ファウンデーションズ限定構築まとめ
強度は微妙ですが、あくまで今後5年間のスタンで都度カードを補強する基礎（ファウンデーション）としていかがでしょうか？
ちなみに、各デッキはレア10+神殿4枚が共通しています。（アンコモン・コモン・ゲインランドの枚数はデッキによって変動します。）
１）青白コントロール
合計6枚体制の《審判の日》と《燻蒸》で盤面を一掃し、対応しにくい《トレイリアの恐怖》でゲームを畳みに行くコントロール。コントロールということで《セラの天使》も採用。
１～３マナのインスタントが多量に入っているため、場面に応じてそれらのカードを使い分けていくことが重要になるデッキ。
また低マナ域のクリーチャーはいずれも出た時点で仕事するクリーチャーを採用し、《審判の日》《燻蒸》で流してもアド損をしにくい構築にしている。
２）青黒リアニメイト
あらゆる角度から墓地を肥やし、リアニメイト系呪文で大型生物を踏み倒すデッキ。
低マナ域のクリーチャーはパワーこそ低いものの、飛行や威迫といった攻撃を通しやすい能力持ちが多いため、場合によってはリアニメイト戦略を捨ててビートダウンに振り切ることも重要。その場合の《航路の作成》は、墓地にカードを仕込むのではなく、単純な2マナ2ドローとマナ効率の良い呪文として働いてくれる。
３）赤黒ビートダウン
赤と黒の、低マナ域だが攻撃性能に優れたクリーチャーを詰め込んだデッキ。ライフを攻める効果を持ったクリーチャー達と、単純にサイズに優れたクリーチャー達との両面から、相手のライフを狙っていく。
《冒涜の悪魔》は相手こそ選ぶもののサイズは間違いなく優秀で、デメリットに見える効果も、他のクリーチャーのブロッカーになる相手のカードをどかすための疑似的な継続除去として考えれば便利な効果ではある。
４）赤緑ビートダウン
パワー4以上が居ることによってメリット効果を発揮するカードを多めに入れたデッキ。
ビートダウンではあるが《魂を紡ぐもの》や《ガラクの蜂起》などを活用することによって息切れを防ぎながら戦線を維持することができる。
このデッキでは重めの5マナである《踏み荒らし》は、クリーチャーを並べるようなデッキ相手に刺さるカード。もともとパワー4を軸にしているため、圧倒的なパワーとトランプルでゲームを畳みに行くことが狙える。
５）白緑ビートダウン
猫を並べて全体強化して速やかにゲームを終わらせるデッキ。
直接的な除去呪文は取っていないが、条件付きで自分のクリーチャー全体に接死を付与したり、あるいはインスタントでのパワー/タフネス修正をしたりと、対クリーチャーに対する戦闘能力を高めに取っている。
致命的なエンチャントやアーティファクトを置かれると弱いので、場合によっては《払拭の光》や《再利用の賢者》を採用するといいかもしれない。
６）白黒ミッドレンジ
自分がライフを得ることによって恩恵を得られるカードと、そのためのライフを得るカードを多めに入れたデッキ。
ライフゲインギミックを無理やり活用しようとしなくとも、サイズ面で優秀なクリーチャーが多い上に気軽にライフゲインをできるため、純粋な殴り合いになった時でもライフレースを優位に運びやすい。
（※このデッキのレア枠は8枚しか入っていないように見えますが《弱者の師》がレア枠としてカウントされています。）
７）青赤コントロール
除去スペルで序盤を凌ぎ、終盤には護法持ちの《謎のゴライアス、オヴィカ》を始めとした各種のクリーチャーで捲り返すことを狙ったデッキ。
除去スペルが多く入っているとはいえ、色の役割上どうしても火力による除去とバウンスによる除去になってしまうため、相手によって使用するカードをうまく選択していく必要がある。
８）黒緑ミッドレンジ
墓地に関連したカードを多めに入れ、じっくりと盤面を固めていくデッキ。
マナがある限りは帰ってくる《組み直しの骸骨》、墓地を掃除して成長する《漁る軟泥》といった優秀な２マナクリーチャーで序盤を、中盤には除去や墓地回収、陰鬱によるアドバンテージを獲得していき、終盤は大型クリーチャーを投下したり、あるいはトークンを大量に生成する。
９）赤白ビートダウン
横にクリーチャーを並べていき、全体強化によって圧倒的な速度で相手のライフを削っていくデッキ。
緑のクリーチャーと比較するとサイズは劣ったように見えるクリーチャーが多いが、その代わりに数を増やして戦っていくことが重要になってくる。
アンコモンではあるが、十分な数のクリーチャーを並べた後の《英雄的援軍》の爆発力は見た目以上。
10）青緑ランプ
緑の豊富なマナ加速手段から、青と緑の優秀な大型生物を展開していくデッキ。
序盤に展開できるクリーチャーの多くが「戦場に出た時」効果を持っているため、《共に逃走》をただ単なるバウンス呪文として使うのではなく、それらのクリーチャーの効果を使い回す呪文としても使うことが大切。
一旦この通りでおしまいです。