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魔法と音楽

20歳になった途端、魔法が使えなくなってしまった。使えなくなったというより、今まで私の魔法にかかってくれていた人たちがみんな正気に戻ってしまった。私は元・魔法使いのただの人間として生きていく覚悟を決めて、決めたあとで躊躇したりして、未だにおろおろしている。 魔法が溶けてしまえば、私の体はただの体で、私の心はただの心だ。特別なんかじゃない。綺麗に包装しても誰にもあげられないから、このまま抱えていようと思います。 綺麗な絵の原画を偶然通販サイトで見つけた。それを見たときに、私は

    • 2023年12月11日

      受験勉強、もう1ヶ月以上してないしもうダメだと思うけど、鬱だった人間がバイトをしながら毎日何時間も勉強していたということを自分自身で評価するべきなのかもしれない。 やり遂げられないし自分に甘いんだろうけど、でも鬱になってしまった以上は仕方ないのだと思う。今まで何もやり遂げられなかった人生だったからこれだけはと思って頑張っていたつもりだけど、やっぱり私はメンタルが弱くて自分に甘い。そこが何よりも許せないところなのに、だから頑張っていたのに、結局私はズル休みだと言われながら午後に

      • 2023年11月26日

        宮本浩次の「冬の花」の「悲しくって泣いてるわけじゃあない 生きてるから涙が出るの(……)ああ わたしが 負けるわけがない」という歌詞をふと思い出し、あまりにも強く深く感情移入する。 友達にメイクとヘアセットをする。鏡を見て「自分じゃないみたい…」とお手本のようなセリフを言っていたので笑ってしまった。前回会ったときに普段行かないところに行きたいと言っていたので、そのまま一緒に喫茶店に行くことにした。途中で海に行きたいと言うので少し遠回りをして海に行く。今自分の中でどのルートで

        • 2023年11月19日

          友達とドライブに行く。運転をしている間は余計なことを考えずに済むので運転が好き。話し相手がいるときの運転はもっと好き。 イオンに行き買い物をした帰り道、友達が寂しいからぎゅーってして寝てくれる人が欲しいと言っていて、私でいいじゃん………………(激重感情)と思いながら、私がいるじゃん!と冗談っぽく言う。そして話を聞くうちに彼女の寂しさと私の寂しさの違いを思い知ったりして、少し凹む。あなたはかわいいから大丈夫だよ、と心の底から思って、それを口に出す。 24時間営業の素敵な古着屋さ

        魔法と音楽

          2023年8月6日(鬱のことなど)

          最近は鬱がひどくて、横たわってどうでもいい動画を流し見したりどうでもいいことをして時間を潰している。元気があればできる限り外に出たりしているけど、出先でもう一生帰ってこられないような気持ちになることもある。 鬱のときにできること ・マインクラフトでひたすら木を切る ・魚が自分より小さい魚を食べ、大きくなっていくだけのゲームをする ・YouTubeショートやTikTokで謎のダンス等を観る 久しぶりに外出をしたらコロナになってしまった。1回もコロナに罹らなかったことをこれか

          2023年8月6日(鬱のことなど)

          2023年1月4日

          小学校のころの友達とその子の妹と私の妹と4人で京都に行った。数日前に私の勘違いからいきなり行くことになってろくに予定も立てられなかったので何が起こるかわからなくてどきどきしていたのだけど結果的にすごく楽しかったのでよかった。 京都にはたまに行くことがあるけど、ちゃんと観光地に行ってフォトスポットで写真を撮るようなことはほとんどしないのでそういう遊び方をしたのが楽しかった。 これはその例。 とにかくとても楽しかった。

          2023年1月4日

          2023年1月3日

          どうやら自分はファッションを精神だと思っているらしい。精神のあらわれだと思っているし、精神を含めてファッションだと思っている。 ガワが良くても精神がだめだとファッションとしてダメだと思っている。逆にいえば、崇高な精神をもった人はパジャマでも美しいと思っている。 でも、ファッションは精神のあらわれでもある。だから両方ありえる。自分で言っててわけわからなくなってるけど。 私は自分の身体を精神の容物だと思っているから自分の精神に似合わない服は日常でなんとなく身につけるものでも嫌だな

          2023年1月3日

          2023年1月2日

          あけましておめでとうございます。去年は日記(というより文章全般)を全くといっていいほど書かなかったので今年はゆっくり書いていこうかなと思います。 去年は本厄だったみたいですが、これといった災いは起こらず、なんやかんやで平和な日々を送ることができたので今年もそんな感じでお願いします…と思っています…。 今年は親戚の集まりに参加せず、今私が住んでいる祖母の家に親戚や家族が集まる日にはわざわざ外出して暇をつぶすという、やる気のない正月を送っています。唯一嬉しかったのは、年越しを好き

