見出し画像

摘み草料理に挑戦(ラオスの民族料理)

今の騒動もしばらく治りそうも無いし、バッタはアフリカから大移動が始まったし、いよいよ食糧難ってのも現実味が出てきましたね。
まぁ不安がっても仕方がないので、食べれる草でも学びましょう。
(・・・実は食糧難だからってのは後付けで、ちょっと現地の草食ってやつを学んで楽しんでるだけですが)

さて本日はこの蔦系の植物

画像1

蔦はしぶとく残るので嫌なんですが、食べれるとなれば話は別。
農場も一部こいつが領土を占領し始めました。
「中々手強い蔦なんだ」

と思っていたのですが、どうやら話は違っているようで、
よく見ると、枝の先端がところどころ切られています。
どうやら農場のスタッフが先端をカットして食べているらしい・・・。

先端をカットするので、植物は負けじと蔦を多く這わせるってのの繰り返し。そんなわけでいつのまにか成長してしまったわけです。


画像2

そうか、この蔦食べれるんだ。
早く行ってくれよ。
というわけで、早速挑戦。使うのはこの先端の紅くやわらかい部分。

味付けは、塩・唐辛子・生姜のみ。
なるべく植物の味をそのまま味わってみました。

画像3

で、具にはナスと玉ねぎでスープの完成。
いやぁ、映えないね

見事に映えない。
美味しくなさそう
。。。

で、実際にはというと・・・
私はここ3ヶ月ほどラオスで生活しているので苦もなく食べれるけど、普通の日本人には厳しい味だろうなぁ・・・

って感じ。これはやはり薬に近いんじゃないかな?

ただ、草からの出汁はかなりいい感じです。
今回はできてから食べるまで時間があり、そのまま置いておいたので、アクが出たのかエグ味が強くなってしまったのが失敗だったかも。
私は料理のプロではないので、上手に味付けはできませんが、
出汁が出たら草を外し、馴染みある醤油系で味を整えるかすれば以外に美味しくなるかもしれないです。

ラオスでもこのように山からの摘み草を食べる習慣は日々減って行っています。知っている人がなくなる前に、少しづつ元々の彼らの食事を学んで行きたいですね。

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。