【アニポケ】新シリーズなのに評判がよくない理由XIII選【テラパゴス編】


ポケモンという市場もすっかり大きくなってまいりました
かつて、ポケモンというのは「子供向け」という認識であり、こらぼするにしても「子供向け同士」であることがおおかったわけです。
とくに有名なのがマックのハッピーセット。
一時期はDSのサービスもやってたし、カレンダーは毎年の恒例でした。
長らくポケモンは夏の常連みたいな一面がありました・・・某妖怪に切り替える裏切りヌルヌルをかますまでは。
現在でもたま~にやってます。直近のものではポケピースとコラボしてた。
過去、BW世代あたりでPCとの連動を始めたあたりから大人にも向けたコンテンツも試しにやったが定着しなかったため「あくまで子供向け」という感覚からは抜け出せない・・・誰もがそう思ってたことでしょう。

それが今ではどうでしょうか?
ブランド宝石ブランドバッグとコラボの規模もデカくなり
ついにく〇寿司もポケモンと合流しはじめた
なんならポケモンカードはもはや資産レベルまで価値が高騰し
一時期転売がひどかったときは購入制限もひどかった
ポケモンの大規模大会が日本で行われた際には、某コの感染症で冷え込んだ観光産業を見事に回復させた

あれだけ子供向けと言われてたものが今やどうでしょう?
クールJAPANもビックリの一大観光産業と化し、もはや日本にはなくてはならない超ビッグコンテンツとなりました。

ポケモンの本編もちゃんと出続けた結果ついに総数は1000を超え
その分インフレもひどいから対戦環境がマトモだった試しはないが
コンテンツも様々なものが出ており、バトルだけにとどまらず「一緒にいて癒される」存在にもなってきました。
(ポケピースなどがそういう感じ)
ポケセンのグッズが観光の目玉にもなってるのがその証明でしょう。
ネトフリでもそっちの方面を意識したホテルマンのモーションアニメが出たり、音楽に注目してあの初音ミクとのボカロコラボを実施したり、アーティストがポケモンをテーマにした曲を出したりと、クリエイトな場面でもポケモンが出ることが多くなり、昔では考えられない程に年代層を少し上げたコンテンツも少しずつ増えていった。
まさに「大人も子供も楽しめる」コンテンツになったということでしょう。

そんなポケモンですが、アニメも現在進行形で続いております。
さすがにサトシはもう引退して別の旅に出てしまいましたが、主人公や方針をガラッと変えてもまだ継続しており、今では第3章まで話が進んでおります。第3章の「テラスタルデビュー!」編ではようやく念願のパルデア編となっており、SV本編にも出てきたキャラがようやく登場したりと大いに盛り上がりを見せてる新章となりました。

とはいえ元々この作品、主人公交代がかなり賛否両論となったわけです。
サトシと真逆なタイプで引っ込み思案なネガティブ女子という、明らかにサトシ世代からは絶対ウケはよくなさそうな主人公だっただけに当時はすごく大荒れしました・・・

これについては前回のnoteを見てもらえればと思います。


では、そんな現在のアニポケはどうなったかというと


・・・あれ?ちょっと回復してる?

とはいえ納得いってない層は納得いってない部分もあるためまだ賛否両論ですが、当時からすればだいぶ持ち直したと言えるでしょう。
悪く考えればもう興味も持たれてないと考えられる可能性もあるが


では、あれからアニポケはどうなったのか
今回はテラパゴス編の24話~45話までの感想と、このアニメが抱えてる問題がどこにあるのかを解説していきたいと思います。

※本来は新章開始までに作る予定だったnoteなので、46話以降のテラスタルデビュー!編(以下「学園編」)については極力語らない方針で行きます。
あれについても3人の成長が見える場面や原作キャラの扱い等、語りたい部分はあるのですが今回はそこは極力触れない方針でいきます。





1.リコ


前章とは違って一番成長したのが彼女。
旅の目的ができたというのはかなり大きく、ようやく主人公としての一歩を踏み出しました。

あの後23話であのペンダントはテラパゴスへと覚醒し、そのままリコの手持ちみたいな状態になったのですが、この変化はリコにいい方向の変化をもたらしました。

ようやく彼女に冒険をする理由とゴール地点ができた
これが一番大きな変化だと思います。
テラパゴスがルシアスにとって重要なポケモンだということ、楽園ラクアを目指してたことを知ったことで最終目標が「テラパゴスをラクアまで届ける」になったため、彼女なりのゴール地点を設定できたのはかなり大きかったです。実際このあたりになってから旅にも積極的になったし、いい変化になったと思います。

