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#10 外国債権ETF〜投資初心者の実況日記〜

2023/2/15(水)

こんにちは,ラザニアどんです.

外国債権ETF

概要

ETFとは,投資信託の一種であり,それ自体が上場しているため,株式と同じようにリアルタイムで売買が可能な金融商品です.
すなわち,外国債権ETFとは外国債権で構成されたETFということになります.

外国債権ETFは,分配金利回りが高いため,償還まで保有することでインカムゲインを目的にして購入しても良い.
また,金利が下がる(つまり,債権価格が上がる)タイミングで売却することでキャピタルゲインを得る目的で購入しても良い.

為替の影響

一般的に,外国債は現地通貨で発行されるため,売却時において
・購入時よりも円安→得
・購入時よりも円高→損

米国債ETFが買い時?

2022年末から2023/2/15現在にかけて,米国債の買い場が来ているという話をよく耳にします.
その理由は以下の2点
・政策金利の利上げがそろそろ打ちとめになり,来年中には利下げに転じる予想
・米国債券価格が1865年以来,最も下落している

利上げ打ちとめ

4会合連続で0.75ポイントの利上げをしていたが,前々回は0.5%,前回は0.25%と利上げペースを減速させている.
ちなみに現在のFFレートは4.5~4.75%

米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者からは,政策金利は5%超で打ち止め,2023年中は維持するという見通しが報告されている.
一方,市場が織り込んでいるのは,政策金利は5%弱の水準で打ち止めとなった後,2023年の後半には合計で0.5%の利下げが実施されるという見通しである.

どちらにせよ,現在が金利の打ちとめ付近であることが予想されるため,今後の利下げに備えて米国債を仕込んでおくことは一つの戦略になりうると考えている.

まとめ

・外国債ETFは円高時に買い,円安時に売るのが有利
・米国の利上げは今年中にピークを迎え,利下げに転じる予想
・近年稀な安価で取引されている
・米国債は買い場



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