2022年のM-1グランプリで見つけた期待の新星

仰々しく書いてはみましたが、要するに「名前は聞いたことあったけどこんなに面白かったのか!」という漫才師たちを挙げていこうかなと思います
M-1グランプリからもう1か月以上が経ち、動画も消されてしまうので、今の内に備忘録としてまた年末を楽しみに待ちたいですね

①バッテリィズ 今年の期待値:☆☆☆☆☆
3回戦も面白かったですが、準々決勝は抜群の出来でしたね。バカを全面に押し出したネタではありますが、「俺から笑顔を奪うな!」「分かる言葉が一つもない!」と言ったボケツッコミがバチバチに決まってるんですよね。テーマさえ決まれば同じテイストで何本も作れそうな構成なんで今年更に自力を付けてきたら準決勝までは行けるんじゃないかと思います。

②ひつじねいり 今年の期待値:☆☆☆☆☆
大喜利のMC等ではよく聞いた名前ではありましたが、今年はM-1においても評価がうなぎ上り状態でその期待に見事応える出来だったと思います。松村さんの熱量といけすかないご高説?にボケの細田さんが徐々に呼応して最後はぶつかり合うというのが見てる側を見事に引っ張って行ってますよね。

③TCクラクション 今年の期待値:☆☆☆☆☆
3回戦と準々決勝ではかなり内容を変えてきているあたり引き出しが多いんだなと感じました。3回戦では途中からお互い道に迷ったかのような展開で進む様が面白く、準々決勝では最初の大きなツッコミまで時間はかかるもののお客さんの代弁としての熱量がピッタリすぎて心地よい。切り口が斬新で今年も楽しみですね。

④10億円 今年の期待値:☆☆☆☆
この中では比較的ネタはある程度見てきましたが期待を込めて。お互い飄々とした雰囲気そのままに決して大きな声を出すことはないですが、現代風の一ボケ一ボケが全て芯を食っており、全体的には真空ジェシカ風な感じですかね。もう少しスケールが大きくなれば間違いなく上のステージに行けるんだと思います。

⑤人間横丁 今年の期待値:☆☆☆
競合他社がいない独特の雰囲気は天性の物。ほんわかボケに対するツッコミが意外と毒を含んでいたり、はたまた優しいものだったりというのも面白いし、見ている側が幸せになれる新感覚の漫才ですね。今年すぐに準決勝までとかは言えないですが、好きな人には奥深くまで入り込むのは間違いないと思います。

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