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同型勝率8割!新型オカルトアンダケイン「グリーンオカルト」

皆さん、こんにちは。ウィンターです。
2020年コロナで全然楽しくなかった+全国大会延期で年末の興味が吹き飛んだので、鬱憤を晴らすために久々に有料記事を書く次第です。

今回は僕が直近ずっと調整していた自然文明濃いめのオカルトアンダケインの解説記事になります。このデッキの強みは大きく3点です。

①青黒アンダケイン同型に対して勝率8割、後手番も返しやすい。
②青黒型よりも安定する。
③赤白ヴァイカー、青魔道具など戦いずらい相手への勝率が向上。

自然文明の力によってここまでのメリットを得ることができます。その一方で序盤の色マナ管理やプレイ難易度が上がってしまっているので、この記事で解説できればと思います。

無料部分では以下3点を解説します。

・オカルトアンダケインってどんなデッキ?
・自然文明を濃くするメリット
・採用した自然文明とその理由

有料部分では以下4点を解説します。

・実際のリスト
・カード解説
・細かいテクニック
・各対面ごとのプレイング

環境用デッキとして非常に自信のあるリストに仕上げました。CSさえあれば使いたかったところですが・・・。ちなみにお値段は300円です。年末年始のSTAYHOMEのお供としてご一読頂けますと幸いです。

オカルトアンダケインってどんなデッキ?

まずはこのデッキについての簡単な説明をしていきます。オカルトアンダケインとは、《不敵怪人アンダケイン》と《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を用いてシステムクリーチャーを何度も使いアドバンテージを稼ぐ墓地利用コンボデッキです。《暗黒鎧 ダースシスK》や《百万超邪 クロスファイア》などを高速召喚し、《不敵怪人アンダケイン》のフシギバースから《天災 デドダム》を始めとする各種システムクリーチャーを何度も使い倒し膨大なアドバンテージを得ます

最終的には《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》と《フォール・クロウラー》を用いたソフトロックを仕掛けるか、膨大なボード・アドバンテージとともに《零龍》で攻撃します。

通常では水文明と闇文明で構築され、《天災 デドダム》が3~4枚ほど投入されています。自然文明の採用は《天災 デドダム》のみというのが主流の構築となっています。

※2020/12/20 
第27回 仙台CSで使用されトップ4に残ったオカルトアンダケインの構築です。上位4名のうち他3名もオカルトアンダケイン(リスト非公開)でした。

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自然文明を濃くするメリット

オカルトアンダケインで自然文明を濃くするメリットは2つです。1つは《天災 デドダム》が使いやすくなること。もう1つは3ターン目の動きが強くなることです。

《天災 デドダム》が使いやすくなる】

デドダム

通常の構築では自然文明は《天災 デドダム》3枚のみです。そのため《天災 デドダム》をマナにおかなければ自然マナが発生せず、後半手札に来た時弱い・墓地に落とせないと弱いといったことが発生します。今回のリストは《天災 デドダム》を4枚採用し、更に単色自然文明を採用することで手札からのプレイを可能にしています。

またオカルトアンダケインはその構造上墓地リソースをメインに戦うので、一度墓地対策をくらうとトップデックで戦うことになりがちです。そんな状況でトップで引いた《天災 デドダム》をプレイできるかどうかというのは非常にゲームに関わります。

3ターン目の動きが強くなる】
オカルトアンダケインの3ターンといえば《暗黒鎧 ダースシスK》の召喚から《不敵怪人アンダケイン》のフシギバースにつなげるというものです。

シスK

この動き、デッキに4枚の《暗黒鎧 ダースシスK》を引けていないと出来ないという根本的な欠点があります。引けていない場合は各種ルータークリーチャーで山札を掘り進める・何もしないなど、どうしても弱い動きになりがちです。

この3ターン目の動きに《天災 デドダム》という動きが加わるとどうでしょうか。1枚でマナ・墓地のリソースを増やすことができるこのカード本来の働きがデッキに非常にかみ合います。