彼女の長所として「他人を思いやる」面もだんだんいい方向に変化。
気持ちを考えて行動するのでポケモンの悩みや問題にも気づきやすく、イッカネズミにパフュートンと、個別回でリコに助けられたポケモンも結構いるため「バトル外なら強い」相談担当のポジションとなってきました。
(とはいえニャオハが強いので戦績はいいほうだが)
そういう一面があるからかポケモンに好かれる描写も多め
特にハッキリ出てたのが42話のイルカマン回でしょうか。

なにより表に出たがらないドットは特にこういう面にデリケートなので、リコの存在はかなりありがたいものになっていることでしょう。
例を挙げるとするなら「27話のカレー」「41話のかーちゃんの件」など
あの辺りはスランプになってたり家族の問題だったりと特に神経質になってたはずなので、リコがいなかったらいろいろとこじれたかもしれない。
もはやドットにとってはなくてはならない存在となってきました。


ニャオハの強さも相変わらずで、このは1本でも安定の強さ。
40話のネコ回でニャオハが育った施設を訪れた際、その人の話によると、どうやら元から強力な個体だった模様
ペンダントは関係なかったようです
この回はリコとニャオハがより親密になり、互いの関係系を確かめる話なので個人的にはオススメな回
この後、ニャオハが定期的にスネてリコとの関係修復を~みたいな話が続くと言われはするが・・・
その際にマジカルリーフ習得!追尾性能もあがってさらに強力に!


45話にはついにニャローテに進化これは公式に事前ネタバレされたが
勝率も高いのでこれからの進化にも期待!

ミブリムも活躍の頻度があがってきました。
いやしのはどうを覚えたことで回復役として活躍もしたのもそうだが、ミブリム自体が相手の心を敏感に読み取る能力を持っているので、いち早くトラブルに気づいてくれるので、相手の気持ちを汲むリコとは相性最強といっていい活躍。
そのミブリムも学園編で大きな変化が・・・!

3人の関係性が落ち着いたことでいろいろと安定してきた印象。
これからの旅にどういう結論を出すのかが楽しみになってまいりました。


2.ドット


今回一番出番が増えたうえ活躍の場面も出てきたので、少しずつ3人目の主人公としてのポジションを確立していくようになりました。

ガラル編では空回りしつつもサポートに徹してたのであまり表に出る機会も少なかったが、パルデアに来てから活躍の機会が増加
特に大きな変化の起点となったのが「36話のパフュートン回」「39話のカヌチャン回」
このあたりから表に出る機会が増えたことで、外の世界を通じて心境にも変化が。特にカヌチャンが新メンバーとして加わったことは大きく、これ以降外に出ることも増えたので一番成長に大きく貢献したポケモンともいえます。
とはいえ金物を見つけると武器にしようとするクセはたびたび問題になるが・・・これはもう原作からそういう生態だからしゃーない!


一番彼女の心境の変化のキッカケとなったのが41話のかーちゃん回
ここでようやくドットが旅に加入するまでの過程が見られることに。
やはりマードッグから存在を知ったようで、最初は船のプログラムを管理をするための技術者として誘ったのが始まり。
その際にドット母から「おためし期間」としてRVSも預けられて現在に至るのだそう。
今のドットの旅を続ける理由や心境の変化が見られたり、クワッスも新技を習得したりと、ようやく「ドット」としての一歩を踏み出せた事実上のドット回
このあたりからドットの変化も大きくなるので、ここも見てほしい回でもある・・・!


3.ロイ


前回「活発でサトシみたいに動かしやすいキャラ」と言ったのに「あれ?」と思ったことでしょう。
そう、まさに前回とは評価が真逆なんです。
テラパゴス編以降、これを活かしきれてない設定や状況が多いなぁ・・・と感じる場面が多く「どうしたロイ」という場面が多かったです。

ゴウの反省を生かしてか、心優しい性分はそのままで他人に気を配れる長所はそのままで、変化自体はそう多くないんです。
(43話等ではお年寄りの変化などを見分けることができる等、島育ちならではの根の優しい部分自体はそのまま)
では、彼の何が問題なのか・・・説明すると以下の通りとなります。

