代わり

明日のクリスマスはお互いに仕事、彼は前の職場の繋がりの手伝いで県外に行くそう。だからクリスマスに会えないことは分かっていて、イブの今夜は仕事だと思ってた。今からバスケに行くんだって。
土曜日を休みにしたと言っていたから金曜日の夜の仕事終わりから一緒に過ごした。遅い時間だからどこかに食事に行けるわけではなく、私も仕事があったから手の込んだ料理は出来ないしいつも通りで、ケーキは買って。別にクリスマスだからってとは思うし、クリスマスだしね!っていう気持ちもあって。
けれど、その2日を一緒に過ごせない代わりにと一緒に過ごした。仕事終わりで疲れてるし、休みはやりたいこともあるだろうに時間を作ってくれたんだって嬉しかった。でも、ここにきて実は今日も休みでバスケに行ってくるねなんて面白くはないわけで。
拗ねたときに時々言われる、だから代わりにこうしたでしょうって。
いつもありがとうって思う。でも、何を優先させた代わりになった私との時間なんだろうって時々ありがとうの裏側に寂しさが張り付いてるんだよ。
いつも言うけど私は物のプレゼントはいらないんだ。いつもの仕事なら仕方ないって割りきれるけどそれ以外で、その特別な時間が欲しいと思ってしまう。代わりになるその何かが優先された気がして悲しい。今回、優先と言う言葉を彼が私に使ったから余計にそう感じてしまう。
あぁ、今年も叶わなかったなぁ。
大切に思われてないとか思わないけど、ぼんやりクリスマスソング特集のテレビなんて見てると寂しいかも!

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