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あの頃の自分と共に見たライブの話。

※この文章は9/1 21:00頃、ライブの余韻残る電車のなかで書いております。※



今日という日を、あの日録画が擦りきれるほどドラゴンボールGTを見ては、大好きな歌を歌っていた小学生の自分に、

ライブに子供だけでも行けるようになって喜んだ矢先、解散していることを知らされて愕然とした中学生の私に、

心の底から自慢してやりたい。


そして

ERBを聴いて改めて好きになり、あらゆる手段を使ってアルバムやライブDVDをかき集めたものの、

この映像のなか聴いてる人たちのなかに、私はいないんだと 独りでぼろぼろ涙を溢した私に、

やっと会える日が来たんだよと、安心させてあげたい。


今回この 『FIELD OF VIEW Extra rare song selection live』という、あまりにも幸せに溢れたライブに直接赴けたことで、私の中のFIELD OF VIEWというアーティストの大きさを改めて実感した。

浅岡さんのソロでは心臓を鷲掴みにされる、という表現をしたが、今回は色んな方向から心臓を揺さぶられるような、色んな刺激を受けるライブだったと思う。

バンドの皆さんがステージに立っている間は、
小橋さんがライトに照らされてにこにこ笑っている間は、
そして 浅岡さんがあの頃の表現のまま、飛んだり歩き回ったりしている間は、

小学生や中学生だった其々の自分に戻ってしまった。

ERBに収録されていなくても、地上波で紹介されることがなくても、

たくさんある楽曲の歴史や作られた日のことを覚えていて、大切に歌ってくださることが あの日聴けなくて泣いていた自分を救ってくれたし、
いつ好きになっても、其々のタイミングだから、それが『縁』だからいいんだと、

FIELD OF VIEWが大好きな、この大きな大きな思いを大切にしていける気がした。



さて。

定番曲の殆んどない、レアなセトリを予想する場面で私は

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こんなことを書いていたんだけど、何個か当たってるのは置いといて、私は『愛のカケラ』が聴けたのが嬉しくて嬉しくて。

なんで私がこれを選んだかって、浅岡さんのラップが聴きたかったからです(爆)。

「CAPSULE MONSTER」はピコピコ音がばりばりで、FIELD OF VIEWでは珍しい曲調の作品が多いけれど、

『突然』しか知らない貴方、アニソン枠しか知らない貴方、

この格好いい曲たちを聴けーーーーーーーーーっ!!!!!!!!と、元気玉にしてぶつけたいくらい好きなアルバムなんですよ。

まさかそこから、聴けるとは思わなかったなぁ。セトリ曲予想は、予想というより欲望のままに聴きたい曲を並べただけだったので。

今じゃなかなかやらないラップも含まれる曲が、あの頃の格好よさを倍増させたような、ほんともう……失神しそうなほど格好よかった……。
あんな『愛のカケラ』聴いたらときめいてしまう。涙腺崩壊も合わさって、どうにかなってしまうよ。

あーーーーほんと、参ったなこれ……
ビジュアルとかそういうのだけじゃなく、曲の雰囲気だとか真摯に演奏する姿だとか、キーを下げることをしない歌声だとか、
何もかもが格好よくて、素敵で、好きで好きで仕方なくて、ぼろぼろに溢れそうな涙を堪えるばかりで。

超越した格好よさを目にすると、人間って泣きそうになるんだな……知らなかった…。




「あの頃の自分から挑戦状を叩きつけられてる」と浅岡さんは仰っていたけれど、私にはあの頃から今までのFIELD OF VIEWを包んで、背負って、全てを飲み込んで大切に守ってくれているように見えた。

あの頃大好きな曲を何度も聴いて、思い出と共にある私たちを、壊さずに昇華してくれているように見えた。

すごい人たちだなぁ。歌詞の表現は確かに当時のものだけれど、こんなにも心を掴んで離さないどころか、ぐらぐらと揺さぶってくる演奏と歌声なんだから。

この日人生で初めて、目の前でFIELD OF VIEWを見ることができたという素敵な『縁』をずっとずっと大切にしていこう。

聞こえるか8歳の私よ。
テレビから流れてるその曲を歌ってる素敵なお兄さんたちを、私はずっと好きでいつづけるんだぞ。覚えておきなー。



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