【ポケモンSV】テラレイドバトルでオススメしない行動XIII選【NG集】
みなさんはポケモンＳＶをご存じでしょうか？
こちらはポケットモンスターの最新作で、今作は色をタイトルにして「スカーレット／バイオレット」となりました。
ポケモンの総数もついに４ケタを突破したり、今回は思い切ってオープンワールドにして実質全ポケモンが連れ歩き可能になったりと、新たな試みもいろいろ見れて盛り上がった作品です。
そういう目玉システムもいろいろあったり、動画等で盛り上がっていった結果、2023年2月時点でなんと2000万本突破という快挙を成し遂げ、やっぱポケモンすげぇとなることもありました。
今作で第９期となるＳＶですが、今作独自のシステムとして実装されたのはタイプを変更するテラスタルで、変更するタイプのセットのために膨大なピースがあってこれが現在進行形で軽く炎上してたり、鋼タイプにすれば６００族というパワーポケモンが能力の暴力で余計に暴れまわったり、逆にこれのおかげで思わぬポケモンがコンボで活躍したり･･･
と、これまたヘンテコな環境になりましたが、今回の趣旨から外れるのでこちらは割愛といたします。
そんな本作の目玉コンテンツとして登場したのが
テラレイドバトル
前作の剣盾のマックスレイドバトルにあたるCo-op系のコンテンツで、１体のテラスタルでタイプ変更されたポケモンを４人でどうにかして戦うというボスバトル形式となっております。
え？４ｖｓ１じゃ楽勝じゃん？とお思いのあなた
これがそうもいかないし、そもそもこれが面白くないとネガキャンされる原因の大部分を占めてるぐらいには理不尽の詰め合わせセットとなっており、とても小学生向けのゲームで出していい難易度じゃないトンデモコンテンツだったわけです。
じゃあこれの何が問題だったかというと
・４人で戦う関係上、ＨＰがすさまじく高くバフ無じゃまず削れない
・変化技全部無効＋防御力超強化のインチキバリア
(なお黒い霧は通る模様)
・↑のバリアを削るためにテラスタルしよう！と公式で言って
おきながらテラスタルのエネルギーを吸い取る露骨な妨害
・バフを全剥がし＋特性無効(１ターン)の理不尽を押し付けてくる
「いてつくはどう」(個人的にはこれが一番キレそうだった)
・その他デバフ状態異常のリカバー等も搭載
・しかもこれらの行動をターン順を無視して割り込んでくるため
理不尽感も強いし重くなる原因にもなってる
・退場すればその分「タイムケージ」が削れて敗北しやすいので
１回でもやられるとギスギスした責任転嫁ゲーになる
もうね、マトモに遊ばせる気０でしょこれ
幸いにもクリア報酬自体は豪華で、対戦に使うポケモンを作るハードルも大きく引き下げてくれましたが、これ自体が連帯責任なのでギスギスのほうが生み出されるという悪循環にもなっているという地獄そのものです。
残念ながら公式は簡悔精神これが面白いコンテンツだと思っているそうなので、もうこれはトレーナー間で情報共有したうえで楽に円滑にクリアできるよう事前対策の徹底をしないといけないわけです。
もちろん倒すためにはポケモンをしっかり育ててーとかテラスタルも考えたうえで弱点も考えてーとかいろいろあるでしょうが、それなら☆４～５テラレイドやって準備すればきっと誰でもできることだと思います。
ということで今回のテーマはこちら
むしろ「やってほしくない」ことに観点を重視した内容をお送りします。
今回も１３選形式でやっていきます。これにはゼアノートじぃじもニッコリ
１．ﾀﾋなないことを優先して
まずわかりやすく説明するために、ここで１つ例題を出します。
例題
今回参加するレイドは「☆６のガブリアス(水テラスタル)」とします。
以下のポケモンの中で、どのポケモンが選出として適してるでしょうか。
ちなみに正解は複数あるものとします。
１．ミライドン
２．テツノカイナ
３．マリルリ
４．サーフゴー
５．ウェルカモ
６．ヤドラン
制限時間等は問いませんので、いままでの経験に基づいてゆっくり回答していきましょう。
真面目にレイドをやったうえでクリアできて役割分担を理解できてるなら難しい問題じゃないはずです。
では回答しましたか？
回答しましたね？
