古武道さんに3つの質問

どうも。らすてゃらです。
今回は私めのTwitterのスペースに古武道さんが来てくださった時のお話です。

前書き

去る7月25日、俺は単なる一般人のくせに『らすてゃらファンミーティング』というふざけたタイトルのスペースを催しておりました。
「アイドルの握手会のようにフォロワーさんと一対一でお喋りする」というコンセプトだったんですけども、そこになんと古武道さんが来てくださったのです。
ダメ元で「お喋りできたり、しない、ですよね……?」とお伺いを立てたところ、ありがたいことに本当に登壇してくださいました。
俺はただの古武道さんのファンなものですから、言うなれば逆ファンミーティング的な状態でしたね。
その中で3つの質問をさせていただき、恐らく初出しなんじゃなかろうかというお話を沢山伺えました。
内々で留めておくには勿体ないと思いましたので、古武道さんに許可をいただいた上でこちらに書き記させていただきます。


ファンミに来てくださった古武道さん

古武道さん(以下、古):どうもっす、こんばんは。
らすてゃら(以下、ら):どうも(笑)
古:(笑)
ら:ホントに来てくれるとは(笑)
古:いやいやいや、だってファンミーティングだから、ね。私も(笑)
(二人とも笑ってるだけの謎の数秒)
ら:あっ、ホントにファンの人ですか?(笑)
古:そうそうそう。らすてゃらさんにいつもお世話になっておりますということで。ファンということでやって参りました(笑)
ら:こちらの方がお世話になってます(笑)
古:(笑)
〜中略〜
古:家に着くまでの5分ぐらいの間なんすけど、らすてゃらさんにお話を振っていただいて。
ら:おっ。
古:小粋なトークを繰り広げていこうじゃないかなと思うんですけども。
ら:え〜(笑)5分か〜、5分な〜。
古:(笑)


テークエムさんとのクルー「BigTitanTank」について

ら:前から聞きたかったのが、テークさんとのBigTitanTankって……。
古:(笑)
ら:名前だけしか知らなくて(※こちらのツイートで存在を知りました)
古:BigTitanTankっていうね、ライブは2回ぐらいしかしたことないねんけど。
すごい昔に、pekoやんが所属してた高槻POSSEのJABくんっていうみんなの兄貴がいるんですけど、そのJABくんがいつもTRIANGLEで新年会をやってたのよ。
その時にノリで言われたんが「テークとコブさんで組んでなんかできません?」みたいな。
で、二人で出た時に付いたんが、ちょうど当時TinyTitanBoxを組んでたからかわかんないんやけど、BigTitanTankという。まあ、酒のことしか歌わないクルーになって。
ら:(笑)
古:ひたすら酒のことばっか20分ぐらい。しかもバックDJ、HAMAYAやったからわりと豪華な。今から思うと。
ら:アツい!
古:(笑)っていうクルーでしたね。
ら:すごい気になってたんで、何やってたんだろうなって。
古:とりあえず酒のこと歌って、その後、死ぬほど、しこたま飲んで。
ら:(笑)
古:その時ライブがね、珍しく、あんまそんなことせえへんねんけど、2本立てで、ナイトイベントやったから両方出れるっていう感じやったのね。
だから12時ぐらいにそのイベント行って、夜中の2時か3時ぐらいに別の箱でライブってやつやってんけど。
まあ、その時もう飲み過ぎて、後にも先にもあんなラップできひんの初めてやなっていう。
ら:支障出てんじゃないですか(笑)
古:そうそう(笑)持ち時間15分ぐらいやのに40分ぐらい喋り倒して、しかもほとんど歌えてないっていう。まー酷かったっすね。
ら:覚えてはいるんですね(笑)
古:(笑)後からの色んな情報を編集していった結果、そういうことなんだろうという。
ら:へー(笑)
古:そういうクルーやったね。
ら:聞けてよかったです。
古:一曲やりたいけどね。また、BigTitanTank。
ら:いやー、マジで見たい……。
古:なんか、謎のクルーとか結構あったもんな。
ら:そうなんすね。
古:そうそう。表に出てないけど、結構サンクラとかに載せてたけど消えちゃった曲がめっちゃあって。
ら:わー、もったいない。
古:DFBRっていう、たまに俺らのリリックに登場するスタジオ行ってて、ホンマに量産ってあのことやなっていう。
同時進行で3、4組とかが作って、1回行く毎に2、3曲、毎週生まれるみたいな時期があってっていう感じかな。
ら:すごい。
古:まあまあでも、酷いのもいっぱいあるし(笑)
ら:(笑)めっちゃ聴きたい!
古:その頃のガガの、ホンマに、ちょっとなんかヤバい、今やると色んな人に怒られそうな……そうやね、全体的にみんな怒られるようなリリックやったかも。
ら:へー(笑)
古:『コンビニのジョン』とか、結構そんなので生まれたりした曲もあるし、ドリフィニも……そうだったって聞いてます。
ら:曰く(笑)
古:(笑)そうなんすよ。
ら:興味深いお話を伺えて本当に嬉しいです。


