拝啓

日々

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嫌いなことと上書き

中津川に来てる 高校生からお世話になってる美容師さんが中津川で自分のお店をオープンしたので、お祝いもかねて髪を整えてもらった 中津川駅に着いて改札を出ると、建物の奥にそれは大きな山々が連なっていて驚いた 中学校の時に野外学習で中津川に来てはいたものの、少年の家のような施設の中の思い出しかないのでこんなに街と山が近いことを知らなかった 山と川がすぐ近くにあって、建物はみな低いので空が大きく見えた 駅から15分ほど歩いて美容院に着いた  馴染みの美容師のお姉さんが迎えてく

    • 生活と思考の記録

      インターネットの向こう側にいる、かれこれ3年も追いかけている文章がめちゃめちゃ上手いお姉さんがめずらしくマシュマロを開いていたから、聞いてみた 「社会人になるまでの残り1週間で何をしたらいいでしょうか?」 「残り1週間…私がおすすめするのは1人での遠出とその時の思考と感情の記録です」 了解 3月30日、学生生活も残り2日になったこの日遠出をしてみた 用事の合間を繋ぎ合わせた半日にも行かない外出だから、遠出とは言えないが私が1人で外へ行き1人で考えて感情を残すのをこの日に

      • キムダヨンさん

        キムダヨンさんとヨントンした。 世の中は幸せなことだけではない。大切な人には綺麗な言葉だけ届いて欲しい、好きな人へそう思うのは当然なように思う。だけどそうもいかないのはアイドル界でも同じ。前回のオーディション番組の印象の影響があったり特定のメンバーにヘイトが向けられていたり、それが飛び火したり…このグループで少し悲しいことが多いのは気のせいじゃない。 私はキムダヨンさんをガルプラからしか知らないけど、三つ編みをして「ネッコヤ~」と愛らしく踊っているときから音楽番組で1位を

        • 散歩と2年生の終わり

          いつものバス停で降りて、近くの川沿いを歩いた。頭を整理したいときにする新しい習慣だ。今日で大学2年生が終わってしまった。2月中旬までの実験レポートが5本あるので正確にはまだ続いているのだけど。 この2年生に満足できただろうか? 昼時の川沿いは人が少なく、天気も良くて汗ばむほどだったので少しゆっくり歩いてみる。水の流れる音がする。それほど大きな川ではないし水も澄んでいるとはいえないけど土手の緑が整えられたばかりの川はいつもよりきれいだった。スポーツウェアを着てランニングして

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          私の好きなもの

          音楽 小説 小学3年生の踊り場の金木犀の匂い 白 黒 青 緑 紙 一重 女の子が伏せ目になったときのアイシャドウ 路面電車の窓 トマト味の料理 お土産 相槌が心地いい人 朝焼け 山 川 羽毛布団 話が止まらなくて注文が決まらない時間 鶏肉 無印良品のカフェインレスコーヒー 絵文字がない文章 サンドイッチが売り切れると残念がるお婆さん 電車で受験本開いたまま宇宙猫の高校生 好きな人がいるときの自分 幼なじみ 車校の水野教官 虫を見つけるのが下手な友達 ムーミン・ママ スナフキン

          私の好きなもの

          茉莉花によせて

          1から1つ増えて2になり、9が0へと振り出しに戻る。 人生と振り返るにはまだ物足りないような今までの私の生活は、それほど華やかではなかった。 死にたくても死にきれずそれでも人生は続くと知っている切ない生き物。なんだかんだ私は生き抜いてしまったようだ。 大人、についてぐるぐると考えが駆け巡る。このまま青春系バンド1組組めそうな勢い。 10代という言葉の持つ、爽やかなのに汗ばむ、焦燥感のある香りはなんだろう。それが10代でしか感じられないことを私も知っているし、それに特別な価

          茉莉花によせて

          プレゼント

          今日みたいな夜のことを「月が明かりを忘れた日」と歌うあなたへ。 リスナーになってもう何年も経っているのに、初めて手紙を届けたい、と思った。あなたの音楽が好きであなたの選択を信じていることを伝えたくて、宛先を調べていつもより綺麗な便箋を買ったけど、いざ筆を執ろうとするとどうやって書き出して言葉を締めくくったらいいのか全く分からなかった。伝えたいのに、どう伝えたら良いか分からない。それを思い立ったのが去年の秋だったと思うけど、今の今までずるずると先延ばしにしてる。 多分、届い

          プレゼント

          0309 ユンギさんへ

          雪解けを待つかのように待ち遠しいような、一旦迎えてしまったらちょっぴり寂しいような、春の気持ちでこの日を迎えています。 「ユンギさんのどこが好きなの?」と聞かれて「全部!!!」と答えるのは簡単だけど(実際そう)、いつか忘れてしまっても思い出になるように、読み返してまた温かい気持ちになれるように、文字を紡いでおきたいと思う。 私は、ひとそのものが音に染みこんでいる曲を聴くのが好きだ。 ひとつのフレーズにその人の哲学が重ねられているのを感じて、その人が今までの人生から得たり人

          0309 ユンギさんへ

          2020

          大きなテストもなんとか乗り越え、不安定な始まりだった大学1年生を納めてきました。なんとなく区切りになる証が欲しくて、この一年、考えたことを残しておこうと思います。 2020年夏、精神的にぐらついてしまうことが大きく2つありました。 それはあくまで外的なものなので推測でしかありませんが、もしかしたらこのご時世に関係なくいつかは起こりえたのかもしれない、そういうものです。 そこで気付いてしまったことがあります。 マジのマジで、人に打ち明ける機会がないのです。 人と会って

          2020