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20220627 #canvaの功罪

canvaを使い始めてからしばらく経ち、やっと半分くらいの機能は使えるようになってきた気がする。

今まではパワポ一筋でなんでも作っていたのだけれど、最近フリー素材の取得が難しくなってきたので難儀していました。

もちろん、生み出してくださったクリエイターさんがいるわけなので無料で使えたことのほうが変でしたし、本当は知らずにフリーだと思い込んで使っていた可能性もありますが…。

そんな中、canvaはとても便利に思えました。というか便利すぎ。

誇張なしで「誰でも」おしゃれな画像が作れる。素人目でみても、これはデザイン革命と言ってよいと思います。

ただ、使っていて常々感じるのは「私の作品」感がめちゃくちゃ薄いということ。

綺麗に作られたデコレーションケーキのてっぺんに、ちょんと用意されたイチゴをのっける感じ。全部お膳立てしてもらっているんですよね。

だから、1ミリでもオリジナリティを出そうとして「イチゴじゃなくてさくらんぼがいい!」とか言い始めると「あれ?」ってなる。

すごい。こんな一手で全部ダサくなるんだ。

この時、私は改めてデザインの難しさを痛感しました。

パワポでいちから自分で作っているときには、なんか違和感あるなーと思ったら数手前に戻って作り直せばいいだけなのですが、canvaはそうはいかない。

戻るためには、まず作り込まれて完成しているテンプレートの仕組みをある程度読み解かないといけない。

これが結構厄介。
「なんでこの素材こんな感じで使ってるの?」「どうしてここにこれがあるの?」「え、こここんなに重なってたの?」

自分で作っていないので本当にわからない。

なので最近は、お気に入りのテンプレートがあってもそのまま使わずに、新しい画面でトレースするという面倒なことを試しています。ミリ単位の調整はパワポのほうが慣れているので、そっちに作り直したり。

なにやってんだ笑

でも、この方法だとちゃんと理解できるし、3割くらいは「私の作品」って言える気がするので好きです。

本当に、デザインは奥深い。色使いや配置は当然として、誰がどんな目的で使うかとか、その目的はどんなビジョンのもとでできたのか、どんな層にどんなメッセージを届けたいのか…そのためにはデザインとしてどう落としこむのか考えるのがとても楽しい。

もっと勉強したいな。


おわり

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