ではここから説明していきます。
解説
１．ミライドン
伝説なら雑に使えば強いという定説はまず捨ててくれ
これが一番やりやすい失敗例の１つで、結構これで失敗する人も多いです。
じゃあなんでダメかというと、こいつが電気ドラゴンだから。
ガブリアスといえば地面ドラゴンと、だいたいのポケモンに等倍以上を出せる技範囲の広さが特徴で、地面ドラゴンだけでもスキがないレベルで攻撃範囲自体かなり優秀だったりします。
じゃあこれがミライドンにどう関係してくるかというと
電気→「じしん」で１発ＫＯ
ドラゴン→こいつ「げきりん」持ってるんですが
と、威力１００以上の技で的確に弱点を突かれてお陀仏というわけです。
運よく耐えてもその１発でＨＰが半分削れてる時点で論外ですし、バリアを張られた後のことを考えるとまぁ生き残ることは不可能でしょう。
それだけ相手のＨＰも多いし、バリアという圧倒的アドバンテージも考えると「弱点を突かれる」ということは基本あってはならない。
それがテラレイドバトルの原則というわけです。
･･･別にミライドンがダメというわけではないんですよ？
ただ、テラレイドは適材適所が露骨に出るコンテンツなので･･･
(今回のさいきょうジュナイパーは完全ミライドンゲーなので強いところではホント強いという弁論はしておきます。)
２．テツノカイナ
弱くはないんだが今回はかみ合わない
理由は↑と全く同じで、電気はじしんで弱点つかれるのでＮＧ。
実際こういうケースでもなければ基本的には著者としてもテラレイド用に１体は持っておきたいオススメ横綱なんですが、こいつの問題は火力を出すために「はらだいこ」でＨＰを自分からゴッソリ削るということ。
バリアを使われる前に１発で倒せる算段があれば話は別ですが、ガブリアスは「硬い・早い・火力も高い」と一切のスキがないポケモンですので、いやなおとで相当防御削ったとしても倒せるかは正直賭けなところがあります。
そこで回復も間に合わず上からじしんを食らって昇天！なんていう事故が頻発しやすく、やっぱりここでも「弱点をつかれる」リスクが完全デメリットに働いてしまうわけです。
３．マリルリ
ぶっちゃけこいつが最適解ポケモンです
戦術としては↑のカイナと全く同じで、ＨＰをはらだいこで削ったがゆえに事故が起きることもあるリスク持ちアタッカーとなります。
しかも水タイプに弱点を付ける要素もない･･･ではなぜこっちがオススメされるのか
それはマリルリが水フェアリーだからです。
フェアリーということは威力１２０のげきりんはこいつには一切効かないし、他の技でマリルリに刺さる技もなく、気を付けるべきはタイプ一致威力１００の「じしん」のみ。
あとは誰かにリフレクターを張ってもらうのもいいし、プレイヤーには救済カードとして「おうえん」があるのでこれで防御をあげておけばいい。
ドレインパンチみたいな回復技がないから役割も違う？
なんのための道具だよかいがらの鈴でも持たせておけ
とまぁ、事故でうっかり１乙するリスクはあるが、耐久も十分あって１発の威力が重いマリルリは結構オススメだったりします。なお、アプデ前はバグでじゃれつくが挙動おかしかったので嫌われてた模様
４．サーフゴー
環境ポケモンなら勝てると思った？んなわけあるかぁ！
はい、これも理由は同じで、鋼なので「じしん」で１発ＫＯ
ふうせんで防げるという理論も、こいつには「かえんほうしゃ」があるし、そもそも落とした後じしんぶっぱで終わるのでふうせん自体が持たせ損。
サーフゴー自体が悪いとは言わないが、こいつはキノコ族とかブイズ等のねむりデバフ対策等の特定の役割を持たせたうえで選出をオススメします。
つまりここで選ぶのは･･･完全にミステイクですね
５．ウェルカモ
誰もが思うであろう「ウェルカモ！？ウェルカモナンデ！？」
言っておきますがこれはネタではないです。
どちらかというとこれは「サポーター」としての役割に期待したうえでの選出で、攻撃力を下げてとにかく全体の生存率を上げるのが今回の目的となっております。
ではどう使うのかというと
・持ち物は「しんかのきせき」１択
・「フェザーダンス」で攻撃力大幅ダウン
・バリアを張られても「ひやみず」で対応可能
・可能ならずぶといＨＢ特化で１発でも多く耐えられるように
