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免疫が大事やで、と口にすると「御用学者に洗脳されてるでしょ⁈」とお叱りを受けかねない昨今ですが、おばちゃんこんなこと思ってます

34歳の時、私は肺結核を患いました。

その当時別居中だった、世界中を旅していた元ヒッピーの夫(ベルリン生まれ、アメリカ育ちのドイツ人)が罹患していて、長い時間かかって私も発症したのでした。

肺に穴も開いてました。昼夜を問わず襲ってくる発作のような咳に苦しみました。夜になれば普通に、39℃以上の熱が出てました。

京都市内の、結核病棟のある病院に入りました。入院の際、担当医、看護師長さんに「1年くらいは入院する覚悟でいてね」と言われました。

かつて肺結核は不治の病でした。

時代が時代なら私も、石川啄木、高杉晋作や沖田総司みたいに死んでたんだろうなと思います。

入院中、保育園に行っていた娘は母に預け、会うことができませんでした。私は枕元に写真をいっぱい貼って泣いてました。

そんな折、今の夫のJが毎日見舞いに来てくれるようになりました。Jは十数年ぶりにばったり木屋町で再会した東京時代の古い友達でした。

で、何でそんなこと書いてるのか⁈

病室の私は不謹慎にも(笑)Jのおかげで毎日楽しくて元気潑剌で、超ポジティブでした。

早く外に出て娘とJに会いたい、と、それしか頭にありませんでした。

そしたら何と!

入院1ヶ月ちょっとで病原菌はほぼ消滅。「このままなら来月退院できるかな」と担当医に言われました。

そしてほんとに入院2ヶ月で退院したのです。

現代医学が私を生きながらえさせてくれたのはもちろんですが、やっぱり免疫力アップが大事なんだ、と退院以来、私は深く信じています。

これまでにもいろんなウィルス、病原菌が何度も襲いかかり、その度人間に壊滅的なダメージを与えてきたんですよね。

でもうちら、滅んでないんです!

私が子どもの頃は、麻疹、おたふく風邪、水疱瘡は大きくなってからだと重篤化しやすいから小さいうちに罹らせておこうっていうノリでした。罹っても放置でした。おとなになるための通過儀礼扱いだったんです。

今では考えられません。びっくりですよね😅

さて、COVID-19です。

これもやはり、甘く見てナメるのが厳禁なのはもちろんです。家で待機、人混みに近寄らない、こまめな手洗い、社会的距離の確保、清潔なマスクを着けるなど、積極的な自衛は基本です。

でも、怖がらず、怒らず、悲観せず、think positive thoughts がええ、と私は思ってます。
ウィルスに負けるな、と、戦闘態勢にならなくていいと思います。時間をかけて共存していくよりほかに道はないのですから。

最後に、最近目にしたうちでいちばん納得できたコラムのリンク貼ります。節約が金科玉条の我が家ですが、以前親友に聞いて読みたいなと思っていた「サピエンス全史」の古本、上下巻ポチしてしまいました。

『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿!

http://web.kawade.co.jp/bungei/3455/

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