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FF14 ver. 7.0黄金のレガシー感想(ネタバレなし・味うすめ)

 こちらは、プレイステーション4・5、Xbox、Windows、steam、Macで遊ぶことが出来るMMORPG ファイナルファンタジー14 ver.7.0黄金のレガシーのネタバレなし感想です。

「味うすめ」というのは、個人的な感情を控えたことを指します。

ネタバレはありませんが、完全ネタバレなしでプレイを楽しみたい方の中には雰囲気すら感じたくない人もいるでしょう。そういう方は今すぐブラウザを閉じましょう。

全体的な印象

 物語全体としては、新しい旅の始まりという印象が強く、FF14の物語(旧、新生エオルゼア~暁月のフィナーレ)のこれまでとは異なる形になったと感じました。それゆえに、今までのお約束が外れてしまったような肩透かしを受けた気もしましたが、それはお話が比較的分かりやすくまとまっていたからなのでは?とも感じました。

 戦い部分に関しては、新しく挑戦している事柄が結構あったので新鮮に楽しむことが出来ましたが、要所で難易度を下げたとしてもかなり難しく感じる部分もありました。今回プレイキャラクターのレベルが100を迎えることもあってか、物語が佳境を迎える頃には厳しい戦いが増えた気がします。戦いに関しては、慣れている人であればそれほど厳しい難度と感じないでしょう。

 音楽に関しては、FF14では流れていなかったジャンルの曲調が多く、物語と合わせて新しい旅を彩っています。時折曲の盛り上がりでストーリーを良く感じさせようとしていないか?という部分もありましたが、この点は人により感じ方が異なってくるものでしょう。

 グラフィックスアップデートにより、キャラクターからフィールドまでに様々な改善が施されましたが、その前の暁月のフィナーレから地続きで見ても表現が著しく変わる印象はありませんでした。ただ、自身のキャラクターなどに繊細なこだわりがある場合、変化に違和感を覚えることもあるようです。フィールドで表現できるものが増えたことで、使える空間も増えたのか、高さのあるフィールドが多く、今まで以上に探索を大変と感じることがありましたが、新しい土地を楽しむ時間として受け入れました。

ここちよくかんじたところ

 光、水、空気感の表現をまず挙げたいです。
特筆すべきは天候「霧」の表現です。グラフィックスアップデート前の霧は、視界が悪くなる。という感じだったのですが、新しい霧の表現は空間の下にちゃんと溜まる感じになりました。地味なところですが、全ての環境に影響を与える変化ですから「世界」の解像度がより良くなると言っても過言ではないでしょう。

 グラフィックアップデートによる影響なのですが、キャラクターの動きに合わせて着衣の音や草の茂み音が増えたのでしょうが、それらの音も素敵なものがあります。

不満だったところ

 往々にしてゲームでは起きうることなのですが、難易度調整が難しめな方向に寄ってしまって、上手にプレイできない苦しみがありました。それでも繰り返し挑戦することでクリア出来るのですからヨシとしましたが、残念ではありました。

 物語の展開は、安易すぎた気がしました。
暁月のフィナーレまでの入組んだ内容を紐解きながら、小難しい話を挟んだりということが少なかったからかもしれません。

 BGMの流れるタイミング、大きさで一部気になる所がありました。

おすすめ具合

 誰におすすめするかによるのですが。。。。ゲームで遊ぶことに時間をある程度割くことが出来るのであれば、FF14は遊べることが多く・無料で遊ぶことが出来る範囲も広い(新生エオルゼア・蒼天のイシュガルド・紅蓮のリベレーターまで無料で遊べる)ので、触り始めて気に入られたら有料プレイに切り替えてよいかと思います。

 すでにFF14を遊ばれたことがある方でしたら、新しい冒険の始まりとして新鮮な気持ちで始められるかもしれません。ただし、漆黒のヴィランズや暁月のフィナーレのような極めて大きな戦いというような方向ではありませんので、努めて軽く冒険に歩き出していく風で心構えされると良いでしょう。

 漆黒のヴィランズ・暁月のフィナーレと比べると、強くお勧めしたい!という程度ではありませんが、FF14の新しい旅の始まり(変化の始まり)を見届けるには良いと思っています。

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