※努力値とか性格補正とかわかりづらい部分もありますが、できれば事前予習してがんばってついてきていただければと思います。
完全に他人任せな編成となっちゃいますが、誰１人として退場しないというのはテラレイドでは大きなアドバンテージなので、火力出すのに自信がない！という人はこういう戦術もアリということは覚えておきましょう。
(※ただしサポート２人以上はオススメしないです)
他にオススメなサポーターとしては
・ママンボウ：スキルスワップで実質特性無効
・ドヒドイデ：自己再生持ちなうえシンプルに硬い
・オーロンゲ：リフレクターも張れるし妨害ならなんでもできる
特殊メタにするならひかりのかべ＋ソウルクラッシュ
・ポッドデス：特性をデメリット系に書き換えたうえで壁系も張れる
デメリットが痛いので、できれば特殊メタ運用推奨
時にはこういう戦い方もあるということです。
６．ヤドラン
対エースバーンで活躍した物理メタ担当
対戦でも有名なレベルで物理方面が硬いのでとにかくそれが活きる。
「ひやみず」で火力ダウンデバフも狙えるし
「てっぺき」「なまける」で生存性能も底上げし
技内容次第では「アシストパワー」で上げ切ったバフ効果を一気にぶつけてワンキルも狙える。
(というか対エースバーンではそれが最適解だった)
そしてなにより今回のガブはこいつに弱点を突く術がない。
とにかくこいつも持ってて損はない１体ですので、余裕があれば育ててみましょう。
というわけで正解は
３・５・６
でした。
結論
では、これを通じて著者が何を言いたいかと言いますと
どんなに強いポケモンだろうと、弱点を突かれればそれまでなわけです。というか弱点食らってもピンピンしてるカイリューみたいなやつは調整ミスレベルで単純にあたおかなだけで、２倍の弱点ダメージは食らえば相当な痛手で、４倍ともなればまず生き残れるほうが稀なほうなので、本来は弱点ダメージをもらうこと自体が決してあってはならないことなのです。
だが、だいたいの人はここでミスをして
よーし！水テラスタルだから電気ポケモンだー！
と安直なチョイスをするからあっさり返り討ちにあい、タイムケージをいたずらに削って全体の足を引っ張るだけになるので「こいつ何しに来たんだ･･･？」ということになりやすいわけです。というか最悪の場合、開始前に部屋解体ではじかれます
お願いですからやられない選出をしてくださいorz
火力が伴ってれば等倍火力でもなんとかなりますし、テラスタルまで持ち込めば案外何とかなりますからこれ！
２．低耐久アタッカーはＮＧ
お ま え の こ と だ ぞ マ ス カ ー ニ ャ
だいたいタイムケージをいいだけ削って迷惑かけて地獄を展開するのはこういうタイプで、旅パor対戦で強かったからこっちでも！という軽いノリでこういう選出するのはいまだいるわけです。
たしかに火力は一番大事ですが、テラレイドバトルにおいて求められるのは
なので、耐久も回復手段もないアタッカーは迷惑以外の何物でもないわけです。むしろ何もしないでいてくれたほうがマシまであります。
レイドおすすめとしてマリルリとかテツノカイナとかラウドボーンがよく代表例としてあがるのはそれが理由でして
・HPを半分以上残せるレベルの耐久
・相手のバフデバフを無視する特殊能力(てんねんラウド等)
・自力で回復する手段がある(ドレインパンチ等)
・むしろデバフをまく攻撃手段がある(ひやみず、アシッドボム等)
レイドとして最優先に求められるのはこの４つで、とにかく「やられない」ことさえ守れば案外何とかなるようにはなってます。
３．Lv１００は最低条件
今作はとにかくレベル上げがとんでもなく楽になっており、レイドを真面目にやっていればアメなんていくらでも集まりますし、フィールドにもたくさん落ちてたり、学園大会の報酬でもらえたりと「対戦に使うポケモン全部育てるぞー！」とかトチ狂った無計画なことさえしない限りは、基本的には数匹育てる程度ならけいけんちアメは割と余りやすいアイテムなわけです。なんならさいきょうレイド回せばすぐリカバーできる
それゆえ、そもそも☆６レイドに参加する時点でＬｖ１００じゃないということ自体がそもそもがおかしな話なわけです。