問題点

1.黒星記録継続中


※テラパゴス編の45話までの話の評価としてまとめております

ロイが不憫だと言われる一番の原因がコレ
勝てない、とにかく勝てたためしがない。
初登場してから1回もマトモに勝てたためしがなく、すっかり悪い意味でかませが定着してきており「どうしたロイ」と言いたくなる状況に。
泥棒回(28話)では引退したジイさんにいいようにフルボッコにされ、パフュートン回(36話)では勝敗をボカされ、ワルビアル回(37話)はそもそも勝敗が一切関係しない回と、なにかと勝利描写に恵まれない。
そのワルビアル回は実質ロイメイン回なのにこういった活躍にしたのも、彼もまたバトル以外での活躍をメインにしたいという意図もあるのでしょうがさすがに1勝もないのはあまりにも極端すぎる。
リコが割と勝率高めなのもあってなおさら

サンゴ回(43話)ではじだんだをうまく使った戦術を見せたり、45話でニトロチャージ習得と、確実に成長・覚醒はしているので、相当遅咲きのスロースターダーなのかもしれないです。

そして学園編の48話
彼は大きなことを成し遂げることとなる・・・!


2.ボールを追う理由がもうレックウザしかない


これに関してはリコに役割を増やし過ぎた公式が悪い
あのボールが結局六英雄に関係しちゃった関係でボール関連もリコの話の一部になってしまい、それも問題となってしまいました。

ボールまでリコが追うべきものなら、ロイはどこを話の軸にすればいいかわからない。
黒いレックウザが捕まるともう彼の旅の目的がなくなるし、なによりアイデンティティ消失の危機。
せめてルシアス以外に賢人を増やしてボールはボールでロイの物語として別軸にできなかったのかとは思いました。
旅の目的までリコに奪われちゃ彼が不憫すぎる。

それについては彼も焦っていたのでしょう。
33話あたりから黒いレックウザと絡む話も増えてきており、そのたびに「僕とたたかえ!レックウザ!」と完全に暴走して周りが見えなくなってしまっている。
この回あたりから相手の実力差が見えないただの無謀みたいな描写も増えてきており、ロイだけ明らかに退化している。
いくら突発的に動くタイプだとはいえ、これはあんまりだなと。


3.ホゲータ


※テラパゴス編の45話までの話の(ry

結局誰が悪いかというとこのワニが全部悪い
とにかくコイツがやらかしてトラブルを引き起こす。
ガラルファイヤー回から「勝手にいなくなってトラブルだけ持って帰って事態をややこしくする」を頻繁にやってくるのですっかりトラブルメイカーに。アニポケ恒例のだいたい味方勢力に1匹はいるトラブル担当がコイツになりました。
そのたびに「ボールにしまっておけよ」と思う部分が多くなってくるうえ、そもそも白星あげれば評価もまた変わっていたはずなので、ロイの印象が悪くなってるそもそもの理由の大部分がだいたいコイツ

仲間として加入したカイデンと折り合いがつかないのも問題
ホゲが歌って、それをうるさく感じたカイデンがキレてケンカがしょっちゅうなうえ、カイデンもそもそも飛べないこともあって「連携する戦術が一切取れない
(カイデン自体がうまく飛べないことにイライラを覚えてるだけに余計に)
28話のドロボウ回ですら出番がなかったうえ、その後の回でも一緒になることも減ってきたのでやっぱあんまし仲はよくないほうなのでしょう。
(相手も複数で襲ってきてるんだからカイデン使えとは思った)
17話の特訓は完全に無駄なものとなりました。カイデンぇ・・・
一応44話みたいにたま~に出番はあるが、テラパゴス編ではかなり出番は控えめなほう。
だが、そのカイデンも学園編である転機が・・・!

ちなみに今現在でも覚えてる技自体は最多
チャームボイスにニトロチャージにと徐々に強くなっていっていっており、実力を徐々につけていってるので着実に成長はしているわけです。
そしてこのニトロが学園編で思わぬ大活躍を・・・48話をご覧あれ。


4.フリード博士


さすがに完全に主人公を食ってしまっていたので今回は出番をだいぶ抑えられました。
実際、35話のアノクサ回まで
リコロイがピンチだ!→キャップが来た!→ピカー!
これの繰り返しだったので、どっちが主人公だかわからない状態が続いていており、やっぱこれについてはツッコまれていました。

やりすぎたのかこの回以降出番が自重気味に
皮肉なことに、出番を自重したパルデア編から話がおもしろくなったので、なんともいえないことになりました。
やっぱ彼をメインに添えるなら最初から主人公にすべきだったのでは・・・?

