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藤井風 《歌詞意訳》 青春病 ②

そうか 結局は皆つながってるから
寂しいよね 苦しいよね
なんて 自分をなだめてるヒマなんて無かった

みんな 色々悩むのは同じだから

うまくいかないことに 言い訳しなくてもいい






君の声が 君の声が
僕の中で叫び出す
耳すませば 耳すませば
何もかもがよみがえる

少しずつ大きくなっていく

心の声を よく聞いていると

心を大切にして生きることを 思い出した






止まることなく走り続けてゆけ
何かが僕にいつでも急かすけど
どこへ向かって走り続けんだっけ
気付けばまた明ける空

とにかく走れ と

心の声が 駆り立てるけれど

どこへ向かって走っているのか わからないまま

気がつくと 目の前の壁を越えていた






無常の水面が波立てば
ため息混じりの朝焼けが
いつかは消えゆく身であれば
こだわらせるな罰当たりが

心が穏やかでなければ

良いスタートを切っても うまくいかない

変わらないものはないのだから

変化を受け容れよう






切れど切れど纏わりつく泥の渦に生きてる
この体は先も見えぬ熱を持て余してる
野ざらしにされた場所でただ漂う獣に
心奪われたことなど一度たりと無いのに

欲望がつきまとう現実の中で

未知の力を くすぶらせている

いたる所に 転がっている誘惑に

気を取られたことなんて 一度もないというのに






青春のきらめきの中に
永遠の光を見ないで
いつの日か粉になって知るだけ
青春の儚さを…

輝かしい現実が

いつまでも 続くと思わないで

そのうち 疲れ果てて

現実が長く続かないことを知る






お読みいただきありがとうございました。

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