親子で学び始めると「∞」が加速する
「勉強しなさい!!」
と子どもの頃、親に言われた経験はありませんか?
ぼくもそんな言葉を親から言われてきたわけですが、その言葉で「よっしゃー!やってるぞ!!」なんてことは思ったことはなく、むしろ「はぁ?うっせぇうせぇうっせぇわ」とやる気をなくすどころか親に反発したものです…。
だけど、どうしてそんなにもイラっとしたのか?今になって考えてみると、色々と理由を思いつくことができるけど、その中でも、
親が勉強している姿を見たことがなかったってことが大きいと思う。
もちろん、日中は仕事をして、家に帰ってきたら夕食を作ったり洗濯をしたりと毎日忙しいかったのだと大人になった今だからこそそれは分かる。
だけど、そのことをあまり分からなかった当時は、休日に録画したドラマを観てたり、昼寝したり、ごろごろとしている姿しか見たことがなかったので「勉強しろ!っていうくせに自分たちは何もしてないじゃん!」と思っていた。
だから、いくら親に「勉強しなさい!」と言われてもやっぱりぼくの心には響かなかったわけです。
そして、ぼくはずっと不思議に思っていたのです。
どうして、勉強って『子どもだけ』がするものなのだろう?
どうして、親は子どもの勉強のためにはお金を使うのに、自分の勉強のためにお金を使わないのだろう?と。
たぶん今、子どもの勉強のために使っているお金の何%かを自分自身(親)の勉強のために使った方が子どもは伸びると思っちゃうんですよ。
それくらい親が学ぶ姿は子どもにとって大きな影響力がある。
そして、親子で一緒に学べばその効果はもっともっと大きい。
そんなことを思って、今年の4月に開校したのが、親子オンラインスクール『cocowith』という親子で学ぶスクール&コミュニティ。
親が変われば子も変わる。子が変われば親も変わる。
cocowithでは、子どもたちは毎回「働くとは」「お金とは」「学校とは」「家族とは」といった正解のない問いを対話ベースで考えるというスタイルの授業を受け、保護者(親)はコーチングの基礎講座(傾聴のやり方など)を受ける。
4月から始まったまだ1カ月目のスクールだけど、親子で学ぶことで既に色々な変化が出てきている。
その変化の中でも一番は親も子も「まず自分から変わろう!」と考えるようになったことだと思う。
「家族とは?」について授業では、中学生がこんなことを言っていた。
「相手(家族)に変われ!って言っても無理じゃないですか…自分が変わっていかないと。だから、自分が優しい言葉を選べるようにしたい」と。
全ての授業は録画していて、後から保護者(親)も観ることができるようになっているのですが、授業の動画を観た保護者が誰よりも一番学びが大きいと思うのですよ。ぼくは。
そして、その学びは好循環を∞に作っていく。
まだまだ書き足りないけど、今日はこの辺で…。
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【ラオスのジーコ】
あたたかい循環を作るフリーランス/ブロガー「コノミチ」/親子オンラインスクール『cocowith』共同代表/ラオスで出家した青年海外協力隊 / プロコーチ/ 『先生、学校は行かなきゃいけないの??』運営 /『おいでよラオス』運営