では出番が一切ないかというとそういうわけではなく
・41話のドットの回想では、フリード博士の文献を動画のネタに
 してたので意外と博士業はしっかりしている。
 (51話でも「裏では博士しているフリード博士!」とツッコまれてた)
・44話、45話はさすがに探索組という格上相手なので表舞台に
・それ以外にも周囲の探索捜査などはリザードンでちゃんとやってる

と、細かい部分でちゃんと出番はあるわけで、むしろ大人組として程よい出番におちついたかなと思います。

もとより「博士はガラじゃない」と言っておきながら「博士の血が騒ぐぜ!」と言っちゃうような設定が安定しない博士なうえ、ワンマンでなんでもできちゃうがゆえに報連相をしょっちゅう忘れてポカをするような人物なので、そもそもの扱いが難しいのかもしれません。
故にこの博士周りの感想はだいぶ評価が厳しい・・・!


5.ライジングボルテッカーズ


29話のオリオ編からようやく全員へのキャラの深堀がスタート
なぜこの船に加入したかがようやく明かされることになり、メンバーにようやくスポットが当たることに。
もっと早くやったほうがとは思った部分

19話で店を出たマードッグ、18話で船を魔改造された結果そのままついてきたランドウからさらにメンバーが深堀りされることに。
29話でオリオ、41話でドットと気になってた過去がようやく明らかに。
ドットは特に準主役として出番が増える転機にも。

現時点で加入の理由が未だ明かされてないのは現時点でオリオのみ。
一体彼女はどういう理由でこの船に乗ることになったのか・・・そこは今後明かされる回をまだ残していそうです。

ではRVSの活動自体はどうなったかというと、35話でついに活動資金が尽きたことが発覚
ここから六英雄探しを中断し資金稼ぎにシフトという生々しい展開に・・・無計画だなぁ相変わらずこの船団は!?
なお、このあたりからパルデアに戻った+新ポケメイン回が増えたことでちょっとずつおもしろくなっていくことに
やっぱポケモンに焦点を当てたシナリオのほうがおもしろいんだよなぁ。


そして謎が深まったのが42話のランドウ
マイティランドウってなんなんですかじーさん!?!?
32話でヌオーの力が発揮されたり、44話でも年長者として諭す場面もあったりと、今回はランドウが一番活躍してるまである
こういう時に冷静な判断ができる年長者って最強だと思う。


ちなみに45話でついに船が大破墜落しました
もう資金うんぬんどころじゃなくなってました・・・まぁパルデアに滞在する必要はあったからいいんだけどさぁ!?
修繕までは学校でのスクールライフなのでたぶん出番は当面減りそうです。


6.ダイアナ


このばぁさんの存在が一番ガラル編の印象を悪くしたまであるブッチギリの問題キャラ。マジでどうしてこうなった。

元々は隠居生活をしてたが24話にて再会。
ばあちゃん自身もテラパゴスの謎を追っていたため、そのテラパゴスがついに目の前に現れたこと+ハンベルの動きがキナ臭くなってきたことでついに冒険を再開することを決意。
リコの祖母として、頼れる年長者、冒険者の先輩としてフリードとは別路線で旅をリードしていく・・・はずでした。

ぶっちゃけテラパゴス編前半(ガラル編)の問題でしかない暴走おばあちゃんとなりました。
ではどう問題だったかは以下の通り

1.結局この人も強い


フリード博士と全く同じ問題をここでも抱えることに
ウィンディがとにかく強いのもあるが、さらにハンベル(探索組幹部)と因縁まであることで、さすがにこの人が格下ということは絶対にありえないことでしょう。
つまりは「フリードと同格の強キャラ」が増えることに。
またしても成長には非常によくない人が加入してしまいました。
もはや誰が主役かわかったもんじゃない。

しかもこの人もテラパゴスを追ってる関係上リコの目的ごとかぶってしまっており、なんなら主人公の役割をそのまま潰しかねない
あちらは自力で調べた知識もあるので、これを使われたらいよいよリコ(主人公)とはなんだったのかと言われかねない状況だった。
事実、このあたりはリコもおばあちゃんおばあちゃんだったので、あまり旅の成長としてはよくない状況だったと思います。


