、FXの世界で
よく大口と聞くことがあると思いますが
大口とは機関投資家のことを言います。

機関投資家とはいわゆる
GPIFや保険会社のことですね。

GPIFは年金積立金管理運用独立行政法人のことで、
要は、みんなの年金を管理しているところです。

GPIFも保険会社も、国民からお金を預かって
そのお金をずっと置いているだけではなく
投資をして運用をしています。

また「ファンド」もよく聞く言葉ですが
ファンドは個人投資家などからお金を集めて
運用している投資信託のことを言います。


月末はトレンドと逆の方向に行きやすい

月末というのは、これまでの相場の流れとは
逆の方向に行きやすい、
という月末特有の流れがあるんですね!

それまでファンダメンタル要素や
テクニカルで通用していた流れを無視して
一気に相場が反転する、

ということが起こります。

これは大口が機械的に注文をしてくる、
という特徴があるからです。

では、機械的に注文をしてくるとは
一体どういうことなのでしょうか??


月末リバランス

「リバランス」という単語を
聞いたことがあるけど
意味はよくわからない、
という方もいるかと思いますので
解説していきますね!

そもそも機関投資家は
決められた運用ルールに基づいて
取引を行なっています。

これは、
国民の大事なお金を預かって運用しているので

FXや仮想通貨などの変動が大きい投資に
集中して投資をすることで思いがけない損失を
被ることを防ぐために取引ルールが定められています。

これをポートフォリオ運用とも言いますので
わかりやすく下記の図を使って説明していきます。

この図はGPIFがどのような配分で
運用を行なっていくかを示した図です。

2022年は、

・外国株式・・・25%
・国内株式・・・25%
・国内債券・・・25%
・海外債券・・・25%

という配分で運用するように
ポートフォリオが組まれています。

そしてこちらが2022年8月末時点の運用結果です。

それぞれ25%ずつの分配になっていたものが
相場変動により若干のズレが生じています。

このズレを決められた25%ずつに戻すために
売買して調整することをリバランスと言います。

相対的に上昇したものは売り、
下落したものを買うということが月末に行われます。

そのために、相場のトレンドとは関係なく
逆方向に動くのが鉄板と言われているんですね!

また、期間投資家だけではなく
投資ファンドもそれまでに出ている利益を確定して、月末の数字を整えてくるので動きやすくなります。

月末でも特に注意が必要な月とは

四半期末、半期末、年度末に注意

月末は年に12回ありますが
その中でも特に大きく動きやすく
注意が必要な月があります。

それが、四半期末と半期末と年度末です。

四半期末とは
3月、6月、9月、12月を指します。

半期末は、
海外では6月、日本は9月を指します。

年度末は、
海外では12月、日本は3月となります。

つまり、月末と四半期末と半期末が重なる
6月末と9月末は特に大きく動きやすい月なんですね!

そうなんです、このブログを書いている今日!
まさに9月30日なのですが
荒れてますね〜^^;

ゴールドEAが多いのでゴールドで見てみると
9月28日に一気にトレンド転換しました。

アメリカが0.75%の利上げをすることを発表し
ドル高傾向で金が売られていましたが
28日を境に一気に金買いに走っています。

28日は指標もあったので、
夕方から停止していた方は
問題なかったと思いますが

そのまま動かしていた方は他のEAも含めて
ロスカットになった方がたくさんいたようですね、、。

やはり月末は稼働停止が一番ですね!

月末とはいつを指すのか?

では、月末とは具体的にいつからが
月末と考えればいいのでしょうか??

昔は月末の2営業日に注文確定することが多い
と言われていましたが

今はそれよりも前に
リバランスを行うこともあるため
20日以降から注意が必要と言われています。

また、「スポット末」と言われる
月末最終営業日の2営業日前も要注意です。

為替スポット取引は受け渡しが2日後になります。

つまり、円を売ってドルを買った場合
ドルの受け取りが2日後になるので
その2日前に注文を入れるため
この日も相場が動きやすくなります。

月末ロンドンフィキシング

「ロンドンフィキシング」「ロンフィク」など
聞いたことある方もいるかもしれません。

これはロンドン市場において
その日の為替レートを決める値決めのことです。

ロンフィクは、為替レートだけではなく
ゴールドの価格も決めるため
ロンフィク後のゴールド相場は動くことが多いです。

機関投資家やヘッジファンドは
月末のロンフィク後に
大量の注文をする傾向にあるため
特に為替相場に影響を与えると言われています。

以上のことから
月末はこれまでのトレンドと
反対方向に行きやすく

大口の注文が殺到するため
値動きも大きくなるので

絶対にEAは停止しておくことが重要です。

このような理由がわかると
なぜ月末は停止しなければいけないのかがわかり、自分でしっかり停止するという意識が生まれますのでぜひ覚えておくとよいと思います(^ ^)

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それではまた!
まり

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