《暗黒鎧 ダースシスK》を引けていたとしても、相手の盤面に《奇石 ミクセル》のようなメタクリーチャーがいると《暗黒鎧 ダースシスK》のプレイができません。

そんな時でも《天災 デドダム》をプレイしリソースを伸ばすことで3→5の動きが実現できます。3ターン目《天災 デドダム》から4ターン目《暗黒鎧 ダースシスK》→《不敵怪人アンダケイン》フシギバースとつなげることで6マナに到達し、ミクセル圏内を超えることが可能です。

同型戦では後手2ターン目に置いたクリーチャーを相手《零龍》の《墓地の儀》で除去されて《暗黒鎧 ダースシスK》が出せなくなるということが発生します。その時でも《天災 デドダム》がプレイできればリソース差で追いつくことが可能です。

総じてこのデッキにおいて、《天災 デドダム》を手札からプレイできるというのは相当なアドバンテージになります。


採用した自然文明とその理由

このデッキに採用されている自然文明は下記4種8枚です。

《天災 デドダム》4枚
《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》2枚
《蛇手の親分ゴエモンキー!》1枚
《ダンディ・ナスオ》1枚

8枚である理由は《天災 デドダム》の手札からのプレイがあくまでサブプランあること、自然文明自体がサードカラーになるので優先度が低いことなどです。

《天災 デドダム》4枚
最強のリソース確保生物といっても過言ではない1枚です。プレイできれば出来るほどに強いこと、自然文明確保のためにも4枚フル投入しています。このカードも初動に含めることが可能になりデッキの安定性にも貢献しています。

《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》2枚

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このデッキのフィニッシャーの1枚かつメタクリーチャーとして採用しています。オカルトアンダケインの最終盤面は《フォール・クロウラー》によるランデスロックになるので、《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》で1点入れるだけでほぼほぼ勝ちとなります。マナも伸びるのでツインパクト面でプレイし、除去として機能する一面もあります。

またドラグナー関連の《爆熱剣 バトライ刃》やマジボンバーのデッキトップ確認、青魔道具の《堕呪 ゴンパドゥ》や同型の《天災 デドダム》などを足止めできるので環境にもかみ合う一枚です。


《蛇手の親分ゴエモンキー!》1枚

ゴエモンキー

言わずと知れた殿堂カードです。忘れがちですが《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》や《暗黒鎧 ダースシスK》は《蛇手の親分ゴエモンキー!》の能力がかかっていればマナゾーンからでも自身の能力で召喚が可能です。

特にフシギバースでマナに置いた《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を再度使うための選択肢として非常に有効です。このデッキは枠の関係で枚数を絞っているカードも多いので、序盤にマナに置いたそれらのカードを召喚できるというのも利点です。

一方で《蛇手の親分ゴエモンキー!》によってプレイの選択肢が非常に増え、プレイミスの誘発や思ったような動きにならずリソースを失うことがあります。使う際は念入りな一人回しと正しい取捨選択を考えてから使うと良いでしょう。


《ダンディ・ナスオ》1枚

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こちらも同じく殿堂カードです。マナゾーンと墓地を同時に調整できるこのカードはデッキに非常にかみ合います。非常に細い線ではありますが、2ターン目に《不敵怪人アンダケイン》から動くルートも存在します。

《天災 デドダム》と違ってマナは増えませんが、狙って闇文明のアンタップマナを作ることが出来るので状況によっては重宝します。また《蛇手の親分ゴエモンキー!》が絡む動きが出来る時には、実質的なサーチカードとしても機能します。


ここから有料部分となります。

ここまで読んでいただいた皆様、ありがとうございます。ここから先が有料部分となります。改めて有料部分に記載があるのはこちらになります。

・実際のリスト
・カード解説
・細かいテクニック
・各対面ごとのプレイング

無料部分の記載内容以外にも同型で勝つための採用カード、細かいプレイングなど記載していますので是非ご購読お願いします。

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