2.人付き合いも正直よろしくない


旅仲間が落ちぶれて詐欺商人になってたりと、人付き合い自体も上等ともいえず、よくこれで旅できたなと思ってしまいました。
ドロボウ回(28話)のテペンがまさにそれ。ダイアナと旅してたこともあって完全に格上なうえ草タイプすら眠らせる粉まで持ってきたりと手段も姑息だったりと「これどうやって勝つんだ」タイプの敵として立ちふさがることに。ま~た格上と相手させられてるよリコロイ・・・

最終的に改心はしてくれたからいいけど、これ改心されないままボール持ち逃げされたらどうしたんですかねこの人・・・?
(六英雄由来のボール+孫たちが大事にしてるものなので、これでうっかり持ち逃げされようものならマジモンの大戦犯)
過去のことを清算せず、孫のことをしっかり見る大人の責務も放棄したりとマジでいいとこなしな回でした。


3.ポケモンに対してゲロ甘すぎる


ダイアナの印象の悪さを決定づけた一番の原因

32話(vsラプラス海賊団)での「悪いことだと思うかい?」は悪い意味で名言に。
これがどういう場面での発言かというと「野生の生き物が高い知性を持ったうえ、船を沈没させて積み荷を全部強奪してる海賊行為を「ラプラスたちからしたらどうだろうね」と全肯定してしまった」シーンでのもの。
略奪=悪だから人間ならブタ箱行きだし、野生の生き物(クマとか)は射〇されるんじゃねぇか
人間のエゴとルールだって?それはそうだが野生の生き物はな縄張りに入っただけでアウトだから野生のほうがもっとシビアなんよ?
その辺の限度のラインぐらいはしっかり線引きはしてほしかったです。

というかリククラゲとか海での生活不向きな連中がいる時点で野生の集団としてはだいぶ破綻してるんだよなぁそいつら!?!?
ワ〇ピースを目指さない海賊は窃盗で生計立てるから基本悪なのを忘れてるよなこいつら!?

相手の生き方を肯定することも大事というメッセージだし、それ自体は大事なのだが犯罪者にまで「相手の立場になって考えよう」となったらそりゃ一線超えてると言われるわけである。
これがあるため、ガラル編の評価を常に落とし続けたともいえる。



34話で別行動のため離脱
結局この迷走に3か月もつきあわされたことに
リコ自体がややおばあちゃんに頼りっきりモードなうえ、主要人物で実力者なのに足手まとい気味だったため、いても成長に非常に悪影響なので出ていってもらってよかったなと。
できれば最終決戦までは合流せずおとなしくしてもらいたいものである・・・なんだったんだこのバーサンは。


7.エクスプローラーズ


今回はほぼほぼ話に進展がないのでヒジョーに絡みが激減
やはり敵としては格上すぎて出番に困っていたようです。
では、その面々がどうしてたかというと以下の通り



ハンベル


おそらく一番強いと思われる幹部
あのアメジオのソウブレイズでも、彼のヨノワールには適わなかったため、現段階の戦力では出くわしたら一番ヤバいことは確実である。

ダイアナをメンバーに誘おうとしたりと、それなりに因縁があるので次出るときはダイアナ関連で話に進展があったときだろう。


サンゴ


まさかのピカチュウと同じ声のメスガキ悪役
25話にてようやく表舞台に登場。
薄々感づかれてたはいたが、手持ちのオニゴーリもその時が初登場。

こちらも他の面々と同様に完全に格上の存在・・・なのだが、とにかく癇癪を起こすうえ自由行動が目立つため、敵にも味方にも双方に被害もたらしてしまっている

25話ではキレて自爆
27話でも味方を挑発しまくり
43話では「海のディグダまん」が買えなかったことでやつあたりを実行
列にはちゃんと並んでただけにこれはちょっとかわいそうだったが
その後オニキスと合流してノリノリで無双してたが、ホゲータから不意打ちの1発をもらって連携を崩すわ内部計画を漏らすわとだいぶヤバい利敵行為に

と、キレやすい性格のせいでやることなすことが悪い方向に。
格上の悪役だが珍しく相応に痛い目も見てるし、出てるシーンは基本コミカルになるので変に緊張感もなくなる。
メスガキというには口は思ってたよりかなり性悪だが