負けたら意味ないというのはわかってるはずですよね･･･？
でもたまにいるんですよね･･･ミライドンとかカイナなら耐えられるだろう攻撃で普通にワンパン退場させられてる例が。
いないとは信じたいですがレベルが足りないとそもそも何もできずいたずらにタイムケージを削るだけになるので、最低でもＬｖ１００と適正な性格補正だけは守るようお願いしたいところです。
４．さいきょうはここじゃ最強ではない
正直言います。
やらかしの中でこれが一番多いうえに目につく問題行動です。
そもそもなんでこいつらが「さいきょう」とか言われてるかというと
明らかに仕様外のチート行動を平然と行ってくるからなんです。
実例として挙げると以下の通り
・エースバーン：HP半分以下でビルドアップ連続を割込み
・ゲッコウガ：初手先制どくびし＋割込みかげぶんしん
・ピカチュウ：最初から100%インチキバリア
・ジュナイパー：HP半分以下でメガガルーラも苦笑いの２回行動
・リザードン以外全員：そもそも技を７つ持ってる
☆７故に簡単に倒されると困る簡悔精神という事情から、簡単には倒せないよう特殊な行動や仕様を混ぜ込むようにしており、最適解を導き出さないと勝てないようになってるため、そもそもこいつに勝てること自体がおかしいわけです。特にエースバーン
じゃあそんな特殊すぎるチートがはがれ、手持ちポケモンとして使えるようになったらどうなるか？
ただの貧弱な低耐久アタッカーという現実しか残らないわけです。
これは２．の低耐久アタッカーはＮＧにも抵触してるため当然これも(ジュナイパーまでの現段階では)選出すること自体がギルティなわけです。
まぁ、もうこの際ハッキリ言いましょう
そもそもレイドに適してないからＮＧという話なので、絶対に持ち込むようなマネはしないようお願いします。
５．４災だけはマジでやめてぇぇぇ！
で、こいつらが例の問題児である４災となります。
一応知らない人もいるはずでしょうから説明しますと、こいつらは今作第９世代における準伝説枠となっており、レホール先生関連のクエストでこいつらの話が出てくるわけです。
いわばパルデア王朝に献上された宝物だが、実はこいつらは負の感情を吸い続ける呪いの物品で、最終的にこうしてポケモンとして実体化したあげく呪いで国１つを滅ぼしたり･･･とまぁ存在自体がいわくつきなわけです。
で、こいつらの入手方法は「レホール教員からほこらの場所を聞き出し」「その近辺にある８本のくさびを引っこ抜く」(１匹につき８本)
しかもくさびの場所はノーヒントと、わかっててもまぁ探すまでが面倒で･･･ということで、こいつらの入手は攻略情報にお世話になったという人も結構いたと思います。
他にも呪いの品ベースなので全員が悪タイプだったり、まだレートバトルでは出禁(そろそろ解禁されそう)だったりとまだ話はあるのですが、今回の本題はそこではなくこいつらの特性にあるわけです。
こいつらの固有特性として「わざわいの〇〇」というものがありまして、これはこの特性を持ってるこいつらが出てるだけで対応するステータスを永続的に１．３倍下げるというもので、シングルでは純粋なノーリスクデバフ特性、ダブルでも相手に雑にバラまける凶悪なデバフと、もう見ただけでわかるレベルの強力な特性となっているわけです。
で、これがどう問題になるのかというと
味方全員にこのデバフがバラまかれるので、最悪これが利敵行為になる。
ちゃんと掲示板で待ち合わせしたうえで、計算したうえで選出してるのならまだいいがランダムレイド(以下野良レイド)で出していいポケモンでは決してない。
特に物理攻撃を削るチオンジェン(左上)と特殊攻撃を削るディンルー(左下)はそもそも選出した時点で戦犯。
たしかに火力は削れるので生き残りやすくはなってくれるのですが、こっちの火力も削るので結局時間がかかるだけで敗北を濃厚にするジリ貧になりやすいうえ、そもそも決定打もないのでやっぱ４災は無計画に選出するべきものじゃないと思います。
というか攻略サイト、しれっとイーユイをオススメしてるんだよね。
