2023.10.28
早稲田大学
世界とつながる日本文学
国際シンポジウム
村上春樹ライブラリー
オープニング講演
ジェイ・ルービン(30分)
日本文学の盛り上がり/翻訳(19カ国の翻訳者)
中国、韓国、台湾、ポーランド、フランス、チェコ、ポーランド、
ギタージャム??ビートルズ??
函館のイルカホテルに聖地巡礼をした。
娘は東京でNPOで働いていたことがある。
国際交流基金は、無粋な人でない??
世界とつながる日本文学
作家が、日本の文化的な過去
近代日本からの遺産からの流用も出てきた。いとうせあこう
さほど
近代的でない現代作家が
◯◯として。読まれる道を切り拓いた。
モンキービジネス(定期刊行物)が、楽しみに支えられている日本文学刊行物があること。
近代日本文学の新たな時代が到来している。
ハードボイルドワンダーランドが、
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」として出る?
司会
10月20日
とんがり焼き
かえるくん
について聞いて面白かった。かえるくんの鳴き声
クエゴッコウ
英訳は違う。
新しい世代のさっかにあとっての日本文学
柴田)2006年のシンホと成果をジェイルービンさんが振り返った。
いまでは、ルービンさんが挙げた多くの作家が翻訳されるようになった。賞、書評も目安になる。
少し大袈裟に言えば、黒澤、溝口、小津は世界映画の中で一定の地位を得たが、文学も今や、地位を得つつある。
英語文芸誌を作る実感からすると、質も上がってきてある。優れた翻訳者が、いち早く見てやることに。
強いて、言えば、誰が町田校を、訳すかは問題。
村上春樹が読まれたことで、日本文学に面白いものがあるのではと目が向くようになった、
①どういう空気の中で書いているのか
②現代日本文学との関係
チョン・イヒョン
「優しい暴力の時代」「サンプン百貨店の闇」など
美点
現代の韓国の空気での暮らし、難しい難しい人間関係、一人一人がかかえる闇と、国が抱える闇とのオーバーラップがある。
作家として村上春樹に学ぶところがあった。
チョン・イヒョン)
自分にとって村上春樹文学がどのような意味を持つのか、個人のヒストリーについて語りたいと思わせる
個人的な思いとは、
アティチュード
スタンス
スピリット
まで含む。
「病」センチメンタルファンタジーまでふくむのは、前の時代を思わせる。
贅肉、
村上春樹のマラソンは、マラソンであるが、闇を身体で受け、戦うことでもある。
成熟🟰衰えに抵抗する。
個人主義者=エゴイストでは無い。
労働者としての作家
他人の苦痛を具体的に認識した瞬間に、
コミットメントという要項
を経験したサンプン百貨店の崩落事故?
1時間前までそこに居た。
502人の死者。
残された人の思いを書いた。
卵と壁
について考える
いま、どのように、他人の苦痛に反応することができるか
自己破壊的、他人と世の中を破壊する形で現出することが起こっている。
新しい感覚の疎外感を感じることがある。
どのように、耐えることがてきるか。
そこまで強いパワーを持っていないが、そばにいることができる。
静的は方法て向かうことができる。
逃げずに、孤独に、◯◯しながら走ること。
ブライアン・ワシントン
「家族の食事」「ロット」
ヒューストン、大阪を舞台に。新しい文体の短編を並べる。加須津関係の複雑さ、深さを描く。
海辺のカフカ、サンドイッチ屋さんで働き、図書館で借り読んだ。
感じたのは、思い出、思いやり、家族がこういうふうに書かれた事はなく、本との対話があった。
村上春樹が、行ったような対話、対話を共有しているような体験がある。
本を読むことで、
道筋を作ることができる。ことが極めて主要で。大切。
濱口、ふくだももこ「
サマーウォーズ、ベイビー
映画でも対話を見ることごできた。孤独になったり、ケア、思いやりを見た。
ケアが大きなテーマだと思う。2020年から。
文学は、問いに向かい合う地図、青写真を得ることができる。
記憶に関して
覚えていること、思い出すこと
その場にいるということ、
の、関係性
覚える=思いやりを示すこと
私自身が、思いやり、ケアのあり方(多様であること、1つに限られない)を見出そうとしてある問いである。こうだ、という考え方を、弱めてくれるのは重要。
新しい物が出て、不確定性が高い中で、変化への経路を、どのようなアプローチショットを打って行くのか
地図を示す物。ぶんがくは
私たちの
期待することを変えて行く
ことが出来る。
共有された記憶による理解には、1人1人が??
働くこと??
アンナ・ツィマ
「渋谷で目覚めて」
2つの話が後退して、小別内小説も捏造。読んで楽しい小説
日本文学、にほんぶんかにどう出会ったのか、
アンナ)脚本家の父親に芥川を勧められ、興味深く読んだ。もっと読みたいと「アフターダーク」を、購入。魅了された。
「ノルウェイの森」が、チェコでブームだった。幻想的な要素が日本的と考えられている。
この状態はこれから変わると思う。
独特な日本語の文体、があり、チェコ語に訳すのは難しい。訳すことで、文体がかわる。
呉明益
「歩道橋の魔術師」「自転車泥棒」全体を支える作者のクリアで論理的、かつ、マジカルなものを、殺さない。
呉)歴史的な角度から。日本統治下、ヨーロッパのシュールレアリズムを真似たものが出た。日本の文学者から、西洋近代文学、シュールがもたらされた。
1960年代、留学者。英語を学んだ人から西洋文学を取り入れた。こが、カフカ?
1950年代自由な香港の翻訳作品があった。香港から(戦前の??)
哲学、社会学、心理学が流入
世界的なもの、西側のものが、
60.年代 アンドレジット
70.年代 ヘルマン・ヘッセ
80年代 ガルシア・マルケス
現代の作家も影響を受けている。台湾は焦燥に満ちた国。あせりがすっと存在してある。コロンビアについてももちろん知っていないが、コロンビアの犯行の歴史を知らなければ本当に知ったことにならない。
兵役期間に、村上春樹に出会う。文学をこえて、台北に、村上春樹タイトルのカフェ、ビルがある。
樹が、中国語表記で別荘と同じなので。村上春「樹」も、大学にある。
模倣する人も多く出たが、もう
次世代の創作者・クリエイターとしてのアイデンティティを表現することは、より難かくなってある。
世界文学に接する機会は減っている。
風格が多元的。世界の芸術が私たちに影響を与えたが、いまは責任を持つことを感じるようになってきた。
複雑な(多階層)ハーモニーが奏でられている。
柴田)文化が変容すること、日本では明治維新から100年で起こったことが、呉さんの一生の中で既に起きてある。
柴崎友香
「私が居なかった街で」「100年と1日」
場所、時間を掘り下げる。
4人の話を聞いて。
柴崎)
考える所がたくさんあった。参加者に共通すること
居心地の悪さ、困難、何か足りないものがあるという間隔や気持ちを抱えている。
言葉に出来なかった事が。自分と似た人がここに居るという経験をしたことがある人。
真正面からが辛い時に、別の層、斜めから見ることに役立つ。
ロシアの出版社
激変する価値観の中で、村上春樹文学がよりどころとなった。
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