答えのない育児~しつけと甘え編~

今朝は6歳の娘と、3歳の息子、両方の言動とそれに対する私の反応に考えさせられた。

1.娘

まず、娘が朝起きて「息をすると心臓が痛い」と言い出した。以前にも一度同じことを言っていたので、流石に驚き、心配になり、病院行きを考えた。夫は既に出社しており、私は在宅勤務の予定だった今日。

とりあえず、夫に電話して相談してみた。すると、夫は「自分も寝違えると定期的に起こる。肋骨のズレからくる痛みかも」との事だった。確かに、夫は定期的に息がしずらくなり、病院で肋骨の位置を戻してもらっていた。

但し、娘はまだ6歳という事もあり、念のため、今週、来週中には病院で診察してもらうことにした。

娘は今日は学校&学童保育の日。いつもは16時までの学童保育だが、「今日は15時に迎えに来て欲しい」という娘。彼女自身も、心臓が痛かったことが心配だったのだろうし、不安だったのだろう。

母親としては、明日は別件(娘の歯医者)で15時にピックアップだし、あまり『例外』を作りたくなかった。その理由は、「子供には一定の時間的ルールが大切だから」とか、「娘に好き勝手に迎えの時間を設定される我儘をさせたくない」など曖昧なもの。加えて、頻繁に15時にピックアップに行くと、学童にも良い顔をされないから、という完全に私的な理由。

結局、私の私的な理由より、娘の気持ちを優先し、15時のピックアップを認め、学童側にも連絡をした。

2.息子

昨日フリマで買った消防車の車を気に入った息子。

今朝、保育園に送る際、その消防車のおもちゃを保育園に持っていくといって聞かなった。とりあえず、息子を車に乗せて、車の中で説得すれば良いと思い、息子と消防車のおもちゃを乗せて出発。実際に保育園に着き、消防車のおもちゃは車に置いておこうと説得し、下車。すると息子は「抱っこして」と泣きわめく。そこで私は、頑なに「手をつないで、自分で歩こう」と言う。5分近くは揉めただろうか?

このときの私の言い分としては、「息子はもう3歳。抱っこ癖はつけたくない」、「3歳の息子を抱っこして保育園に行ったら、先生にどう思われるか」など、またしても私的なこと。

息子は、おもちゃをもっていかない代わりに、抱っこしてほしい。甘えさせてほしい、そんな気持ちだったのだろう。

結局は息子を保育園の門まで抱っこして、そこからは歩いて中へ入った。

上記の二つの状況を経て、「教育・しつけ」と「甘えさせる」ことの境界線の難しさにぶつかった。

そして、「つまらない自分のエゴ」と「子供の気持ちを汲み取る」、その境界線、というか、優先順位と言うか。

私は今まで、自分のことを考えすぎていたように思う。「家族より仕事」、「子供より自分」、「家族より他人」。「家族ならわかってくれる」、「家族には迷惑をかけても大丈夫」。

他人に気を遣うあまり、自分と家族を無下にしていた部分もあったように思う。

これを、少しずつだけど、変えていけたらいいな。

私が本当に大切にしたいものは、子供たちの気持ち。

勿論、自分も大切だか、他人を優先して、自分や子供たちの気持ちを無下にするのは違う。

答えのない育児は続く。。


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