あなたを詐欺罪と偽証罪で訴えます！理由はもちろんお分かりですね？あなたが初心者をこんな情報で騙し、いたずらにタイムケージを削ってくるからです！覚悟の準備をしておいて下さい。近いうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい！貴方は犯罪者です！刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい！いいですね！(ﾃﾞｰﾚｰﾃﾞﾚﾚｰﾃﾞﾃﾞﾚｰﾚｰ♪)
６．デバフサポーター採用の注意点
というより名指しで言います。
ブラッキーは無計画に持ち込むのはアカン！
しかもひどいことに、各攻略サイトで最有力サポーターとしてこいつを紹介してるのも問題だと思うんです。
あなたを詐欺罪と偽証罪で訴え(ry
じゃあなんでブラッキーみたいなデバフサポーターはＮＧかというと、これも１．とか前述で説明した通りで
実際これはレイドプレイヤーみんな頭を抱えてる問題で、こいつをどうにかして対策しないといけないというわけなんです。
で、攻略サイト等でオススメされてるブラッキーなんですが
バリアが展開されるとほぼ全部の技が腐り、てだすけでとうにか火力を出してもらうかのお祈りゲーになって機能不全になります。
それゆえにデバフまみれで固めるのは基本オススメされず、最近のレイドでは以下のサポートがオススメされるようになってます。
・リフレクター、ひかりのかべ：粘土持たせて張るだけ
・ひやみず、ソウルクラッシュ、バークアウト：火力デバフ攻撃
・アシッドボム：特殊防御がモリッと削れるので最優先推奨
まったく使うなとは言いません。実際この記事の時点でのジュナイパーレイドでは「きんぞくおん」が活躍してますし、コノヨザルもだいたい「いやなおと」搭載なので、ワンキルする算段があるならこれも１つの選択肢です。
･･･が、終始これに頼るような戦術はバリアで腐るのでやめよう！という話でした。
７．ニャイキングは基本連れてくるな
こいつも結構な問題児として選出されるようになりました。
そもそもこいつ自体がガラルのポケモンなので、本来入手はできないわけです･･･ではなんでいるのかというと
セイジ先生がパモさん床の隙間の汚れwatch！にカワイイカワイイネ･･･したことで満足し、セイジのクエストクリア後にこいつを手渡されることになるわけです。
もちろんこいつが特段強いわけでなく、火力も並みではがね技がささらない相手にはとにかく弱いわけです･･･じゃあなんでこいつが数を増やしてるかというとこいつの夢特性に理由があるわけです。
こいつの夢特性は「はがねのせいしん」
鋼技の威力を無条件に１．５倍するので、こいつの貴重な火力ソースになってくれるわけです。
しかもこれは重複するので、４体分の特性が重複したときの火力はすさまじくだいたいのポケモンを余裕でワンキルできるレベルの火力なのだとか。
逆に言えばこいつ
それを知らずに「火力を手軽に出せるから」と攻略情報をうのみにして採用した結果、むしろ「うわっまたこいつか･･･」と煙たがられるため、これは身内や掲示板等で４体完全にそろえられる環境じゃないと使うべきじゃないポケモン筆頭になってしまうわけです。
しかもこれ攻略動画でもしれっとこいつをオススメしてることがあるというね･･･友達は付録としてついてこないんですよ･･･？(無慈悲
８．こぼれダネ･･･罪深いヤツよ
これはバイオレット版では１人用モードでも起きる問題なので、これに関しては公式はマジで修正してもらいたいです。
オリーヴァの特性の１つに「こぼれダネ」というものがあります。
これは攻撃を受けるとタネがポロッとこぼれ、そこから「グラスフィールド」が展開されるので、草ポケモン主体の構築だとこれは結構な強みになりますし、そうでなくても回復効果もあったりじしんの火力が下がったりと、これ自体は結構強い技なわけです。実際剣盾時代でもこのフィールド＋グラススライダーでゴリラ無双だったし
ただ問題なのは
ということ。
じしんが火力ソースのポケモンは技１個が使い物にならなくなるし、今作のポケモンは「パラドックスポケモン」というポケモンの別形態があり、その中でもテツノカイナみたいなポケモンはエレキフィールドのほうが都合がいいし催眠防止にもなるという関係上、そもそもフィールド関連は極力持ち込まないほうがいいということになってくるわけです。
