【目無し問題】競技姿勢に関する方針【Mリーグ】

いよいよ来週、Mリーグ2021が開幕する。

今年は例年のようなルール改正は無かったものの、選手入れ替えが多かったためどんな戦いになるのか楽しみだ。

私は特定のチームを応援していない、所謂箱推しなのだが、やはり強さは元より見ていての気持ちよさ、良い意味での驚きがたくさん見られるといいなと思って、今年も期待している。

さて、そんな中Mリーグ公式より「Mリーグの競技姿勢に関する方針について」の発表があった。

追加されたのは3点で、

・優勝や順位アップを目標にチーム一丸となって頑張るよ!

・成績は一生残るから個人成績や1ポイントでも上のスコアも価値あるものだよ(=つまり同じ4位でも-100と-90じゃ価値が違うよ)

・だから目無しだとしても自分(自分たち)のスコアアップを最優先させるよ

ってことだろう。

昨シーズンざわついた「目無しなのにそんな頑張っちゃっていいの?」問題への、ある種公式見解といえる。

私自身は目無しチームに関して「自力の範疇であれば」どう打とうが別に自由だと思っているし、どうやったってどこかしらには影響が出るのだから、素直にやるのが無難なんじゃないかなと考えている。

もちろんその影響を受けたチームのファンはムカつくだろうし、色んな意見が出るだろうからこのような公式発表があったのは良いことだと思う。

トリプルだ4倍だの条件があるのに目無しじゃないだろ!っていう話や、
つい昨日まで全員優勝目標でやってたのに今日になって1チームだけ路線変更するのは積み重ねを軽視している!

みたいな声もあるが、前者に関してはとても現実的だとは思えないし、後者はちょっと気持ちわかるが最終戦も含めてのシーズンだから「最終戦だけ」とかそういう概念がなんか微妙な気もする。上手くいえないけど。

何より、今後もこの目無しが起こらないケースの方が珍しく、最終戦四つ巴みたいなことにはなかなかならないだろう。昨シーズンはめぐり合わせでドリブンズが目無しになったが、その前のシーズンはサクラナイツだったし、今後も毎シーズン目無しがでてくるだろう。今シーズンもどこかしらが目無しになるであろう中、選手やチームにとってはガイドラインができてよかった。


そして私が粘着し続けている「クソみたいな差し込み」については当たり前だがとくに公式からも言及されなかった。

こんなこと別に名文化する必要ないというか、人としてのモラルの問題なのでね。

「あの差し込みについて知りたいです!」のリプライにいいねだけ押してるところを目撃したので、まあちゃんと説明できないようなことをしたんでしょうということで納得することにした。


最後に、目無しになっても最後の最後まで自分たちの積み上げのためにがんばります!ガイドラインについて、遵守しながらもやはり目無しは他人の条件を使うのはやめてほしいなと思う。

和了りに行く姿勢、最後まで戦う気持ち、これは存分に見せてほしいが、そこで他チームの条件を使うのはちょっとズルいと思う。自身はある種条件放棄しているわけなのだから、だったら同じフィールドで戦ってほしい。目無しになるまで負けたことを認め、そこまで追い込んだ相手へのリスペクトは必要だと思う。その中で、ここはおりた方が得だとか、この局は流したほうがいいとか、それは自身の都合でやればいいと思う。ただこの人は最後絶対和がらないから、とかそういう通常不確定であるような条件を使うのだけはやめてほしい。

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