昔考えたゆるキャラ「ちん○こ侍」について

ら:昔の古武道さんのツイートを掘り返してた時に気になったのが、ゆるキャラを考えてたって話で(笑)
古:ゆるキャラを考えてた!?なんかあったっけ。
ら:あの、ちん○こ侍っていう(笑)
古:あー!ゆるキャラって書いてたっけその時。
ら:ゆるキャラって書いてました(※ソースはこちらのツイートです)
古:まあまあまあまあ、今で言うゆるキャラなんかもわからへんね。
大学生の時とかにね、イマジネーションを持て余してた時があって。曲を作るとか、ラップ自体してなかったから。
その時になんか、色んなものの結晶として生まれたのがちん○こ侍っていう。
ら:(笑)
古:亀○の中から刀が出てくるっていう侍やったんすけど。
ら:あー(笑)おもしろっ(笑)
古:(笑)単なる響きだけなんやけど。
ら:設定とかはそんなにない感じですか?
古:設定というか、いざという時にしか○頭から刀を出さへんのやけど、基本的には鞘というか、棒で撲殺していくっていうキャラクター(笑)
ら:(大笑)


長年続けていた髪型を変えられた件について

ら:古武道さんって、なんで髪型変えようと思ったんですか?
古:あー、別に前の髪型にこだわりがあったってわけじゃなくて。なんていうんかな、やめれなくなる感じあるやん?今更髪型を変えるのも、っていうのもあれやし。
ら:うんうんうん。
古:すごい恥ずかしいこと言っていいですか?
ら:どうぞ(笑)
古:それか、頭の悪いことをね?言いますよ。
ら:はい。
古:正直、煩わしいわけよ。床屋というか、美容室ね。行ってる時に喋る系のとこも苦手やし。
苦手っていうかなんか、向こうも多分、仕方なく喋ってるやろっていうような話題振ってくるわけよ。
で、どんだけ深く話してたとしても大したとこまで行かれへんのにそれに喋らなアカンっていうめんどくささと。
ら:めっちゃわかります。
古:だからあんまり行きたくないなと思ってたのね。美容室ダルいなーっていう。お金もかかるし。
ということは、回数を減らすには、短くした方がいいだろうと。
ら:なるほど。
古:短くしたら行かんでいいだろうと思ってたんすけど。あるタイミングで一回髪型変えてみるかと。
さんざね、嫁と結婚式の時も「結婚式の時くらい髪型変えようや」みたいに言われて「いや、めんどいからこれでいい」みたいな。
言ってたのに、コロナ禍のタイミングやったんかな?なんかちょっとちゃうのにしてみますかと思って。
で、切ってみて「あっ、髪の毛って横に流せるんや!」って。
ら:(大笑)
古:(笑)っていうことに気付いて。まあここ何年かは横に流す感じにしてんねんけど。
あのー、してみて思ったんがね、長い方が行かなくていいという(笑)
ら:そうっすよね、最初言おうか迷った(笑)
古:それにねー、30年ぐらい気付かず生きてきたのがね。タイムマシンがもしあるならそれを言ってあげたい(笑)
ら:若き日の古武道さんに(笑)
古:そうそうそうそう。やっぱね、はっきり言うと田舎育ちやし、あんまり服装だったりファッションってものにね、気を遣ってこなかった人間が25とか30ぐらいまでいくとやっぱそのままいくよね、っていうのは思たね。なんかのキッカケがない限りは。
ら:確かに。
古:だからたまに昔の写真とか見るとゾッとするもん。うぉ、なんやコイツ!って(笑)
ら:(笑)