実際収穫オリーヴァはものすごく強いし、コライドンがいる場合は回復を意識しなくても勝手にオボンの実経由で回復してくれるので、草の耐久アタッカーとしてはかなり強力な存在･･･なのですが、↑の事情がある関係ですごく空気的に使いづらいので正直そこはつらかったりします。
そうでなくともフィールドや天候は「とったとらない」で喧嘩になりやすいので、基本それに依存しないポケモンがいいかもしれないです。
９．おうえんバフはちゃんと使って
これの存在が結構侮られてるのか、これ結構使ってないトレーナーが多いです。(いやしのエールは例外)
これ１回の効果は結構大きく、１．５倍のパワーアップは油断ならない数値だと思います。
実際、この上昇幅を見て「なんだよふるいたてる１回分じゃん」「コスモパワーかな？」とお思いの人もいることでしょう。
だが、それが４人全員が一斉に使えるものだとしたら･･･？
特に防御バフはホント恩恵がデカく、これのおかげで自己回復でなんとか建て直せたということもあるので、可能なら積極的に使っていってほしいものです。
逆に言えば回復のエールがリスキーでしかないです。
確かに無条件回復を見ればこれも十分強いのですが、20%～100%の幅からランダムというのは正直不安定の塊そのものなので、これはあくまで「状態異常をなおすための保険」程度のものと考えてくれたほうが助かります。
１０．状態異常対策
正直なところ、これは自分もできてるか怪しい部分ではあります。
特にモロバレルの胞子とかブイズやヘイラッシャのあくびとかはホントにキツいものがあり、こいつらの催眠をどう対策するかで今の手一杯で、いまでもどうしようか考えてるところだったりします。
ところが最近、それに対する防衛術も出てくるようになりました･･･
アマージョ
スイートベールとか確かに聞いたことない特性だなぁ･･･とは思った
これはこいつの夢特性で、まさかの味方全員催眠無効
しかもトロピカルキックにリフレクターと物理メタも行えるうえ光合成で自己回復もできる。
草で困ったらこいつをサポートにするといいかもしれないです。
ただしモロバレルはヘドロばくだんを飛ばしてくるのでそこだけ注意
コノヨザル
そもそもこいつはソロでレイドやる場合に真っ先にオススメされるレベルには強力な性能。
やるきによって眠ってもすぐ起きるので、なんとリククラゲの「きんしのちから」胞子すら無効にしてくるトンデモ性能。
やることも簡単で「ビルドアップ」「いやなおと」でバフデバフで下準備して、怒りがたまった「ふんどのこぶし」で火力無双とかなりパワフル。
ただしモロバレルはイカサマしてくるので注意
テツノドクガ
こいつもレイド用にすごくオススメされてる特殊火力おばけ
アシッドボムで火力を減らして攻撃、さらに自己再生技もあるとホント非の打ちどころのない性能となっている。
･･･でも催眠対策はどうするの？と思ったそこのあなた
そ の た め の 防 塵 ゴ ー グ ル
あくび対策は別で用意しないといけないが、少なくともキノコ系はこれで止まるぐらいには強力だったりします。
１１．こだわり、いのちのたま問題
これもたまに見かける問題でして、火力を優先するあまりこういうのを持ち出して、結果バリアで止まるというのは珍しくない光景だったりします。
ロトムなどで有名なこだわりトリックも通用しないうえ、入れ替えもできないから最初の技を延々とぶっぱし続けるしかないので、１．５倍程度の火力では変なところでバリアを張られて逆に迷惑になるまであります。
というよりバフデバフで準備して、可能な限りワンキル突破を目指す(それができない場合はてんねんラウドボーンでじっくり焼くぐらい)のがテラレイドの原則なのですが、こだわり系は絶望的なまでにかみ合わないのでマジでこれだけはやめてほしいアイテム筆頭だったりします。
いのちのたまは割と使ってる人も多いのですが･･･回復して宣戦を維持するのが重要なところでＨＰを削るアイテムなので、ワンキルが決まらない場合は相応のリスクを背負うアイテムということだけは一応注意点としておきます。悪くはないんだけど一応ね･･･