          2023年1月2日

          私たち以外誰もいない暖かい島に行って、1ヶ月くらい幸せに過ごしたあと、ふたり同時になんかもうよくない?って瞬間が来て、なんか悟って、抱きしめあって上手いこと死ねたらなあ

          私たち以外誰もいない暖かい島に行って、1ヶ月くらい幸せに過ごしたあと、ふたり同時になんかもうよくない?って瞬間が来て、なんか悟って、抱きしめあって上手いこと死ねたらなあ

          わけのわからないツイートにいっぱいいいねされると、なんでやねーん、と思ってアカウントの居心地が悪くなる 鍵をかければいいとかそういう話ではなく、どうでもいいことばかりいいねされて本当に読んでほしいブログは誰も読んでくれないということに耐えられなくなる 全てを誤魔化すしかないのか

          わけのわからないツイートにいっぱいいいねされると、なんでやねーん、と思ってアカウントの居心地が悪くなる 鍵をかければいいとかそういう話ではなく、どうでもいいことばかりいいねされて本当に読んでほしいブログは誰も読んでくれないということに耐えられなくなる 全てを誤魔化すしかないのか

          2021年11月30日

          天野可淡の人形を見るために京都へ行った。天野可淡の展示があるマリアの心臓は前々から行きたかったし、来年閉館してしまうらしいのでこのタイミングで行けてよかったと思う。 天野可淡は勿論そうなのだけど、恋月姫や四谷シモンの人形を見るのも初めてで、そのあまりの美しさにやられた。人形を見る醍醐味は、目をじっと見つめてみることだと個人的に思っているのだけど、天野可淡の人形は目がどの人形よりも澄んでいて、光の反射というより眼の奥の奥から発光しているような美しさがあった、目に深みがあって、目

          2021年11月30日

          2021年11月18日

          することがありすぎて、何もできない。個人的にスケジュールは埋まっていれば埋まっているほど生活しやすいし元気なのだけど、日記を書くよりも早く寝ることのほうが重要だと思ってしまう生活はやっぱり嫌だ。 今日はバイトが休みだったので、昼の12時まで眠っていた。多分昨日は11時半頃に寝たので約12時間眠っていたことになる。久しぶりにこんなに眠ったので身体が重い。それも久しぶりにちゃんとした夢を見たので、記録用に書こうと思います。 好きな人に恋人がいて、それを知っていて好きな人とその恋

          2021年11月18日

          2021年10月17日

          ブックオフで本を見ていたら、明らかに挙動のおかしい人間に腕を掴まれてしまった。あー、なんか嫌だなー、と思って逃げたりしながら話を聞いていた。(結局逃げられずに1時間以上巻き込まれてしまったけど) かわいいね から始まり、悪さ自慢、彼氏いる?彼氏と俺どっちがかっこいい?そんな彼氏〜、力自慢、モテる自慢、賢い自慢、不倫自慢、少しの脅し でもうおなかいっぱいになった。 後半になってくると慣れてきて、Wikipediaを音読させようとしたり、矛盾を指摘しては爆笑していたので恐怖とかは

          2021年10月17日

          好きな人と一緒に住んだら果実酒を作ろう、いつ死んでもいいように。

          好きな人と一緒に住んだら果実酒を作ろう、いつ死んでもいいように。

          2021年10月12日

          喫茶店のバイトを始めた。御屋敷みたいな古民家カフェで、昔から好きなところだったので働けてうれしい。 バイトの時は毎回紅茶をご馳走になったり、余ったケーキの端っこをもらったり、甘いものが大好きな私にとって天国みたいなバイト先なのだけど、何よりも(本来の意味での)メイドになれた気持ちになれるので好きだ。もう塗装が剥がれかけている廊下を雑巾がけしているときや、お菓子を運んでいるとき、そういう気持ちになる。先輩たちも優しくて、全体的に雰囲気が優しいし、勢いだけで応募してよかったなと思

          2021年10月12日

          2021年9月17日

          インターネットで買い物するのが嫌いで、お金を払ってからそれが家に届くまでどういう気持ちで待つのが正しいのかわからないし、何故か届くまでに飽きてしまう。勿論それが届くと嬉しいのだけど、新鮮さがないというか、衝動的に買ったものなんかは特に最悪で罪悪感が勝って開けるのすら億劫になる。 私はもともとお金を使うのが好きではなくて、どうしても罪悪感の方が勝ってしまうし、かといって節約が得意でもない。感情に身を任せて(?)消費するのは好きだし、よくわからない。例えとしては雑だし適切ではない

          2021年9月17日