追伸その2【Mリーグ2020ファイナル】最終戦の差し込みとドリブンズに感じる違和感

Mリーグ2021の日程が発表され、新ユニフォームのお披露目や各チームの新加入選手も交えた配信などなど、徐々に新シーズンへの熱気が高まりつつある中、私のnoteで毎回のように登場するドリブンズ村上淳選手が麻雀遊戯王の動画でついにあの件について触れてくれた。

私は以前2回に渡って、この最終戦についての記事を書いた。

まあ2記事目はオマケみたいな内容なのだが、結局この「超絶イレギュラー条件の差し込み問題(あえて目無し問題とは言わない)」に対するドリブンズや村上選手のまともなコメントはないまま新シーズンに突入している中、まあ結果から言えば期待はずれな内容だったが一応本人が口を開いた。

動画を見ればわかるが結局は最終戦の打ち方を包括した話で終始している。要は目無しがどう打つのか、みたいな話だ。

何度も言うがこの切り口の話はセンスがない。

結局目無しは迷惑かけないように打つべきだ、いやいや、どうやったって影響はでるのだからチームやファン、個人のために全力でトップを狙いに行くべきだ、普通にいつもどおり打つべきだ、などなどなど、どれもそういう意見もあるよねーっていう論争にしかならず、不毛だ。

私も以前書いた通り、どんなスタンスで戦おうが別に構わないと思う。

そんな試合全体の話ではなく、あの試合でしか生まれな得ない超イレギュラーな条件があったからこそ成立したクソみたいな差し込みについてはどうなのか、というのは相変わらずまったくもって触れられない。(触れられているものがあったら教えてほしい)

動画の中で村上選手は「個人の成績は一生残る。トップが獲れる試合でオリ続けたらトップは取れず、結果個人の成績に響く」というようなことを言っていた。

そりゃそうだ。Mリーグは基本的に単年契約だろうし、手抜いて個人がマイナスして、それが忘れられた頃に自分の成績として評価されたらたまったもんじゃない。そりゃトップ目指すさ。

ただ何百回見てもあの差し込みが無かったら村上選手の成績に影響するとは到底思えない。トップはほぼ確実、勝又選手が絶対オーラスおりるとわかっていなかったら圧倒的に期待値マイナスの差し込み。どう見ても不要な茶番。

で、試合は更につまらなくなり、Mリーグ2020の最終戦は2019の魚谷小林の激戦のようにも全くならず、壊れておしまい。

あの試合にどういうスタンスで挑むかなんてどうでもいい、ただあの差し込みの選択、それだけが知りたいのに、結局全くなんとも回答はない。

あー、ドリブンズってそういう自分たちよければそれでいいっていうチームなのねー、村上選手も泣くほど悔しかったのに確信までは語ろうとしないのねーと興ざめに次ぐ興ざめだ。

遊戯王のコメント欄にはどういう方針であれ、結果エンタメとしてはつまらん選択だったよね、というのがチラホラ。まあこれは差し込みじゃなくて目無しでも頑張るぞをやったことに対してだが、極論ほんとこれ。

ズレてるのよ、ドリブンズ。

ちなみにその前のパートの動画がこちら。

ドリブンズは麻雀以外でファンを獲得する気がない、そういう方針だ。

とのこと。

そんなんじゃファン増えないし、だったらMリーグじゃなくてよくね、とも思ったのは置いておいて、

麻雀でファンを獲得する気なら、だったらそれ相応の麻雀魅せろよ、と。

別に強いチームって印象もサラサラないし、あの試合すごかった!みたいな印象的な試合もあんまりない。あれもこれも色々やってる他のチームのほうが、麻雀も魅せてないかい?

唯一条件無しの状態で死体蹴りみたいな差し込み決めてるチームの麻雀が、強く見えるのか?

ズレてるのよ。


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