できればかいがらの鈴かメトロノームが助かる持ち物だったりします。
前者はダメージがそのまま回復になり、後者はハラバリー、クエスパトラ等主力技１個に頼らざるを得ないポケモンの火力ソースとしてすごくありがたいので、個人的にはこの２つがオススメではあります。
１２．メタモン問題
まずこれは見かけること自体少ない問題ですが一応注意喚起
５Ｖ確定であるが故に人気が高いメタモンレイドですが、こいつの特性「かわりもの」はホストに適用されるわけです。
つまりホストがクソザココイキングならはねるしかできない魚になるし、逆にここでコライドンとかミライドンを出せば、最強最悪のレイドが降臨し牙をむくなんてことにもなったりします。
まぁ、メタモンの場合ホストが強いのを出さなければいいわけです
･･･が、逆にあえてここで強いポケモンをだして
「この最強レイドポケモン倒せるかな」
企画をやるところもあるそうです。
プレイヤーが工夫してできた遊びという意味ではこれはこれで面白そうな試みだと思いますし、こういう遊び考えつくのもただただ関心しかないです。
(ただし野良レイドでは絶対やらないように)
１３．下調べはしっかりと
結局レイドというのはいかにポケモンのことを知ってるのかという知識ゲーの側面を持つコンテンツでもあったりするわけです。
１．でも言ったように以下に弱点をつかれないか、いかにして戦線を維持できるかにかかってくるので、結局レイドも頭使うゲームだということなんだと思います。
だがやっぱ長年やった人にはそこは勝てないし、復帰した人もブランクも開いたことで知らない特性や技があるので、そこまで頭が回らないということもあると思います。
つまりどういうことかというと
うん、こういう時はやっぱ先人の知恵(ネット)だわ！
なんだかんだ種族値から隠された仕様まで調べてくるからこればっかりは本当に頭があがらないです。情報いつもたすかっております･･･！
といってもこれだけじゃわからんので、最後のほうにはなっちゃいましたがオススメだけ一応並べておきます
・ハラバリー：絶 対 １ 匹 は 育 て ろ
・テツノカイナ：はらだいこ枠その１
・マリルリ：はらだいこ枠その２
・ラウドボーン：てんねんは雑に強い
・テツノドクガ：デバフ持ち万能特殊担当
・コノヨザル：さすがソロレイド用･･･
・オーロンゲ：サポーター入門として
・ヤドラン：長期戦になりそうならアシストパワー枠で
ひとまずこの辺りを試したうえで、あうあわないを考えていろいろ育て増やしつつやってみるのがいいかもしれないです。
１４i．総評
ハッキリ言います。こういう記事出して対策を促さないといけないぐらいにはいろいろと理不尽ですこれ。
これら一連の理不尽な難易度は公式の度が過ぎたおふざけのようにも感じましたし、ポケモンは基本子供のものという原点に１回ホント立ち返ってほしいなと改めて思いました。
こんなふざけた難易度ガチ廃人しかマトモにできねぇよ！
エラーで動作も悪いのも込みで、実際それで面白くないという声も結構あるので、テラレイドは１回もろもろ見直しかけたほうがいいのではと思いました。現状プレイできるからヨシ！は決して許されない問題ですし次回作はこれを反省点としてしっかり見直しを図ってもらいたいです。
というかこんなソシャゲ的なコンテンツはもうこれっきりにしてくれ
だが現状は対策で自衛するしかないので、ここで最後に簡単な振り返りとして重要な論点だけを軽くまとめようと思います。
１．弱点をつかれない、絶対にﾀﾋなない選出を
２．耐久と回復技は最優先
３．さいきょうポケモン、４災、ニャイキングは連れてくるな
４．ひやみず等のデバフ有攻撃技を把握しよう
５．使おう！おうえんコマンド！
ひとまずこの５つだけでも覚えて帰ってもらえればすごくありがたいし、今後はこの５つを意識するようにしてもらえればと思います。
では最後に、この一言で〆にしたいと思います。
本当に、本当にありがとうございました。
(パラボラによる自己回復、アシッドボムによるデバフ、リフレクターによる物理対策、電気ゆえの弱点の少なさ等の観点から)
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