ボリュームを下げるだけでいい
凄く嫌な出来事があったとする。
嫌な出来事には、おおよそ他人が関わっている。
道端で転んだ、牛乳をこぼした、猫にかみつかれた、地震でモノが倒れたとか。自分の過失だったり、動物や天災など関しては諦めがつく。
嫌な出来事というより、起こるべくして起こったと認知できる。
でも他人からはそうもいかない。
理由もなく怒られる。自身の価値観と乖離した考えを押し付けられる。
酷く恨まれ、妬まれ、憎しみあう。
不可解不条理制御不能でありながら、憑き物のように絶えず機会はやってくる。
誰かの意思によるものかといえばそうではなく、どれも偶発的に訪れる。
だけど、わりと簡単に対処ができる。
ボリュームを下げるだけでいい。
耳に詰め物をしてもよい。通話ならデバイスの出力音量を下げて。
ミュートでは極端だから、せいぜい20%くらいは残しておくとよい。
とても心地がよい。「声」の大きい人の声も小さくなる。
意図的にボリュームを下げると、声の印象や大きさだけでいかに気圧されていたのか気づける。
消すんじゃなくて下げる。よく聞き取れなくてもよい。よく聞こえなかったセリフは自身にとって不要である可能性が高い。もっと無意識に信頼を置こう。
と、今日はそんな気づきをちょっぴり残してお終い!