こういうのを待っていた
期待以上のメスガキっぷりである。
今のアニポケにいない貴重なコミカル系悪役を担っており、変にシリアスにもならないのでホントありがたい存在でした。
なにせ探索組は全員格上だから、出るだけでフリードがいないと常に状況が絶望的すぎるうえシリアスになるので、こういうコミカルな悪役というのはかなり貴重な存在で必要な存在なんだなと思いました。
なんだかんだサトシ編も、ムサコジがいたから成り立ってたわけだしな!
しかも強すぎず弱すぎずだったし!
ミミッキュみたいな過剰戦力もいたぐらいなので決して弱くはない

そういう意味でも今後とも出続けてもらいたいところ。
学園編でもちゃんと出ており、またコミカルに痛い目を見てるので出番が楽しみになってまいりました。


オニキス


25話で独断で行動してたようだが、割とまじめな幹部
とにかく塩漬けがヤバい・・・!あのキョジオーンに勝てるビジョンが見えない・・・!
43話でもニャオハが一切適わなかったため、こちらも完全格上。
移動用とはいえプテラもいるので、まだ実力は隠してる可能性も。

今後どう倒していくか、どう話に関わってくかも見どころかも。
学園編では完全にサンゴのお目付け役としてセットに添えられてる感が。
明らかにモリモリマッチョマンと学生に似つかわしくない風貌である・・・その実力はもう学園通う意味ないんよ!?


アゲート


44話まで一切出番らしい出番がなかった謎の幹部。
最新話でやっと出番があったが、クワッスに翻弄させられ計画を見事邪魔される結果に。
ようやくの出番だがひとまずの決着のタイミングだったからかいきなりいいとこなし

出番が遅すぎて結局どういう人物かがわからん!
学園に潜入できてるあたり、教員免許的なのは持ってるのかもしれない。


スピネル


27話にもいなかったため完全に独立行動中。
あくまで味方すら「出し抜くためのコマ」にしか見てないので一番不気味さが際立つ。やっぱこいつが一番怖いかもしれない。


44話にてついにフリードと直接対決。
部屋に閉じ込めてフリードのみを隔離するという作戦なのだが・・・こいつやはり相当な格上だった。やっぱりあのブラッキーはヤバかった
どれくらい強いかというと、キャップですら苦戦する程の強さ
なにせボルテッカーで建物の壁に穴をあけて撤退戦をしないといけなかったためフリードですら勝てるか怪しいヤバい格上が相手サイドにいることに。
これマジでどうやって勝てというんですか・・・

その技構成はどうなってるかというと
バークアウト、リフレクター、でんこうせっか、イカサマ
技もガチじゃねぇか!!!これ普通に対戦で見かけるレベルだぞ!?
今回はポケモンの技に理解度が高いのでそこはかなりうれしいポイント。
ちゃんとバトルに触ってるスタッフがいるのだろう・・・これについてはよくやったと思ってます。


アメジオ


なんか準主役っぽいライバル的な立ち位置にいるのか、微妙に出番が多い。
今回まで彼がどういう場面で出てきたかというと

・ようやくリザードンと決着(25話)
 負けはしたがテラスタルという奥の手まで切らせたので実質引き分け
・33話にて黒いレックウザと激突
 わかってはいたが案の定無謀でした。見事にフルボッコ
・34話にて修行回
 ハンベルがかなりヤバい格上だとわかった回
 ここで彼にもテラスタルが
・45話にてついにRVSと遭遇
 またしてもリコを守ってからの登場。もはやこっちが王子様である。
 (ちなみにこの時にはもうテラスタルは解禁済)
 流れでそのままRVSwithアメジオvs黒いレックウザという構図になった
 関係で、まさかのリザードンとの共闘!アツイタッグがここに成立。

最後の最後でまさかの共闘となったため、一番オイシイところを持っていくことになりました。
それにまだいろいろと意味深な伏線を残してるため、なんか準主役になりそうです。
といっても学園編ではさすがに当面は会うことはなさそうだがな!


