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The Master 感想 ※ネタバレ注意

2月18日
0:00
下痢1
36.8

5:00
下痢2

7:00
左肩痛
右鎖骨CV痛
歯肉痛
頭痛
咳痰鼻詰まり

7:20
37.0

8:10
下痢3

朝ごはん食べないと

8:20
朝食
食パン1枚
牛乳
メイバランス
生オレンジ

今日はみかん無かったみたい。
オレンジもおいしいけど、みかんの方がおいしいと思うのは日本人だからだろうか。


8:50

9:20
下痢4
熱っぽい関節痛あり両足ふくらはぎとか足首
全身の悪寒あり

9:30
37.8
CVと右腕から2箇所採血
熱出た時のやつ
ずっと出てるけども
寒い

9:40
サクシゾン1本目

10:00
シャワー
2クソガッ
しばらく前からシャワーの時に、鼻の奥から血の塊が出てくる。
固まってて流血はしない。
下痢の話もあまり綺麗な話じゃないが
人間なんてそんな綺麗なものじゃない。

10:20
38:4
点滴開始
抗生剤1ビーフリード2

12:10
38.9

昼ご飯食べないと

12:20
ロキソプロフェン


天丼のエビ2三つ葉1椎茸1
みかんの缶詰
ヤクルト
栄養剤バナナミルク味

天丼のご飯はいつも、味の薄い汁がかかってから小一時間ぐらい置いた感じのべっちょり仕上がりで、普通の白ごはんでも体調的に食べてないかもしれないので、残した。
ご飯って大事。
メニューって大事。
出てくるまで何食べるのかわからない覆面ご飯も、うまかったらなんでもいいけど、ここのは厳しい。
そもそも38.9で天丼はうまくてもきつい。

13:00
体調悪いと悪口言い出すので良くない。
修行が足りない。
食べ物あるだけありがたいと思え。

13:15
38.1
下がっているのだろうか。


15:00
37.3


15:34

少し雨が降る中
建設作業員の方が高い場所で作業されているのを
いつもの窓から見た。
自分はずっと寝ていて申し訳ない。

16:00
The Master

18:30
下痢5
36.8

18:40
映画見てたからか食欲ない。
むしろちょっと吐き気あるかもしれない。

晩御飯
みかんの缶詰
栄養剤りんご味

19:00
36.8
ロキソプロフェン飲むべきか迷う
もうちょっと待つか

21:00
抗生剤点滴予定

24:00
サクシゾン2本目予定




The Master
感想

JOKERのホアキン・フェニックス氏の他の映画を見てみたいなと思っていて
U-NEXT入ったのでついでに見たかったものの1つです。

まずJOKERの時もそうだったんですがホアキン・フェニックス氏の演技力が凄すぎて引っ張られるので、体調万全の時に見ることをおすすめします。

2012年の映画なので2019年のJOKERの7年前


内容なんとなく書いていくと

海兵隊として船に乗り第二次世界大戦に参加していたフレディ・クエル(ホアキン・フェニックス)は戦争の後、精神に異常をきたしていて、その後いくつかの仕事をしているうちに、ランカスター・ドッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)に出会う。
ランカスター・ドッドはわかりやすく書くと学者であり作家であり信仰宗教の教祖のような存在で、The Master.
フレディ・クエルは彼と出会い何度も彼と接する中で、次第に彼の思想に傾倒していく。
そして彼を盲信し、彼の思想に反論する人々に敵意を表すようになる。
途中ランカスター・ドッドとフレディ・クエルは逮捕される。
その時フレディ・クエルは、ランカスター・ドッドの思想を疑い、反発し、牢獄の中で暴れ狂う。
このへんのホアキン・フェニックス氏の演技が凄まじい。
一通り暴れて、反論し、否定しても、なお、ランカスター・ドッドは、自分はフレディ・クエルを愛している唯一の人間だと愛を説く。
裁判が終わり外に出ても、フレディ・クエルはランカスター・ドッドと共にいた。
フレディ・クエルにとってランカスター・ドッドはマスターだが、既にランカスター・ドッドの中でもフレディ・クエルは特別な、マスターのような存在になっているようにも思えた。
それでも精神に異常が見られるのはフレディ・クエルの方で、ランカスター・ドッドは周囲の人々に、フレディは危険だと、遠ざけなければ我々が破滅すると言われてもなお、フレディを見捨てない。
彼を救おうとする心に偽りはないように見える。
その後なんだかんだあり、最終的にはランカスター・ドッドの元からフレディ・クエルは去っていくが、自主的に去って行くような感じで、誰にも、どこのマスターにも頼らず生きられるようになったらまた来てくれみたいな、自立を促すみたいな感じで、最後まで愛に溢れていた。
最後の方でフレディがマスターっぽくなるシーンとかもあって、マスターは誰でもなれる可能性のある、ただの人間なのかなと思ったりした。

内容がとても難解なので、さらっと見て何を表現しようとしている映画なのか理解するのは難しいかもしれない。



以下自分の感想です。

前提として自分自身は、家は浄土真宗本願寺派ですが、個人的には無宗教です。
良さそうな考え方だけ参考にする感じのたぶん一般的に多いタイプの日本人。
仏教でもキリスト教でもイスラム教でも、生きる参考になるなら勉強するくらいの感じです。

信仰宗教やその教祖は一般的に見ると「悪」として捉えられることが多いかと思います。
もちろんそういう人も多いのかもしれませんし、そんなに詳しくもないんですが、
必要以上の寄付を求めたりせず、教祖本人も自分の考え方に人を救う自信があって、本心から説いていて、騙す意思も無く、そこに集う人々にはこの厳しい現実世界を生きる上での拠り所になっていて、関わる全ての人々が幸せになっているなら、それは「善」なのかもしれないと思います。
個人的にはそこまで人の思想に左右される生き方は嫌なんですが、自分だけでは生きるのも辛い、そのままでは生きていけないような状態の人にとっては、それは救いであり、必要なものなのかもと思います。

仏教やキリスト教やイスラム教も本当のところ、それが信用に足る考え、真実なのかは、自分などにはわかりません。
ただ長い年月に渡って沢山の人々に必要とされて信じられ信仰されてきた教えであり、拠り所だとすると、それの歴史の短いバージョンの信仰宗教も、全く悪意の無い存在なら有りなのかなと、The Masterを見ていて思ったりしました。

その考え方は危険なのかもしれませんが、それ以外生きる道のない人がいたとしたら、その人は救われているのだろうし、特に害が無ければ、他人が否定するものでもないかなと思います。

宗教に関してはそんな感じで、The Masterは宗教だけの話でもなく、人間対人間の人間愛を描いていたり、精神に異常があったとしても、周囲が猛反対しても、信じていた人が逮捕されて、裁判で全否定されても、男と男でも、その人をただ愛し、信じ、決して見捨てないっていう、深い愛を表現していたりもするのかなと思うので、難解で見ながらすごい悩むけど、余裕ある時に見るとおもしろいかもしれないです。

体調悪い時には見ない方がいいと思います。JOKERも。

JOKERの続編
JOKER folie a deux
は、2024年公開予定らしく
さっきググったらハーレイ・クイン役レディー・ガガらしく
ホアキン・フェニックスとレディー・ガガの共演が見られる頃まで、生きてられたらいいなと思います。



髭剃られてるだけでこのかっこよさである。


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