犬派から猫派に?ともかく猫はすげぇ
今うちには子猫1匹と子犬2匹、鶏40羽くらい、ヤギ8頭がいてそれぞれの動きを見ていると中々面白いものがあります。
例えば私が外に出ると、
犬は尻尾を振ってすごい勢いでやってくる
ニワトリは一瞬どっかに逃げて餌を撒くか様子を見てる
ヤギはベェーと鳴きながら逃げてく
猫はチラッとこっちをみてフーンという感じでまた寝る
こんな感じです。が、中でも今一番お気に入りは猫。彼女の動きは興味をそそられます。
犬派だった昔
猫派か犬派か?なんていうコンパでもうけなさそうな質問に答えるとすると、私はどちらかというと犬派でした。
小さいころ飼っていたってのも手伝ってるのですが、猫ってわがままで冷たい感じがしてたし、犬の方が賢くて可愛いって印象でした。忠誠心あるというか。だから犬派だったんです。
が、しかし、ここ数か月猫と犬を飼ってみて、猫すげぇ!となっています。
あ、断っておきますが、だから犬が嫌いになったってことではないです。
犬も可愛いですが、あくまでも
猫すげぇ!
です。
猫すげぇって何が?
猫すげぇ① 柔軟性
朝ヨガとかしていると自分の体の固さにため息がでますが、その隣で伸びをする猫の姿を見て、餌を食べている姿勢を見て、その柔らかさに羨望のまなざしを向けてしまいます。
猫の真似して餌を食べる格好をしてみたのですが、がに股で胸が地面につきませんでした。
隆起した肩甲骨、くにゃっと曲がる体。足も手も背骨もふにゃふにゃ。
持ち上げてみても軽いし、横にくの字に曲がるその柔らかさは本当に羨ましいです。スライムを持ってるみたいにマジで柔らかい。
猫先生です。
ちなみに犬は固くて重いです。もち上げてもくの字に曲がってくれません。
猫すげぇ② 俊敏性
こんなふにゃふにゃな体ですが獲物を狙うときのスピードは目を見張るものがあります。ピューっと飛んでいきます。テレビでみたチーターが鹿を追うミニチュア版です。最小の筋肉で最大の効果を出す力の入れ方を知っているんでしょう。めっちゃ早いです。
犬もまぁまぁですが、俊敏な動きに関しては猫に軍配が上がります。
犬も猫パンチにやられています。
猫すげぇ③ 身体能力
俊敏性の他にも、ぴょいっと飛んでちょっとした高いところにのぼれるし、この前は網戸を登って上に開いた穴から室内に入ってきました。
(おかげで網戸の小さな穴が猫サイズに広がりました。やめてぇ~~~)
そしてその高さから落ちてもくるっと回転して着地する素晴らしい反射神経を持っています。
一方犬は、抱き上げてポイッとやると、べちゃッと着地してキャイン!。
・・・なんか残念
猫すげぇ④ 捕獲能力
ガサッと物音がすると、ご飯を食べていてもパッとそちらを向きます。
そしてトカゲが逃げるのを見ると先ほどの俊敏力でトカゲを追いかけ捕食。
先日はネズミも捕まえてました。さらに驚くことに野鳥までとらえてました。まだ子猫だというのに素晴らしい捕獲能力を持っています。
犬はひたすら尻尾を振って上目遣いをしてご飯をねだるだけです・・・・まぁそれも可愛いんですけどね。
猫すげぇ⑤ やりたいことしかやらない精神性
最初、猫わがままやし・・・的なことを書いたのですが、まぁそれは変わりませんね。やっぱりわがままというか、自分に素直というか(笑)
お腹がすいているとミャーミャーと顔をこすりつけて来ますし、眠りたいと膝の上にぴょいと乗っかかって寝てますし。遊んでほしいとパソコンの邪魔するし。
そんな気分でないとどっかに行って寝てるし。
遊んでほしいとまた寄ってくるし。
先ほどの最初のシーンでも言ったように、お腹いっぱいだと私が出て行ってもフーンって感じ。お腹減ってると寄ってくる。
昔はそれがわがままやしって思ってたのですが、今は自分に素直で見習うところあるなぁって
やりたいことをやりたいようにやってる感じ。
やりたくないことは絶対やらない感じ。
これ幸せな精神構造だなぁって感心しています。
やっぱり猫先生です。
私が猫派になった理由
という事で、猫派になった第一番の理由は猫が先生だからです。
体の柔らかさとか筋肉の使い方とか、狩猟能力とか、精神の楽な感じとか…。
でも最近は単純にその可愛さに猫好きになってます。
やばいです。
全くなかった母性が目覚め始めてます(笑)
いかんやろ!っていって持ち上げて見つめた時の「知らん顔」とか最高です。
猫じゃらしでじゃれてるのも最高です。
私のいいたい事を黙ってきいてくれるところとか(多分全然聞いてないけど)も最高です。
ずっと遊んでたいのをいつの間にか私の方が「あかんあかん!」と我慢してます
。。。と、最後は単純な親ばか記事になってしまいましたね。
今まで飼わず嫌いでしたが、飼ってみると中々癒し系で「猫可愛い!」って言ってる人の気持ちが分かるようになりました。
最後に、野生動物を捕獲してくるし、さすがラオスの猫は野性な力が残ってる!って感心してましたが、こ、この姿は・・・
どうやら思い違いだったようです。
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