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バック転の基本的な練習方法

バック転をしたいという人は結構多くて、僕の指導するレッスンやスタジオにアクロバットを習いたいという方がよくいらっしゃいます。

【トレーニング&コンディショニングスタジオLaughStyle】

 http://laughstyle.wix.com/studiolaughstyle

そういう方のためにバック転を覚える際の基本的な練習方法を教えたいと思います。

①跳ぶための動きを覚える
まずはバック転を跳ぶための動きを覚えましょう。一つ目がキョンシーのように手を前に出した姿勢、二つ目が手を下ろしながらしゃがむ動き、三つ目が実際にまっすぐ跳ぶ動き、四つ目がしゃがんでの着地、この動きを滑らかにできるようにしましょう。

②後方に跳ぶ
実際に跳んでいきます。バック転で難しいことの一つは後ろに跳びながら高さも出さないといけないことなのですが、このさじ加減が難しいです。自分の胸より高い台や積み重ねたマットの上に跳んでいきましょう。この環境がない場合は補助をし慣れているどなたかに肩甲骨の下辺りの背中を両手でもってもらいながら後方に跳ぶ練習をしましょう。

③壁倒立から勢いをつけて降りる
壁倒立をしてから両足で勢いよく降りる練習をします。慣れないうちは勢いがなくても良いので必ず両足同時に降りましょう。慣れてきたら体幹に力が伝わるようにして反ってから反動で跳ねおります。

④台やバランスボールを使って回る動きを体験してみる
後方に転がれそうな丸い台やバランスボールが2個くっついたような道具があればその上で実際に回ることができます。実際に①で紹介した順番で姿勢を取りながら回ってみましょう。この時気を付けることは回ろうとして腰を早く曲げないことです。これを行うと非常に危険です。しっかりブリッジの姿勢になって反ってから手を着き後方に回っていきましょう。

⑤補助付きで回る
補助をし慣れている方に補助をしてもらいながら練習を行いましょう。バック転を一人で練習している方もいますが正直とても危険です。回ることができたら少しづつジャンプを大きくしていきましょう。また手を着いてから脚をしっかり地面に持ってきて着くことも大事です。これがうまくできない方は③の練習をしっかりできるようにがんばりましょう。慣れてきたら補助を少しづつ減らしていきます。
例)2人→1人で肩にかつぐ→両手で支える→片手→指→危ない時だけ補助する

⑥少しづつ環境を実際の床に近づける。
回りやすい環境で自分一人でも最低限回れるくらいになったら環境を実際の床に近づけていきます。例えば柔らかさや跳ねやすさを少しづつ減らしていきます。
例)トランポリン→ソフトマット→固めの体育マット→薄いマット→フロア
また高さも変えることができます。
例)高めの台→ロイター版→ロイター版を使わないでマットのみで行う→フロア

以上が代表的なバック転の練習方法を簡単にではありますが紹介させていただきました。
バック転はできる人ならばトランポリンならばすぐに、ソフトマットの上での練習なら3、4回くらいの練習できる人もいますが筋力的に時間もかかる方もいます。アクロバットな技を練習することはとても危険ですのでちゃんとした施設や指導者や熟練者がいるところで練習をし、ルールを守りながら自分のレベルに合った練習をしてください。

皆さんのスポーツライフが楽しくなりますように。



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