ギベオン


一応45話にてようやくチラッと映ったがそれくらい。
ルシアスのことを知ってるので、なにかしら関係がありそう。
大きな進展はなかったので当面は謎のまま。

だが、手持ちがかなりヤバかかった・・・



色違いジガルデ!?ウソだろおい!?!?
そもそもアニポケは伝説のポケモンってだけでも珍しいのに、そこに色違いなので異質さが相当すさまじいです。
しかもジガルデはXY伝説なのでSV内定ナシ。
出すにしても今後ヤツをどう絡ませていくのだろうか・・・


8.ポケモン


パルデアポケモンにようやく焦点が当たったためパルデア編から話が面白くなることに。
やはりポケモン個別回は単品で話が成立するのでまったり見れるわぁ・・・

アノクサは進化の過程まで原作再現をしっかりしており
パフュートンにワッカネズミ(実際はイッカネズミだったが)にメグロコにと、それぞれの生態系や抱えてる悩みなどをしっかり描写。
ようやくパルデアにスポットが当たったのでなんかホッとしました。


9.英雄ルシアスと六英雄


当面はこの謎についてはお預けになりそう
ラプラス編を最後に六英雄捜索はストップ中、なにより手掛かり0なので当面はなにも進展はないかもしれないです。
それに黒レックウザを除くと残り2体なので、これすら消費すると旅の終点が見えちゃうのでおそらく引き延ばしの意味で登場が先延ばしになる可能性もなくはないかもしれないです。

OPでも意味深にリコ一家とルシアスの話にしたそうな感じでしたし
髪色からしても明らかにリコ一家となにかしらの関係はありそうです。
ジャンプもビックリの血統主義シナリオ

一番気になるところは、エンテイはそのまま出てくるのかそれとも「実はウガツホムラでした~」展開になるか。
こちらも展開が気になるところです・・・まぁ当面は進展ないだろうけど。


10.テラパゴス


こいつもたいがいトラブルメーカー
話のキーキャラではあるのだが、コイツが絡むとなにかしらのトラブルしか持ってこない。
問題点はだいたいホゲと同じだが、こいつは重要キャラ+赤ちゃん故にみんななぁなぁで許しちゃうのもよくない。

勝手にいなくなって船から落ちそうになるわトラブルを引き起こすわで、こちらもたいがいよくないものを持ってくる印象。
しかも当人は一切悪気がないのがタチが悪い。
しょうがねぇだろ赤ちゃんなんだから」を盾にやりたい放題である。
一時期これのために26話などのメイン回を用意したり「テラパゴス観察日記」というコーナーでゴリ押ししてたのだから迷走ぶりがうかがえる。

こいつがトラブルを起こすときはだいたいリコはテラパゴスにかかりっきりになるので、ニャオハ(ニャローテ)が嫉妬心でグレる
そしてその機嫌取りに奔走する・・・のがここ最近のお決まりになってるので、やっぱこいつおとなしくカバンにしまいっぱのほうがいいのでは・・・探索組もこいつを血眼になって狙ってきてるんだし。

これでも33話のvs黒レックウザ編で本気を出してテラクラスターぶっぱしたりと活躍はあったが、基本はすこぶる役立たず。
そしてこいつの一番の問題点としてアニメでもゲームでも結局こいつの謎は一切判明しなかったということ。

ゲームについては別noteで改めて解説しますが、マジでこいつは謎のまま放置されてそれっきり
なんならこれのせいでスグリが一番かわいそうな目にあった程
ゲームのほうも「ぽにお」ことオーガポンにご執心なのでおそらく放置は確定。
DLCの追加幻もぽにお関連のヤツだったからなぁ
完全にメディア展開に失敗したキャラである・・・こんな扱いがぞんざいな伝説のポケモンってあるぅ?



11.ジムリーダー等原作キャラ


六英雄の謎の解明に話がシフトした&ガラル編の話が継続中だったためナンジャモ以外原作組のからみは0。
ナンジャモ姐さんは34話と41話で登場したが、配信者先輩ということでどれもドットがらみでの登場。
もはや事実上のセット扱いである。
一応44話で黒レックウザが民衆の目に届く範囲に出てしまったことでなんとなく出番があったがそれっきり。

新章は完全にパルデア学園編である関係で原作ルートの展開で進むため、今後は一気に登場すると思います。
(52話までにカエデ、ライムは登場済み)
この面々がアニメ組とどうかかわってくるかも楽しみです。


12.ほかのアニメ展開


実は今思ったほど目立った展開はやってないんで

放課後のブレスも4話でやりきり
正直尺不足だし、個人的には3話は不評
ホテルのアレも好評だったが続編の制作が決まったばかり
ネトフリ限定なのが惜しい・・・!
本編もすでに全コンテンツが終了済み
今伝説解禁になってコライドンが問題視されてる状態

