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インデックス投資で知っておくと心強い数字達(CPI、MPI)

日本でニュースにならない英語の投資関連ニュースを、発信しているCEOらてです。

今回はインデックス投資をする上で知っていると安心できる、または有利に投資を行うことができる数字達について誰にでもわかるように解説したいと思います!

これらの数字を知ることで、投資を長年されている方は日々の投資に活用でき、初心者の方も日々の値動き等に惑わされずに投資や積立ができるようになるはずです。

それでは参りましょう。

”今”の景気を表す CPI

まず初めは、消費者物価指数、通称CPIです。最近はGDPなどとも並ぶほどニュースでは取り上げられるようになりましたよね。難しいことは考えずに何%上昇したとかの数字だけでも小耳を傾けておくと役にたつかもしれません。

CPI(消費者物価指数): 一般の消費者が購入する商品とサービスの価格の変動を調査・算出した経済指標。毎月発表されており、前年同月比での比較が主となる。

要は普段買う物の値段がどのくらい上昇したかを示す指標となっています。
この上昇率は毎年+2%前後がちょうどよい水準と言われており、それくらいの上昇率だと順調に経済が成長している(株価が上昇しやすい)とされています。一方でCPIがマイナスになれば経済が後退しているということですし、大きく上がりすぎると物価が高くなり過ぎており、逆に企業の売り上げが下がる(株価が下がりやすい)となります。

よって、経済成長と関りの深いインデックス投資では、成績が悪い時などに投資先の国のCPIを参考にしてみると、良いかもしれません。

例えば、「今、S&P500の成績があんまりよくないけど、CPIも以前より下がっているし、アメリカ経済が少し停滞しているんだな。という事は景気が良くなればまた株価も上がるだろうし、順当に積立を続けよう。」といった流れにできるわけです。

ただし注意点としては、アメリカのCPIは2022年に+8%や9%なんて上昇率が続いていたため、+3%や+4%くらいでもわりとちょうどいい位の成長率であるとの見方もあります。

さらに海外資産への投資は為替の影響を強く受けるため、それらも考慮するべきであることを念頭に入れておきましょう。円高になれば、S&P500などの投資信託は評価額が下がってしまいますからね。

また、この指数は前月の成績を表した数字なので、現状把握にはいいものの、未来予測には不向きな指数と言えるかもしれません。

ちなみにこの数値は、有名な投資情報サイト「みんかぶ」https://fx.minkabu.jp/indicators  でも確認することができます。


”未来”を見通す? PMI

次はPMI、通称「購買担当者景気指数」と言われるものです。こちらも難しいことは考えず、数字だけ気にしていれば大丈夫なものです。

PMI:企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感を指数化した景気指標。毎月発表されており、景気動向の変化をいち早く示す指標として参考にされている。

ざっくり一言でまとめると、今後どれくらい世間から買い物の需要あるかをみることができる数字となっています。これはCPIとは違い、今後の景気を予測するのに役立ちます。

この指標は50を基準として、それより大きい数字であれば、今後は世間の買い物が進むと予想(株価が上がりやすい)され、50より小さい数字であれば世間の買い物があまり進まない(株価が下がりやすい)という見方をします。

こちらもS&P500を例に考えてみましょう。2024年2月のアメリカのPMIは51.4となりました。50より大きい数字なので、景気はまだ上昇傾向にあるだろうと予測できるわけです。一方で2024年1月のPMIは52.6でした。つまり米経済はまだ成長を続けるだろうけど、これまでの勢いよりは若干落ち着くだろうと見ることができるわけです。ここ最近はS&P500が最高値を更新するなど、株価が爆伸びしていたわけですが、これからはもう少し緩やかに成長を続けるんじゃないかと予想することができるわけです。(あくまでざっくりな予想ですが)

2024年3月2日のMorgan StanlyのPodcastでは、”The Predictive Power of PMIs”(PMIの予測力)と題された回がありました。
その中では以下のように述べられています。

A perennial problem investors face is the tendency of markets to lead the economic data. We’re always on the lookout for indicators that can be more useful, and especially more useful at identifying turning points. And so today, I want to give special attention to one of our favorite economic indicators for doing this: the Purchasing Manager Indices, or PMIs.
https://www.morganstanley.com/ideas/thoughts-on-the-market-sheets

要は、モルガンスタンレーの有識者たちも、この指標を参考に経済の動向を探っているってことですね。しかし、プロの有識者たちが扱っているからと言って、考えすぎなくてよいのがPMIの長所といえるでしょう。

なぜなら50を基準に上か下かだけで未来の景気を予測できてしまうわけですからね。

こちらの指標もCPIと同様、「みんかぶ」https://fx.minkabu.jp/indicators/US-PMIPで確認することができます。

まとめ

今回はインデックス投資で知っておくと心強い数字と題してCPIPMIについて解説しました。
これらの指標は簡単に景気の全体感がわかるものの、株価にクリティカルに反映されるものではないので、大きな流れを掴むための一つの参考としてご活用してみてください。

ここでの情報が少しでも、あなたの資産形成の一助となれば嬉しいです。

それではまたの機会に。

CEOらて



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