古:今でも思うしな。まあまあまあ、してみたら意外に美容師さんって優しいんだ、っていう。
ら:(笑)
古:(笑)今行ってる美容室はそんな喋らへんから。黙々と切ってくれるから楽やなってのはある。
ら:いいところに巡り合ったんですね。
古:そうそうそう。ちゅうか、色んなところで切るようになってからあれやね。大体の人、喋らへんねんなって。
ら:あー、まあでも喋る人と喋らない人を見分けてそういう風にしてると伺ったことはありますね。
古:なるほどね。じゃあ自分が行ってたとこがあれやったんかな。
ら:空気読めない人だったんじゃないですか?
古:いつも切ってるとこが、昨日ちょうどRの出てた、タニシさんのやってるラジオ(松原タニシの恐味津々)で話題出た曰く付きのあのマンションね。そこの近くの床屋で切ってたわけよ。
で、韓国人の方がやってて、言葉は通じてる筈なのよ。すごいお喋りしてくれる方やねんけど……毎回、言った通りにしてくれへん。
ら:(笑)
古:(笑)あとなんか「いつものでいいですか?」って聞いてくんねやんか。で、覚えてくれてんねやって思うやん?こっち。
ら:ですね。
古:始めて2、3分ぐらいしてから「どういうのでしたっけ?」って聞いてくんねん。
ら:(大笑)
古:それ毎回やねん(笑)
ら:いつもの感じでいいですか、でもどんなん感じでしたっけ、っていう(笑)
古:そうそうそう。なんで走り始めたそれでっていう。お任せあれの感じなんやったんやっていう。
ら:おもっしろいなぁ(笑)
古:そんな感じで、そういう人を相手してたっちゅうのもあるから別の髪型を言いにくかったっちゅうのもあるのかもわからん。
ら:今の髪型すごい好きです。かっこいい。
古:ありがたい限りで。でもちょっとな、ゴリラみないもんな。
ら:ゴリラみ……。
古:新しく入った人に「どの辺がゴリラやねん」って言われると「そうっすよねー」っていう感じですね。
ら:まあ、メンタリティでゴリラを出していくしか。
古:それかもう、タトゥーやね。
ら:(笑)
古:何者やねんって思うけど(笑)
ら:そこまでゴリラに捧げなくても(笑)
古:人生を(笑)まあ、そんな感じですわ。
ら:そんな感じですか。お時間の方が。
古:そうですね。ぼちぼちと。
ら:いやぁ、すごい、めちゃくちゃ笑わしてもらいました(笑)
古:ありがとうございます(笑)
〜中略〜
ら:ちなみに今日話したことって書いちゃったりしてもいいですか?
古:あー、はい。全然。想像でちん○こ侍も作っといてもらったら。
ら:誰か描いてくださいって言っときます(笑)
古:よろしくお願い致します(笑)pixivに上げといて。
ら:(笑)ありがとうございました。
古:ありがとうございましたー。


後書き

まず、こんなわけわからんスペースにお越しいただいただけでもありがたいというのに、タイトルに合わせて一応ファンというテイをとってくださる辺りに慈悲深さを感じました。
そして全然5分で終わらなくて13分ちょいになってたんですけども(苦笑)とっくに時間オーバーしてるにもかかわらず面白エピソードを話してくださるサービス精神には頭が下がる思いです。
貴重なお話を沢山聞かせていただき、恐悦至極でございました。元々大好きでしたが更に好きになった次第です。本当に本当にありがとうございました!



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