現状唯一残ったアニメのポケモンなので、ここからががんばりどころ。
パルデアに戻ってからいい展開にはなってきてるのでそのまま突き進んでほしいところ。


13.その他コラボ


アニメとの組み合わせ展開は実は裏ではいくらかやってました。
まずゲーム内配信として

テラスタルキャップ
リコのニャオハ
ドットのクワッス

↑のものは11月までの配信なので現在も配信が続いております。


そしてコラボとしてポケモンGOにてキャプテンピカチュウが登場
なんだかんだウケはよかったので、アニメも多分安定はしてきたのだと思います。
放送自体続いてるというのはそういうことでしょう・・・安定してきてホントよかった。


14i.総評


まず先に悪いところを言うと、前半戦(ガラル編)についてはやはり新無印でやりたかったことをやっただけの蛇足でした。
ガラルに来た割にはガラルファイヤー以外そんな要素回収できてないわけだし、全部が終始gdgdでしたし、やはり新無印時代のツケを支払わされただけなのかぁと感じました。
新無印編も剣盾DLC以降のものはガラルヤドン以外採用できなかったみたいだしなぁ・・・未登場ジムリーダーも結構いたそうだし。
だがパルデアに到着したことでそれも脱却。
ようやくパルデアのポケモンにスポットが当たるようになり単独でも面白い回も増えましたし、3人ともそれぞれ手持ちも技も増えたことで出来ることも増えたため、だいぶ見ごたえのある内容になってきました。
今のところはパルデアに戻ってから面白くなってきたと思ってます。
学園編は念願のゲーム原作通りのルートでの進展となるので、ジムリーダーがようやくアニメ解禁になったのでそれもすごい楽しみだったりします。
ただしチリちゃんの声だけはモノ申したいが

だが、初期の設定のガバさをなんも解決しないまま来てしまったのも事実なので、そのあたりをどうするかという課題も残してしまったという印象でした。
テラパゴスの謎は今後どうなるのか
ダイアナばあさんという扱いに困る強キャラを今後どうするか
ミラコラなどの伝説組やパラドックス、バサギリを中心としたヒスイポケモンも今後どうまぜるか
未だ戦力差が絶望的な探索組とどう渡り合っていくか
課題は山のようにあります。故に80点の作品とも言い難いですし、批判的なコメント側の言うこともわかるだけにつらい部分もあります。

ここまで見ての結論としましては
やっぱこれパルデアだけで完結すべきだったのでは?
とは思いました。あのカメもパルデア関連の謎ですし、リコのスタートをセキエイ学園にする理由もないし、なによりわざわざガラルまで飛ぶ理由がない。やるなら学園で実力をつけた中盤以降でやるべきだった。
なによりゲーム版が出たばかりの当時だからこそ、ジムリーダーも早いうちに何人かは見ておきたかった。(あの時点で出たのもコルサさんぐらい)

そして一番の問題は敵勢力が終盤の敵か?と思うほど強すぎて今現在でも全く勝算段がないということ。
スピネルの時点でもうフリードでも勝てるか怪しくなったのに、まだ強力な幹部になにより首領のギベオンもいる。
それらのもろもろを考えると、やっぱ序盤はパルデアで完結すべきだったなぁと思いました。
あぁいった悪の組織を相手どるには、あまりにも実力差がありすぎる。


ですが今現在は新章にはいり、ようやくパルデアのジム巡り編になったので、ゲームをやってた人こそ今から!見てもらいたいです。
ようやく念願のジムリーダー組解禁だからな!
もうどれだけ待たされたか!
それに大人組はライモンに停泊してる関係上、3人旅がメインになる関係で大人が過度に干渉しないサトシ時代の旅に近い感覚に戻るため、そういう意味でも見やすくなったかもしれないです。

まだ賛否両論だし課題があるのはわかってます。
だが!初期と比べて安定はしました!
今は3人旅になったので人間キャラも抑えめになって見やすいです!
これからゲーム本編にいたキャラもどんどん出てきます!


今ちょうどポケモンのコンテンツはZ-Aが出るまでは何もないので、そういう意味でも今こそ見るときなのかもしれないです。
ポケモンでちょうど見るものがないと思ったら、試しにアニメにも目を向けてみるのがいいかもしれないです。







マジでパルデア編だけでも見てくれ
ひとまずは面白くなってくれたから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?