映画のいい感じの感想 言いたい

シンゴジラを見ました
振り返って初めに出てきた感想は、「パトレイパー2」 みたいな感じ。
そこでどこが似てるんだろう?って考えました。結論は、どっちも街中で起こりかねない状況を、緻密にシミュレーションしてるっていう点だけでした。今思えばぜんぜん違う。


何が違うんだ?とその理由も考えた。
シンゴジラは「ゴジラを倒すぞ!」っていうプロジェクトがあって、みんなで力を合わせて乗り越えた!みたいな感じに対して、パトレイバーは事件があって解決したけど、それでいいのか?と問うてくる部分がでかかったなーって違いがあるなと。
ぜんぜん違うものなのに、人間の脳ってかなり抽象化するから、見えちゃうんですね。

それでです。
シン ゴジラの解説動画を見て、 自分では思いつかない想像してる人がいたので、すごいなと思って ちょっと考えてみました。
その解説っていうのは、どちらが名前をしちゃった 博士=ゴジラ説を唱えてまして。 その博士(ゴジラ)が したかったのは、3/11の地震の時の復讐だ 。みたいな話です。

自分はシナリオの深読みができてなくて、羨ましかったんですよ
なんで羨ましいのか、シナリオの裏に書いてあるものまで見えていて、自分に見えてないものが見えてる人がかっこいいと思ってるんですね。
その方が楽しめてそうじゃないですか。映画とかなんでもそうだけど。

で、こういう裏にあるものを暴くときによくでるワードが、「じつは」です。

本編では語られてないけど、 監督がインタビューで語ってるものもあれば、 監督の頭の中だけにあるものを、視聴者が勝手に言ってるのもあると思います。どんなものであれ、「実は」 ってのは、見えないつながりを暴く際に使われる言葉だと思われます。
そう考えると、陰謀論を語るとき、よく「実は」って言葉が使われるのも納得ですね。
自分は陰謀論とか興味なかったんですが、そういうのも案外、楽しめるのかもと、自分の可能性に気づきました。

最初のお話にもつながるけど、深い考察をして、「実はこうなんだ」と見えないつながりを見つけるには、どうすればいいか。
ポイントは抽象化にあると思います。

僕らは、たいてい名詞単位で見てます。
ドーナツとか指輪とか。
でも、どっちも穴が1個空いたものと、抽象度を高めると、別物だったドーナツと指輪に繋がりが見えます。

抽象度を高くするって、きっと、その言葉を知らない人に説明することだと思う。
そんで、それができればさっきの例みたいに、似てるところが見つかるんじゃないかなと。
人間の脳はこれを勝手にやるから、いつの間にかごっちゃになるんだろうね。詳しくはわかんないけど。
こんな感じで、抽象度を高めれば、頭良さそうなこと言えますぜって話でした。私も頭いいこといいたい。

以上です。
アディオス。

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